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2人でも大人数でもOK! 新天地に来たらぜひ寄りたい、シックなインテリアが大人な雰囲気の上海料理レストラン。

こんにちは、上海ナビです。
在住者のナビでも、誰かを案内するときの上海料理店選びってなかなかに難しいんです。よくリクエストされるのは、「本場の上海料理を食べたい」「日本人観光客ばかりの店はやだ!」「静かなお店がいい」の3つ。皆さんもそうなのではないでしょうか。そんなリクエストがあったときにナビがいつもパッと思いつくのが今日ご紹介する「夜上海」。地元セレブに人気で、静かなジャズを聞きながら本場の上海料理を楽しめるお店なんです!

「夜上海」に行こう!

最寄りは「黄陂南路」駅

最寄りは「黄陂南路」駅

「夜上海」があるのは、上海を代表するリノベーションスポット「新天地」。敷地の北側に位置するので、最寄りは「新天地」駅ではなく地下鉄1号線「黄陂南路」駅です。駅からの行き方はこんな感じ。
①2号出口を出て右へ

①2号出口を出て右へ

②最初の角、黄陂南路を右折します

②最初の角、黄陂南路を右折します

③興安路を渡って、

③興安路を渡って、

④左手に「アンダーズ上海」を通り過ぎます

④左手に「アンダーズ上海」を通り過ぎます

⑤右手に「新天地」入り口が。入らずにそのまま進みます

⑤右手に「新天地」入り口が。入らずにそのまま進みます

⑥50mほど進むと右手にお店が

⑥50mほど進むと右手にお店が

看板が小さいので見落としに注意

看板が小さいので見落としに注意

こちらがお店の入り口です。隠れ家的で高級感満点ですね

こちらがお店の入り口です。隠れ家的で高級感満点ですね

新天地のメインストリートからくるとこんな感じ。一見レストランなのかわからない佇まいです

新天地のメインストリートからくるとこんな感じ。一見レストランなのかわからない佇まいです

「新天地」のなかでも隠れた位置ある「夜上海」は、観光客よりも地元のリッチな上海人や在住外国人に人気があります。しかも、お店の入れ替わりが早い新天地内では唯一、新天地の竣工時から営業しているお店なんです。昔から常連のファンがたくさんついているんですね。

石庫門住宅を使ったシックな空間

エントランスを入ったところ

エントランスを入ったところ

入り口を入ると、こんな空間が迎えてくれます。向かって左手が1階フロア、右手に2階席への階段があります。
左手に一階ダイニング

左手に一階ダイニング

右手に2階への階段

右手に2階への階段

2階席は特に夜が雰囲気満点。屋根は古民家だった当時のままの風情を残しています

2階席は特に夜が雰囲気満点。屋根は古民家だった当時のままの風情を残しています

会食にぴったりの個室も3部屋用意されています。特に1階奥の個室は「新天地」の散策ルートに面しているので、食事中のお客さんと観光客が手を振ったりして交流することもあるのだそう。
路地に面した個室

路地に面した個室

外から見るとこんな感じ

外から見るとこんな感じ

週末の夜の2階席は要予約です

週末の夜の2階席は要予約です

2階フロアの一角にはピアノの置かれたスペースが。ここでは、毎週金土日の19時半よりジャズの生演奏があるそう。前半は上海人の年配ジャズマンによる渋いピアノ演奏、後半は地元ジャズシンガーによる歌という構成です。食事中の会話を邪魔しない静かな演奏なので、ムード満点の夜を過ごせますよ。

上品&正統派の上海料理

それでは早速、数ある人気料理のなかからナビイチ押しのメニューをご紹介していきましょう。どれも、個人的に友達や家族を連れて来たときに喜んでもらえた料理ばかりです。

あんかけ自体にも小エビやパイナップルがたっぷり入っています

あんかけ自体にも小エビやパイナップルがたっぷり入っています

松子野生黄魚(天然イシモチの甘酢揚げ) 480元
江南地方の名物料理といえば「松鼠桂魚」ですが、「夜上海」では同じ調理法で桂魚より味のいい黄魚(イシモチ/キグチ)を使用。サクッとした歯触りと淡白な白身の旨味、甘酢あんかけの味わいが口に広がります。上海に来たら、まずはこの魚料理を食べなくちゃ始まりません。
秋の味覚と言えばこれ!

秋の味覚と言えばこれ!

大闸蟹(上海蟹)  時価(200元前後〜/杯)
秋冬の上海の味覚と言えば上海蟹。「夜上海」には毎年10月から入荷するそう。選び抜かれた上海蟹は蟹味噌がたっぷり詰まっています。ほかに蟹味噌をつかった料理やおつまみも登場しますよ。
蟹味噌炒めをパンに詰めて食べる「蟹粉叉子焼餅」

蟹味噌炒めをパンに詰めて食べる「蟹粉叉子焼餅」

蟹味噌入り麻婆豆腐「蟹粉麻婆豆腐」

蟹味噌入り麻婆豆腐「蟹粉麻婆豆腐」

スモーキーな味わい

スモーキーな味わい

香酥大鴨(ローストダック)  88元
皮はパリッと、身はジューシーに焼き上げられた鴨肉料理です。付け合わせの饅頭に挟んで食べても美味。万人受けする定番料理ですね。お酒好きの方ならワインがほしくなってしまうこと請け合いです(「夜上海」はワインも豊富に揃えています)。
とろける食感♪

とろける食感♪

東坡肉(豚の角煮)  38元
日本でも「トンポーロー」の名前で知られる豚の角煮。上海料理店では一般的に「紅焼肉」の名前で大皿に盛られたものが主流ですが、こちらは上品な味付けで一人ひとつずつサーブしてくれます。とろける口当たりが絶品。紹興酒を追加オーダーしましょう(笑)。
甘口ソースが美味

甘口ソースが美味

干焼蝦級(エビのチリソース)  165元
上海料理で言う「エビチリ」は、辛すぎない甘めソースが特徴です。「夜上海」のエビチリも甘くて子どもも大好きな味。一匹の食べ応えにびっくりする大ぶりのエビを使っているのも特徴です。ひと口では口に入らない大きさのエビなんですよ。
皮も餡もていねいに作られています

皮も餡もていねいに作られています

肉汁小籠包  20元/4個
その名のとおり薄皮のなかに肉汁がたっぷり詰まったスペシャルな小籠包です。観光地の有名店やチェーン店のものとは食べればはっきり違いがわかるので、ぜひお試しを。ほかに焼きギョウザ、生煎(焼き小籠包)など、ていねいに手作りされた点心が豊富に揃っています。

日本で予約しておけば満席のときも安心

日本で予約しておけば満席のときも安心

おトクにお勧め料理を堪能するならこちらを利用してみて下さい。オーダーや人民元での支払いの手間が省けるので、安心して気兼ねなく食事を楽しめますよ。
もう一つのナビのお勧めはブランチ。毎週土日の11:30〜14:00限定のブランチセット(98元〜)は、上海在住欧米人の家族連れに大人気。早めのランチや、ホテルの朝ご飯にちょっと飽きたときにぜひ利用してみて下さい。
ブランチで楽しみたい点心の数々。単品オーダーもできます ブランチで楽しみたい点心の数々。単品オーダーもできます ブランチで楽しみたい点心の数々。単品オーダーもできます

ブランチで楽しみたい点心の数々。単品オーダーもできます


いかがでしたか? 「夜上海」の魅力は、長年この店で働き続けているスタッフが多いこと。店長やフロアマネージャーの入れ替わりが早い上海では、なかなかお店の人に覚えてもらうことが大変なのですが、「夜上海」はいつも同じスタッフが出迎えてくれるんです。常連さんたちから信頼を得ている理由はこのへんにもありそう。皆さんも、上海に「行きつけの上海料理店」を持ってみませんか。
以上、上海ナビがお伝えしました。





記事更新日:2013-09-26

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-07-15

利用日
女性 男性