蘇州の主要名所へのアクセスもバッチリ!決して高くない宿泊費に対して日本人にも満足できる室内環境で、ちょっとしたお得感のある準4つ星ホテル。
こんにちは、ナビです。
蘇州観光ビギナーさんにとって、その中心は数多の園林巡りに中心街 “ 観前街 ” での食事などではないでしょうか?
今回ご紹介する2007年オープンの準4つ星ホテル 「蘇州錦江白玉蘭酒店」 は、中国四大庭園の1つ 「拙政園」 や太湖石の造園が見ものの 「獅子林」、市内を一望できる 「北寺塔」 だけでなく、観前街までも含め全て 徒歩15分以内 の名所観光に好立地なホテルなんです。
観光途中でタクシーが見つからないということがあっても、少なくとも上記の観光地からなら徒歩でも移動可能! それだけでなく、比較的リーズナブルな宿泊料にして客室環境が割りと快適なのも魅力なんですよ。
では、ホテル内へとご案内していきましょう。
~ホテル フロア別案内~
<主楼>
3~5階 客室
2階 客室、レストラン
1階 ロビー、フロント (ビジネスセンター)、ロビーバー
<副楼>
1~4階 客室
白塔西路沿いにある伝統スタイルのホテルの門をくぐると、正面に建つのが主楼です。ロビーの1階部分も中国式スタイルのさっぱりした雰囲気。ホテルに到着したら、まずはフロントデスクでチェックインです。当然ながら日本語は通じませんが、話さずとも予約シートとパスポートの提示、デポジットの支払いでクリアできます。
主楼の裏側には駐車場と団体客専用の副楼があります。こちらのホテルは全体的に蘇州伝統の “ 白壁に瓦屋根 ” という建築スタイルで、ちょっとした箇所に庭園で見られるような装飾があしらわれているんですよ。
■ 客室紹介
個人旅行客が利用する主楼内には、スタンダード(A、B)/シングルルーム(A、B)/スイートルームが全部で148部屋用意されています。スイート以外はそれぞれAとBに分かれているんですが、同じクラスの客室でもAの方がBより少し広くなっているそうで、その分料金も少し割高になっているんです。
今回は3タイプの客室を拝見してきましたので、さっそくご紹介しましょう。
1505号室/Standard Room B (約24㎡)
シングルベッドが2台配置されたツインルームは、ベッドの足元からデスクやテレビまでの広さも十分。深いウッドカラーの家具で統一された客室も、清潔で落ち着いた空間を演出しています。
ホテル内で最もお手ごろ価格な客室でも、ちゃんとベッドランナーやクッションが用意されている点は、ちょっとしたことですがポイント高し。
Bタイプの客室は少し狭いせいか、ベッドからティーテーブルまでの距離がちょっと近いのですが、そこはご勘弁を。客室ドア付近にクローゼットやティーセットの用意されるシェルフが配置されるスタンダードな内装です。クローゼットにはちゃんとバスローブもありました。
大都市のホテルに比べると、若干ランクが落ちる蘇州のホテルなんですが、こちらのホテルはバスルームにこんなゆったりのバスタブがあるのもいいところ。しっかりお湯に浸かれるサイズの浴槽は、一日中外を歩き回った体にはぜひ欲しいアイテムだと思います。
バスアメニティはそんなに豊富ではないので (一般並み)、「リンスは絶対必要」 という方はあらかじめシャンプー&リンスの小さなセットボトルを持参でどうぞ。
最後になりましたが、インターネットは全客室で使用可能 (無料)。デスクの引き出しにインターネットのケーブルが収納されているので、これを持参のパソコンに繋いでインターネット接続の設定を変更すれば大丈夫ですよ。
1412号室/Single Room A (約28㎡)
こちらのホテルでは 「シングルルーム」 というカテゴリーの客室があるのですが、これはあくまでもカテゴリーの名前で、ツインもダブルも用意されているんですよ。まずは、ダブルの客室内を拝見してみました。
「スタンダードルーム」 と比べて、客室内の配置に変化がありますね。デスクエリアにより独立性が高まり、出張などホテルに帰ってもデスクに向かう方にはこちらの客室がオススメです。
客室全体の格調や各備品のデザインなどに大きな変化はありませんが、客室が少し広くなったためかソファもゆったりサイズの1人掛けのオットマン付きに。リラックスタイムにどうぞ。
バスルームに入ってみると、こちらはバスタブとシャワーブースの両方が付いているタイプになっていました。これならお湯に浸かる、カラダ全体を流す、両方ともストレスなく気持ちよく使えそうです。
洗面台周辺やアメニティなどについては、「スタンダード」 も 「シングル」 も同じのようです。
1512号室/Single Room A (約28㎡)
引き続き、先の客室と同じく 「シングルルーム (Aタイプ)」 から、今度はツインルームの客室内も拝見してみました。ベッドがツインに変わった以外、他の家具の配置やデザインなど全てダブルタイプ (1412号室) の客室と同じになっています。
ベッドの足元側から客室入り口に掛けての眺めは、ダブルもツインも全く同じです。バスルーム内も、先ほどのダブルの客室と同様の設備が用意されています。
2221号室/Standard Room (約24㎡)
なお、団体客に多く利用される副楼内の客室も拝見してきました。こちらは全て 「Standard Room」 で、ツインとダブルの両方のタイプが用意されているそうです。
客室内の広さも配置も、最初に見た客室と全く同じですね。どうやら、主楼と副楼の客室内にはそんなに差がなく、「シングルルーム」 タイプの客室がないということに過ぎないみたいです。
ただ、こちらの客室バスルームにはバスタブがなく、シャワーブースのみ。用意されるアメニティ類は主楼も副楼も同じものが用意されています。ちなみに、ツインタイプの客室にはバスタブが用意されていました。
【客室共通備品】
各部屋、TV/電話/冷蔵庫/無料ミネラルウォーター/ティーセット/ポット/スリッパ/バスローブ/セーフティーボックス/インターネット設備が完備されています。
【浴室共通備品】
各部屋、石鹸/歯ブラシ/シャンプー/シャワージェル/コーム/綿棒/コットン/爪やすり/シャワーキャップ/ドライヤーなどが用意されています。
■ ホテル内付帯施設
◎ロビーバー&レストラン (主楼1階)
営業時間 6:30~23:00
毎朝6:30~9:30までの時間帯には中華式の朝食ビュッフェが楽しめる他、その他時間帯ではカフェとしての利用もできます。
◎インターネットブース (主楼1階)
ロビー脇にはパソコンが2台用意され、自由に利用することができます。こちらのホテルではビジネスセンターの施設が特別に設けられていないので、FAX、コピー、各種チケットの手配などについてはホテルのフロントへお申し付けください。
◎ 中華料理レストラン (主楼2階)
営業時間 10:00~14:00、16:30~22:00
海鮮系の中華料理をメインに、蘇州の地元系中華などが楽しめるレストランです。メインダイニングの他、個室も用意されていますよ。
■ 周辺情報
◎ コンビニエンスストア
ホテルの門を出てから右折し、白塔西路を東に徒歩1分程の場所には、コンビニエンスストアがあります。
◎観前街
ホテルから徒歩15分の場所には、有名老舗レストランなども集まる蘇州古くからの繁華街 「観前街」 があります。ホテルを出て右折して徒歩2分ほどの場所にあるバス停 (東方向向きに走る) から 「游1」 のバスに乗って1駅目で下車しても、観前街の東端側に到着しますよ。
◎ 「獅子林」 「拙政園」 「北寺塔」など
その他、白塔西路よりも北側のエリアには有名庭園や蘇州を一望できる 「北寺塔」 などもあり、いずれも観光名所になっているので、ぜひ行ってみましょう!