【閉店】浦江飯店 アスターハウスホテル

Astor House Hotel浦江饭店

閉店・移転、情報の修正などの報告

かつてアインシュタインや喜劇王チャップリンも宿泊した、上海一歴史ある3つ星クラシックホテルで、上海の今と昔を大満喫!

こんにちは、上海ナビです。
上海には租界時代に建てられた様々な西洋式建築のホテルがあり、総称して “ クラシックホテル ” と呼ばれています。今回は、そんな歴史あるホテルの代表格、中国国内に現存するクラシックホテルの中で第一の老舗ホテルとして有名な 「浦江飯店」 をご紹介します。
かつて上海にイギリス租界が生まれる契機となる、南京条約締結から4年後の1846年 (清代の道光26年)。上海港開港後初めて西洋人が経営するホテルとしてイギリス人のMr.リチャードにより創業されたこのホテルは、当時 「リチャーズ ホテル」 とも呼ばれていました。1857年には現在の場所に移転し、さらに1910年には現在の姿に。ホテル全体は華やかさと重厚さのあるヴィクトリア朝バロック様式ですが、度重なる改装のたびに異なる建築様式が混ざり、現在の姿に至ります。
ホテルは外灘の北側、蘇州河に掛かる 「外白渡橋(ガーデンブリッジ)」 の北の袂にあります。「外灘」、「南京東路」 まで徒歩圏内、さらに地下鉄または観光トンネルを使って浦東側にある東方明珠塔までもスグ! 上海旅行が初めてという方には、ホテルで過去の歴史を感じ、周辺で今の上海を感じる観光の拠点に持って来いです。

~ホテル フロア別案内~

5~6階 客室
4階  客室、会議室
3階  客室
2階  客室、レストラン、会議室、エグゼクティブバー
1階  ロビー、フロント、ロビーラウンジ 「リチャード」、ビジネスセンター、バンケットルーム、レストラン 「モーニング上海」、ギフトショップ
ロビー内部はさすが気品のある風格が漂っています。柱と柱を結ぶアーチ形のデコレーションやシャンデリアなど、現代ホテルには無い趣がたっぷり。柱にはこのホテルに宿泊した著名人たちの写真が飾られ、ホテルの歴史を物語っています。
ホテルに入ったら、まずはチェックインの手続きを。こちらも重厚なスタイルのフロントがお出迎えです。目新しかったのがポーターの制服! スコットランドの伝統衣装を彷彿させる赤いタータンチェックのスカートなんですよ。

■ 客室紹介

ホテル内にはスタンダードタイプの 「デラックスルーム」 から豪華なスイートまで合計134部屋が用意されています。

客室グレード                        バスタブ      シャワーブース    パソコン
① デラックス ツインルーム
Deluxe Twin Room                           ○                         ×                   ×

② デラックス ダブルルーム
Deluxe Double Room                        ×                         ○                   ×

③ セレブリティ ルーム
Celebrity Room                                 ○                         ○                   ×

④ エグゼクティブ ルーム  
Executive Room                               ○                          ○                  ○

⑤ リチャード エグゼクティブルーム
Richard Executive Room                    ○                          ○                  ○

⑥ エグゼクティブ スイート  
Executive Suite                                 ○                          ○                  ○

⑦ リチャード スイート  
Richard Suite                                    ○                          ○                   ○

※ エグゼクティブ以上の客室 (④~⑦) にご宿泊の場合、クラシカルエグゼクティブバーがご利用になれます。


603号室/Deluxe Double Room (約30㎡)
ホテル内で最も小さなタイプの客室は、6階のルーフトップに位置しています。とんがり屋根の天井と、鍵穴のような形をした小窓が可愛らしく、1人での滞在にちょうどピッタリ。窓からは浦東のテレビ塔も見えますよ。
他の客室より小さいとはいえ、室内にはダブルベッド/スタディデスク/ソファ/テレビ/バゲージラックにスーツハンガーと、家具はバッチリ。
クローゼットや飲料シェルフは客室ドアの前に用意されています。冷蔵庫、ティーセット、ミニバーなどの飲料類やバスローブ、セーフティーボックスなどがまとめられています。
こちらのバスルームは2種類のシャワーヘッドが取り付けられたシャワーブースのみ。小じんまりしつつ、清潔感が保たれたバスルームです。体重計もちゃんと用意されています。

301号室/Deluxe Twin Room (約50㎡)
こちらはツインタイプの 「デラックスルーム」 です。一般的なホテルの客室と比較するとスタンダードクラスとは思えない広さ。家具や設備は他のホテルでも見かけるスタイルなのに、窓の採り方や床に張られた床材などのレトロ感で、全体的にオールドムードが漂います。
デスクやティーセット、冷蔵庫にクローゼット内のアメニティなど、客室に用意されるものは先に見たダブルの客室と同じです。
バスルーム内も広いんですよ。大理石をあしらった洗面台と格子窓の組み合わせも、どことなくクラシカル! シャワーブースはありませんが、バスタブに固定ヘッドのシャワーが付いています。

つなぎ目のある床材をコツコツと歩き、昔の洋館さながらのムードに酔いしれていると、他とは雰囲気がまったく異なるフロアへやってきました。こちらのフロア内に用意されるのは「名人房(セレブリティ ルーム)」。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、物理学者のアインシュタインや喜劇王チャップリンをはじめ、誰もが知る有名人たちが宿泊した客室が今も残されているんです。
今回案内していただいたのは310号室。こちらは1920年、英国の著名な哲学者バートランド・ラッセルが宿泊した客室なんです。ちなみに、バートランド・ラッセルと親交があったアインシュタインがこちらのホテルを訪れたのは、その2年後の話です。

310号室/Celebrity Room (約50㎡)
広い客室内は、先ほどまでの客室とは違って格段に重厚なイメージ! 一部は当時からの家具がそのまま使われているそうで、家具もデスクも、現在ではなかなか手に入らないようなデザインばかり。
窓際のレザーソファの年季の入り具合が凄い! 腰掛ながら、「バートランド ラッセルも座ったのかな~?」 と想像せずにはいられません。クラシカル風のインテリアや内装にしたホテルはよく見かけますが、こんなリアルなアンティークがある客室は珍しいです。
全体的には洋風の客室ですが、一角に中西折衷といいますか、中国文化の香りを感じる茶器セットなどが用意されています。また、今まで客室ドア付近に配置されていたクローゼットスペースですが、こちらの客室はウォークインクローゼット式!
バスルーム内の設備は、デザインを除いてデラックスツインルームのものと同じです。

204号室/Executive Room (約30㎡)
次にご紹介する客室は 「エグゼクティブルーム」 です。天井が高く、奥に長い長方形の客室になっています。 
エグゼクティブ以上の客室になると、デスクにパソコンとFAXがあり、DVDプレーヤーも用意されます。ビジネス滞在にも便利な設備が整えられています。
またクローゼット内の備品も、バスローブやセーフティーボックスの他にアイロンセットも用意されています。
今まで見てきた客室に比べ、バスルームの設備もモダンになりました。深めのバスタブとは別にシャワーブースが備えられ、快適に利用できそうです。

219号室/Richard Executive Room (約70㎡)
次にご紹介する客室は、さらにワイドな客室面積を誇る 「リチャード エグゼクティブ ルーム」 です。クラシカルな家具類やカーペットが並べられても、まだまだ広い! さらにバスルームともガラスで仕切られているので、感覚的にはより広々と感じられます。
ベッドサイドのリビングコーナーも個性的なアンティークスタイル。ベッドの足元に置かれた専用スツールも同じスタイルの家具で統一されています。クローゼット内の用意は 「エグゼクティブルーム」 と同じです。
こちらの客室にも、パソコンとFAXがちゃんとあります。
バスルーム内もご覧の広さ! こちらは1つの空間内にバスタブとシャワースペースが用意されています。このスタイルなら、湯船で体を洗うこともなく、シャワーブースにわざわざ移動する手間も省けて便利です。
なお、バスルーム内の脇にあるスイッチを押すと (写真一番左のスイッチです)、ブラインドを下げて完全なプライベート空間を保てます。

212号室/Richard Suite (約80㎡)
最後にご紹介する客室は、ホテル内でもっとも高級な 「リチャードスイート」 です。他の客室と異なり、リビングとベッドルームが独立しています。また、客室ドアを開けてすぐリビングですが、奥の右手には円形のゆったりしたラウンジスペースがあります。
ベッドルームは、完全にリラックスと睡眠だけの空間として独立。ベッドルームはやや小さめの空間で、このベッドとサイドボードが置かれています。ベッド足元側にドアがあり、その先にバスルームがあります。
こちらのバスルームは、他の客室にはないジャグジーバスが用意されているんです。バスタブにも収納式のシャワーヘッドがついていますが、バスタブの脇にはシャワーブースがあり、洗面台も2人で同時に使えるデザイン。広々スペースで快適です。

【客室共通備品】
各部屋、TV/電話/冷蔵庫/ティーセット/ポット/ミニバー/スリッパ/バスローブ/目覚まし時計/セーフティーボックス/インターネット設備が完備されています。
※ 無料ミネラルウォーター、アイロン、DVD、パソコン、FAXなどはエグゼクティブルーム以上の客室に用意されています。
※ 傘や変圧器などはホテルで貸出可。
【浴室共通備品】
石鹸/歯ブラシ/シャンプー/シャワージェル/コーム/シャワーキャップ/コットン/綿棒/爪やすり/ドライヤー/体重計などが用意されています。

■ ホテル内付帯施設

◎ロビーラウンジ 「リチャード」 (1階)  
営業時間 7:30~深夜1:30

◎レストラン 「モーニング上海(外灘店)」  
営業時間 11:30~13:30、17:00~23:00 (お料理は21:30 L.O.)

上海料理だけでなく、フランス料理のメニューも用意されたレストラン。ホテル同様にクラシカルなムードが満点で、店内の一角には浦江飯店の歴史やホテル内で使われていたアンティークの照明器具、電話機などの展示コーナーが設けられています。

◎ギフトショップ (1階)  
営業時間 7:30~23:30

スタンダードな中国お土産やご当地系のお土産が扱われる他、飲料や雑貨類の販売もあります。

◎ ビジネスセンター (1階、エレベーター脇)
営業時間 9:00~18:00

◎レストラン 「リチャード」 (2階)  
営業時間 7:00~10:00、11:00~13:30、17:00~21:00

上海料理を中心とした中華が楽しめるレストランです。

◎ クラシカル エグゼクティブ バー (2階)
営業時間 24時間

エグゼクティブルーム以上の客室にご宿泊の方は、こちらのバーが利用できるほか、チェックイン/チェックアウトも入り口前のデスクにて手続きが可能です。
また、要望に応じて新聞の客室デリバリーサービスも行っています(中国語/英語)。
※ドリンクバー/フルーツバーは有料。

◎ホール 「孔雀堂」 (1階)  
1階のフロントデスク脇には、天井のモザイクガラスも素晴らしいバンケットルームが用意されています。まるでヨーロッパの大聖堂のようにゴージャスな雰囲気は、さすがの一言です。

記事登録日:2008-09-04

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-10-31

スポット更新日:2008-09-04

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