拙政園 (蘇州)

ジュオジョンユエン拙政园

閉店・移転、情報の修正などの報告

世界遺産かつ蘇州最大の古典庭園で、水と楼閣が複雑に組み合わさる景観美の真髄に触れよう!

こんにちは、上海ナビです。
今回は上海から中国版新幹線“和諧号”で40分足らずの蘇州まで足を伸ばし、中国四大庭園の1つであり世界遺産にも指定される「拙政園」へと行ってきました!
ナビが行った日は、なんと十数年ぶりの大雪が蘇州を襲来した翌日。
こんな雪景色での「拙政園」紹介は史上初だったりして?
外城河でグルリと囲まれた蘇州中心部。「拙政園」はその北東にあり、蘇州駅からタクシーで5~10分程です。入り口がある東北街には数々のお土産店も並んでいますよ。
こちらが「拙政園」の正門です。

こちらが「拙政園」の正門です。

チケット売り場は正門右手にある立派な建物!

チケット売り場は正門右手にある立派な建物!

チケット売り場脇やチケットの裏側に園内地図がありますが、なかなかの規模。なんでも、明代初頭に造られた「拙政園」は、蘇州の庭園では最大規模の5万平方mの広さなんだそう。

チケット売り場脇やチケットの裏側に園内地図がありますが、なかなかの規模。なんでも、明代初頭に造られた「拙政園」は、蘇州の庭園では最大規模の5万平方mの広さなんだそう。

先ほどの門を入ったら、係員にチケットを見せて中へ入りましょう。

~中はこれぞ一面の銀世界!~

チケットを見せて通用門のような穴をくぐった先は…。
まさに雪国の情景!
右手に見えるのは「芙蓉榭」という建物です。園内全体は東園、中園、西園の3部分で構成されていますが、ここはちょうど東園の位置にあたりますね。
ナビはここで左側(西側)へ歩を進めます。 右手に見えるのは「芙蓉榭」という建物です。園内全体は東園、中園、西園の3部分で構成されていますが、ここはちょうど東園の位置にあたりますね。
ナビはここで左側(西側)へ歩を進めます。

右手に見えるのは「芙蓉榭」という建物です。園内全体は東園、中園、西園の3部分で構成されていますが、ここはちょうど東園の位置にあたりますね。 ナビはここで左側(西側)へ歩を進めます。

庭園内の木々も、こんなに雪に積もられては重そうに垂れ下がっています。

庭園内の木々も、こんなに雪に積もられては重そうに垂れ下がっています。

東園は出口に向かう際に再び通る場所なので、先に園内西部を見学すべく向かう途中でも数々の素晴らしすぎる雪景色が続きます。しかし、寒っ!

東園は出口に向かう際に再び通る場所なので、先に園内西部を見学すべく向かう途中でも数々の素晴らしすぎる雪景色が続きます。しかし、寒っ!

~この辺りから中園です~

南北に通る園内通路のような回廊を越えると、ここから建築物の数がグッと急増。
ナビのルートで最初に行き着いたのはコチラの建物です!

玲瓏館
その昔、この建物の周囲には青々とした竹が生えていたそうな。その竹を月光が美しく照らすさまを詠った唐代詩人の詩から「玲瓏館」と名付けられたのがこの建物です。その凛とした佇まいの風格は、竹無き現代でも本日は雪が十分にカバー!
玲瓏館の脇では、中国庭園に多く見られる小さな通り抜け穴を利用しての記念撮影に観光客も熱心!
穴を抜けて歩くと、また建物が見えてきました。

穴を抜けて歩くと、また建物が見えてきました。


遠香堂
ここは中園の中心的な建物で、宋代の周敦頤が書いた『愛蓮説』から“香遠益清(花から離れてなおその香が際立つ)”というくだりを引用したのが命名の由縁だそう。 蓮の花が開く季節ここに来ると、周囲には清涼な芳しさに包まれていそうですね。 あぁ、夏にも来てみたいわァ~!
遠香堂の北側にある小高い「雪香雲蔚亭」から眺めた様子。

遠香堂の北側にある小高い「雪香雲蔚亭」から眺めた様子。

「遠香堂」の脇には「倚玉軒」があり、中には意味深に石が置かれていますが…。この建物脇にもかつて竹があった、という講釈以外に石についての言及は無し。あれっ?

香洲

「倚玉軒」やその周囲にある複数の建築物を抜け、ちょっと目立つ建物の「香洲」が見えてきました。
中へ入ると、なぜか大きな鏡が中心にドーン。これは一体なぜ?実はこの鏡に池側の景色を反射させて映し出すという“借景(まさに、景色を借りるってこと?)”という手法なんだそう。みなさんは鏡の正面にたってお試しあれ。
対岸の荷風四面亭から見た「香洲」です。この建物、なんだか「どこかで見た気が…」。

対岸の荷風四面亭から見た「香洲」です。この建物、なんだか「どこかで見た気が…」。

そう、北京にある最大規模の皇室庭園「頤和園」内にあったこの「清晏舫(石舫)」!

そう、北京にある最大規模の皇室庭園「頤和園」内にあったこの「清晏舫(石舫)」!

なお、やはりこの「香洲」は船に見立てて造られているみたいです。先ほどの鏡の説明文に「~この船の中にある鏡は…」と書かれてあったのを確認して、すごーく納得、すっきり!

~いつのまにか、もう西園です~

さて、「香洲」からさらに幾つかの建物を抜け歩いているうちに、どうやらもう西園のエリアに入っているようです。前方には何やら魅力的な建物が目に入ってきました!

十八曼荼羅花館
見て見て!このステンドグラスみたいな窓。中洋折衷のような外観の建物がこちら「十八曼荼羅花館」です。その昔、この建物付近には数十種類のお茶が栽培されていたんだとか。
この建物は園内で最も個性的で、名前も併せて乙女な雰囲気!のナビお気に入り館です。

この建物は園内で最も個性的で、名前も併せて乙女な雰囲気!のナビお気に入り館です。

建物の裏へ抜けると、こんな橋も。ここから「十八曼荼羅花館」を眺めてもキレイです。

建物の裏へ抜けると、こんな橋も。ここから「十八曼荼羅花館」を眺めてもキレイです。

「十八曼荼羅花館」の東手には盆栽園が広がっているんですが、この雪のため垣根の向こうにある盆栽も全部真っ白。もう、区別が付かない状態!

「十八曼荼羅花館」の東手には盆栽園が広がっているんですが、この雪のため垣根の向こうにある盆栽も全部真っ白。もう、区別が付かない状態!

建物もまるで、“雪の宿”みたい。池はモチロン凍っています。

建物もまるで、“雪の宿”みたい。池はモチロン凍っています。

~さて、また中園に戻ってきました~

さて、ここで冒頭の地図を思い出していただきましょう。今ナビは、静寂な西園を南から北へと巡り、今度は中園の北側へと来ています。ここからは、中園の池より北側を東園に向かって進路をとりますよ!
ここは「見山楼」。左手にこの楼閣を眺めつつ歩みを進めると、中園の池の中をジグザグに続く橋へと続きます。

ここは「見山楼」。左手にこの楼閣を眺めつつ歩みを進めると、中園の池の中をジグザグに続く橋へと続きます。


ジグザグ橋で拙政園の醍醐味を堪能
まるで水墨画のようなキレイな景観が池の周囲に広がります。池も凍って、ほとんどモノクロの世界ですね!ここも写真撮影をする観光客が多いスポットの1つです。
拙政園は水をテーマにしているだけあって、普段なら周囲の建築物が池に映し出されてそれは美しい景観なんです。奇しくも、一年前の全く同じ日に撮影した写真が手元にあったのでご覧ください。

こちらは「荷風西面亭」。温暖な季節には、庭園めぐりの休憩にここで静かな時間を過ごすのもイイかも。

雪香雲蔚亭
ここは、中園の池より北側に立つ小高い山頂にある建物です。山というほどの高さでもありませんが、中心部に建っているので周囲の景色も見渡せますよ。
ここも背景を写しこんでの記念撮影スポット!
右手に西園、正面には先ほどご紹介した「遠香堂」も見て取れます。 右手に西園、正面には先ほどご紹介した「遠香堂」も見て取れます。

右手に西園、正面には先ほどご紹介した「遠香堂」も見て取れます。

めったに堪能できない拙政園の雪景色。地元住民らしき人々も、三脚を立ててしっかりポートレートを撮影中!

~再び東園へ戻り、出口へ向かいます~

さあ、ここからは東園の北側を抜け、「秫香館」、「天泉亭」を抜けて出口へと向かいましょう!

話しかけたいほどのオーラ!
他にも、今日は三脚もってかなり上等な機材で撮影する人々の姿を結構見かけました。プロの方々でしょうか?プロがこのチャンス(めったにない雪景色)を逃しちゃいけませんものね。
建物の裏へ抜けると、こんな橋も。ここから「十八曼荼羅花館」を眺めてもキレイです。

秫香館
園内マップの案内では、“影視庁(シネマルーム)”という説明マークも付いた建物です。館内には幾つかの椅子が並んでいますが、本当にシネマを上映してくれるのか?と、以前ここへ来た時にも悩まされたのを思い出しました。

天泉亭
中にはなにやら古井戸のようなものがあり、ここを覗く観光客はみんな興味津々。井戸を覗く人の背中を押してビビらせたり、果てには井戸の囲いを動かしちゃったり!話す言葉から、どうやら韓国人観光客のようです。
外ではまだ雪合戦続行中。だから、当てないでねってば!
写真右端のオジサンが、かなりデカイ雪玉を手にしているのが分かりますか?

外ではまだ雪合戦続行中。だから、当てないでねってば! 写真右端のオジサンが、かなりデカイ雪玉を手にしているのが分かりますか?

さて、そんな「天泉亭」の向こう側に庭園の出口が見えてきました。全部ぐる~りゆっくり周って約1時間半くらいでしょうか?全部くまなく見ようとせずに自然な流れに沿って歩くとそんなに疲れませんよ。

今回はレアな雪景色でのお届けでしたが、普段なら池に映る反射画を巧みに利用した複雑な景観美が十分に堪能できる芸術品的庭園なんです。ナビはまだ冬しか訪れたことがないので、次こそは大好きな蓮も堪能したいところ!

と、出口を抜けた先から道路へ出るまでの道は、“園外苑”として数々のお土産物屋さん地帯になっています。ここを抜けると再び東北街へ出て、次の目的地へと足を伸ばせますよ。

では、皆さんも水と楼閣の美をトコトン味わってきてくださいね!
以上、上海ナビがお伝えしました。

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記事登録日:2008-02-08

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-02-08

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