【閉館】上海世博会展示センター

Exhibition Center of World Expo Shanghai上海世博会展示中心

閉店・移転、情報の修正などの報告

入場料無料!上海万博の知識を深められるだけでなく、万博の歴史も知ることのできる場所は、地下鉄1号線「黄陂南路」駅からすぐ!

こんにちは、上海ナビです。
上海万博まで残すところ2年をきりました! 上海ではこの一大イベントに向けて期待が盛り上がりつつありますが、つい先ほど、上海万博の展示センターが淮海中路の「香港新世界大廈」にオープンしました。“ 万博って一体なんなの? ” という市民の疑問に答えるべく、パネルや模型を使ったわかりやすい展示がすでに好評を博しているのだとか。
しかも、参観料は無料なんですよ! 無料につられたわけではないですが、ナビもさっそく行ってきましたので、内部の様子をちらっとご紹介したいと思います!

★ 上海万博展示センター ★
期間: 2008年5月1日 ~ 2010年4月30日(上海万博開催の前日迄)
内容: 1. 上海万博の基本概念 2. 中国と万博の関係の回顧 3. 万博の歴史回顧
参観料: 無料

■ 万博センターの場所は、ここ!
ファッションストリートとして名高い 「淮海中路」 の 「香港新世界大廈」 3階に、万博展示センターがあります。地下鉄1号線 「黄陂南路」 3号口を出たら、目の前が香港新世界大廈ですよ。
エレベーターもしくはエスカレーターを降りたところに、展示センターがあります。世界各国の国旗がたくさん並んでいます。
展示センターの入り口近くには、万博グッズのオフィシャルショップもあります。お土産探しにのぞいてみるのも楽しいですよ。
■ 展示センターへGo!
展示センターに入るためには、まず入場券をゲットしなくてはなりません。万博グッズショップ隣の “ 領票処 ” へ行きましょう。何もいわずとも係の人がチケットを手渡してくれますよ。もちろん無料です。
係の人にチケットを見せると、パンフレットが手渡されます。オープン当初は入場制限があったほど大盛況だったようですが、ナビが行った時は平日の午前中だったためか、すんなり入ることができました。
入って左側が、1. 上海万博の基本概念コーナー で、真ん中あたりが、2. 中国と万博の関係の回顧コーナー、右側が、3. 万博の歴史回顧コーナー になっています。ちなみに、フロア面積は約1000平方mです。それでは、左側から順に見て回りましょう!

~上海万博の基本概念~

上海万博のロゴとマスコット “ 海宝くん ” についての説明のお隣には、上海万博のテーマ「城市、譲生活更美好 Better City, Better Life」について触れられています。説明は、中国語と英語の2ヶ国語表記です。
万博開催予定地の模型には、たくさんの人が群がっていました。ボランティアの女性の説明に熱心に耳を傾けつつ、熱いまなざしで模型を見つめる人々。
これは、現在の万博会場のライブ映像が放映されているテレビ! 工事のおじさんらしき人が普通に歩いている様子などが見られました。
万博会場の全体計画が、このパネル上に詳しく説明されています。 これを見れば、どこに何が建つのか万博前に把握することができますね。
上海万博のオフィシャルサイトをチェックしよう! サイト言語は中国語、英語、日本語です。
『城市的要暢想−上海世博会漫遊』 は、ミニシアタールーム仕様になっています。巨大スクリーンでは、万博会場の完成予想のCG映像 (4分半) が繰り返し流れています。音声ガイドはありませんが、映像だと会場の様子が具体的にイメージしやすい!
続いては、パビリオンについてのコーナー。パビリオンの位置が示された地図とミニチュアがあってわかりやすいです。中でも一際目を引く存在だったのが、中国パビリオン = “ 東方の冠 ”! どこに建つのかというと、浦東側会場のちょうど真ん中あたりみたいですよ。
イギリスやニュージーランドなど数カ国のパビリオンの、シミュレーション画と映像のコーナー。
2008年5月8日現在、すでに205の国・国際組織が参加を表明しています。この数字は万博史上最多なんですよ! いやがおうでも期待が高まりますね。

~中国と万博の関係の回顧~

『中国と万博の関係の回顧コーナー』 は、この赤い壁の一画だけです。 1904年セントルイス万博に参加したときの中国パビリオンのミニチュアを発見! 東方之冠と見比べて見ると面白いかも。

~万博の歴史回顧~

それでは最後のコーナーにいってみましょう! このコーナーの展示品は、上海城市規劃展示館で開かれた “ 走進世博会 ” でも見たことあるようなものばかりな気がなきにしもあらず…。“走進世博会”を見逃してしまった人は、ぜひ!
ベルの電話機(1876年フィラデルフィア万博)、コダックのカメラ(1893年シカゴ万博)、エッフェル塔(1889年パリ万博)など、誰もが知っている発明品やシンボルタワーが登場した年まで知ることができちゃいますよ。
こちらは、世界で初めて開催された万博である、1851年のロンドン万博から2008年サラゴサ万博(スペイン)までの年表ボード。当時の写真もあって楽しいです!
映像第2弾! 「歳月の印痕 − 世博会歴史漫歩」 では、万博の歴史ハイライト (3分50秒) を繰り返し放映中。よっぽど混んでいなければ、好きなだけ鑑賞していいそうです。
エキスポヒストリーのコーナーでは、特に興味深い万博を採り上げて紹介しています。1970年の大阪万博、2005年の愛知万博を見つけました! 外国で日本が話題になっているのを見ると、やはり嬉しくなっちゃいますね。
万博にまつわるミニチュアは、まだまだありますよ!
やっぱり (?)、考える人のミニチュアの前には、“ ラクガキ帖 ” なるものが。万博に思いを馳せてメッセージを!

上海万博への理解を深めるには、もってこい!な展示センターでした。 まだまだご紹介していない展示物もありますが、30分もあれば余裕で見て回れるボリュームなので、ショッピングがてらに、観光の合間に、気軽に訪れることのできるスポットですよ。また、3ヶ月毎に展示内容を更新するそうなので、ナビも定期的にチェックしていきたいと思います!
あわせて、「2010年 上海世界万国博覧会~予習編~」もご覧くださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。

■ 周辺情報

• 「 糖朝 」 <br>

香港発の “ 飲茶&スイーツ ” が味わえる日本でも有名な人気レストラン。場所は、万博展示センターのある「香港新世界大廈」の地下1階です。

• 「 糖朝 」
香港発の “ 飲茶&スイーツ ” が味わえる日本でも有名な人気レストラン。場所は、万博展示センターのある「香港新世界大廈」の地下1階です。

 
 
● 「 新天地 」 <br>

「馬当路」 を南に下がっていくと、上海のおしゃれな観光・グルメスポット 「新天地」 があります。新天地内のレストランやショップをナビでもたくさんご紹介しているので、参考にしてくださいね。

● 「 新天地 」
「馬当路」 を南に下がっていくと、上海のおしゃれな観光・グルメスポット 「新天地」 があります。新天地内のレストランやショップをナビでもたくさんご紹介しているので、参考にしてくださいね。

● 「 Green Massage (新天地店) 」 <br>

新天地から歩いて3分の場所にある、在住外国人の間で知名度ナンバーワンの高級マッサージ店。今年の3月に店舗を拡大し、リニューアルオープンした新しい空間で、癒しのヒトトキを。

● 「 Green Massage (新天地店) 」
新天地から歩いて3分の場所にある、在住外国人の間で知名度ナンバーワンの高級マッサージ店。今年の3月に店舗を拡大し、リニューアルオープンした新しい空間で、癒しのヒトトキを。

記事登録日:2008-05-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-05-29

スポット更新日:2011-07-22

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