川福楼 (蘇州)

チュアンフゥロウ川福楼

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地元蘇州っ子だけでなく外国人観光客にも大人気!有名繁華街「観前街」エリアにある老舗四川料理レストラン。

こんにちは、ナビです。
今回は蘇州の一大繁華街 「観前街」 エリアにある四川料理レストラン 「川福楼 (チュアンフゥロウ)」 をご紹介します。幾多の小吃店や老舗レストランがひしめく蘇州きっての食の激戦区にあって、地元蘇州っ子だけでなく外国人観光客にも根強く大人気なのがこの 「川福楼」 だと言われているんです。
お昼時に何度か店の前を通りすがったことのあるナビですが、確かに連日賑わっている様子は拝見しておりました。いよいよナビもこの人気の渦に巻き込まれる日がやって来たぞ~!
お店があるのは観前街の1本南にある太監路沿い、北に玄妙観 (黄色い廟) の見える 「太監路 × 宮巷」 の交差点角です。大きな建物なので見逃すことはありませんよ。
交差点の北側には、写真のように玄妙観が見えます。

交差点の北側には、写真のように玄妙観が見えます。

~広々店内は座席も十分!~

夜にはネオンが怪しい色彩で発光しそうな “ チャイナタウン看板 ” を持つお店なもんで、最初はちょっとオールドスタイルな店内を想像していたんですが…。

店内に入って 「ワー!」 っと、意外な展開。最近リニューアルされたそうで、もちろんチャイナテイストですが華やかで清潔感も抜群。
1階は蘇州が誇る園林風デザイン(笑)。洗練という言葉とは別次元ですが、明るくて親しみが持てる雰囲気に感じられます。何だかルンルン気分になってきました!
1階フロアはいわば序章のようなもの。あれだけのスペースで昼の切り盛りはできません! ナビは2階へ案内されました。
お店に入ったのはお昼のピークも過ぎようとする1時前。まだまだ多くのお客さんが食事を楽しんでいらっしゃいます。もちろんナビ同様、今からスタートする人々も。
大人数なら中華ならではの円卓、2~4人なら通常のテーブル席と、人数にマッチした客席に通されます。フロアの奥にはワンランクアップな高級感のある半個室も用意されていますよ。

~お料理をオーダーしましょう~

メニューは四川料理をメインに、一部は四川以外の地域でも親しまれている家庭料理や点心類が楽しめます。四川料理は辛いと言われていますが、メニューの横に唐辛子マークで辛さの三段階表示があるので辛いモノを食べ慣れていない方は目安にしてくださいね。

★<口水鶏/30元>
最初に登場は鶏肉のスパイシーソース! 四川省出身の有名な文学家、思想家の郭沫若が故郷で食べたこの料理を 「よだれが出る程美味しかった」 と言って以来 「口水 (中国語で “ よだれ ” の意味) 鶏」 という名で親しまれるようになったそうですよ。
見るからに激辛そうですが (3辛マーク)、お味は 「柔らかいお肉にちょっとピリ辛が利いているな」 といったところでどんどん食べられますよ。

★<香烤肉/30元>
熱々の鉄鍋に入って登場したこちらのお料理は2辛マーク。唐辛子を始めとするスパイスが効いた焼き肉は独特のピリ辛感があり、ご飯と一緒にガンガン食べたくなる味付けです。肉の下にはピーナッツもてんこ盛り! 中華料理によく使われるピーナッツには胃腸の働きを助ける作用もあるそうで、辛いものに慣れない方はここでピーナッツも食べておきましょう。

★<蟹黄豆花/30元>
ピリ辛料理の途中でいただくと、本来の味よりさらにマイルドに感じられるのが 「蟹黄豆花」。豆花は、通常のお豆腐が更にグッと滑らかな口当たりになったもので、これに蟹肉と咸鴨蛋 (アヒルの卵の塩漬け) の黄身を混ぜ合わせたソースがたっぷりかかっています。咸鴨蛋の少しザラザラした舌触りと塩分が、全体の味を飽きさせないものに感じさせてくれました。

★<白灼生菜/15元>
「ちょっと野菜も食べようかな」 と、すごく気軽にオーダーしたのがこちら何のことは無い、ゆでレタスのオイスターソースがけ。別に四川料理レストランでなくても食べられるシンプルな一皿ですが、割と誰にでも好まれるメニューで、辛い料理の箸休めにもなりますよ。

★<蛋黄南瓜/8元>
野菜と一緒に追加オーダーした柔らかいカボチャのフライもオススメです。中国ではおふくろの味的な定番家庭料理なんだそうですが、一度食べたら止まらな~い! 表面にはまたまた咸鴨蛋の黄身がたっぷりで、日本人にも大人気のメニューなんだそうですよ。

★<干果糍粑/8元(6個)>
点心メニューの 「糍粑 (ツゥーバー)」 とは蒸した餅米にゴマや小豆などを混ぜて油で揚げたもので、ミャオ族など中国少数民族発祥の食べ物だそうです。一見焼きおにぎりみたいですね~。中央に盛ってある砂糖のまぶされたドライフルーツに少し抵抗のあったナビはプレーンのまま食べてみましたが、そのまま食べても十分美味しい! 干しブドウと食べても新たな味覚で新鮮でした。

★<盛夏氷淇淋/15元(6個)>
「盛夏」 という名前が付いていますが、ナビには夏の盛りというよりコロコロとした雪のイメージ。片栗粉で作った餅の中にアイスクリームが入っています。甘さ控えめで、あっさりした口当たりのデザートです。

◆本日逃した“スペアリブ”はこんなモノ
四川系のレストランによく見られるスパイシーなスペアリブ (このお店では 「手撕長排」、1本9元) も注文しようとしたら、残念ながら今日は売り切れ! これも結構人気のメニューなんだそうで、ぜひ食べてみたかったんですが、次回までお預けです…。

「川福楼」は噂通り、美味しい上にコストパフォーマンスも良いのが魅力的なお店でした。今回のナビは蘇州っ子のお友達と3人で行ったので、これだけ食べても1人当たり45元くらいでお腹一杯大満足になったんですよ。日本ではなかなか無いお値段です。皆さんも、蘇州にお越しの際は安心してこちら川福楼のお料理を楽しんできてください!

記事登録日:2008-04-16

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-04-16

利用日
女性 男性

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