得月楼 蘇州本店

ドーユェロウ得月楼 (苏州总店)

閉店・移転、情報の修正などの報告

創業400年以上と、蘇州きっての老舗レストラン。

こんにちは、ナビです。
今回も再び、蘇州の老舗レストランや小吃店、ファーストフード店などが一画に集中する “ 蘇州きっての美食街 ”、観前街エリアへとやってきました!

これから向かうお店がどこかと言うと、蘇州にある名店の中でも老舗中の老舗、創業は明代の嘉靖年間にもさかのぼるという蘇州料理レストラン 「得月楼」 です。
1982年に現在の太監弄という通りに移転するまでは、虎丘の近くにお店があったそうです。移転当時のお店は1983年に公開された喜劇 『小小得月楼』 の舞台としても使われ、ソコソコの年齢の地元中国人にはこの映画の方でも有名だそうですよ。
お店のある太監弄は、目抜き通りの観前街から1本南手にあります。北に玄妙観 (黄色い廟) の見える 「太監弄 × 宮巷」 の交差点近くには、同じく蘇州料理老舗の 「松鶴楼 (本店)」 や人気四川料理レストラン 「川福楼」 をはじめ有名レストランが集中! 昼夜どちらもここでOKという名店通りになっています。
先ほどの交差点より西へ向かうと、まず右手に見えるのが 「松鶴楼」、その先左手に登場するのが本日のご紹介スポット 「得月楼」 です。白壁に黒い瓦屋根と江南風建築の建物は2006年に改装されたそうなんですが、外観は 『小小得月楼』 に出てくる建物のままのようです。

~ 正面玄関の重厚な雰囲気に圧倒?! ~

ややこじんまりした入り口ドアから中に入ると、ドドーンと風格たっぷりの階段に金色に輝く絵画が目に入ってきました。このエントランスに立つと、「さすが老舗だな~!」 とその重みをヒシヒシと感じる瞬間です。
左に並ぶ待合椅子と赤壁も、清朝っぽい雰囲気です。右手の方は、食品か何かの保存庫が1つ妙に目に付きますが、全体としてはこの地域の伝統が感じられる内装になっています。
1階と2階の奥には写真のような広いメインダイニングがあり、通常はこちらのテーブルに案内されることがほとんどのようです。ナビがお邪魔した日は、そもそも人の出が少なかった日、さらにお昼時を過ぎた時間帯だったのでお客さんの姿もまばらですが、普段なら観光客でもっと賑やかだそうですよ。
2階へ上がってみると、太監弄に面した窓際のテーブルもありました。こちらも風情があり楽しく食事が出来そうです。脇には14人で囲める円卓の半個室も用意されています。これだけの人数でお料理を囲むと、きっと華やかでしょうね!

~ 2、3人で十分満足できるお料理がコチラ ~

メニューにはメインから点心系まで入れると、ざっと200種類近くのお料理が並び、アワビやフカヒレ系の高級食材も。しかし、水の都蘇州では、川魚や川エビを使ったお料理が代表的で、中でも人気なのが 「松鼠桂魚 (揚げ魚の甘酢あんかけ)」 や 「清溜蝦仁 (川エビの塩炒め)」 などのお料理です。今日はこうしたお料理を中心に、2~3人用を想定して5品ほどオーダーしてみました!

細露蝦仁 (剥きエビと豆の炒め) / 68元
こちらは 「清溜蝦仁 (川エビの塩炒め)」 にグリーンピースやニンジンなどのミックス野菜が加わったもの。普通の川エビの塩炒めは今までにもご紹介してきたので、ちょっと変わりダネをと思ったのですが…。川エビの塩炒めは黒酢といただくのが常ですが、エビは美味しいのに緑黄色野菜は黒酢に合わない! 皆さんにはこちらよりも普通のシンプルな 「清溜蝦仁 (68元)」 もしくは蘇州特産の緑茶・碧螺春を加えた高級版 「碧螺蝦仁 (158元)」 をオススメします。

上湯時蔬 (季節野菜のスープ炒め) / 28元
お野菜たっぷりで、見るからに優しい味付けなのが伝わってくるお料理の登場です。青菜/タケノコ/ピータン豆腐/剥きエビ/ニンニクなどが入っていて、健康的ですね! クセの無い味で、誰でも美味しくいただけそうですよ。

松鼠桂魚 (揚げ魚の甘酢あんかけ) / 140元
“ 桂魚 (グゥイユゥ) ” と呼ばれるスズキに似た淡水魚をこんがり揚げて、甘酢あんをかけた蘇州の名物料理がこちらです。この甘酢あんで独特のとろみと甘みが付くのですが、こちらは他店のものに比べると酸味がやや強め。ところどころに小さな剥きエビが乗っていますが、そのエビ達をほとんど無視して身を食べることに熱中しちゃったくらい美味しい! ちなみに、“ 松鼠 ” とは中国語でリスのこと。リスというより、ハリネズミっぽい?!

揚州炒飯 (揚州風チャーハン) / 25元
「松鼠桂魚」 のようなコッテリ風味のお料理を食べるなら、ぜひご飯ものは頼んでおきたいところ。今回は中華料理店で卵チャーハンと並んで定番の揚州炒飯をオーダーしました。アスパラ/中華ハム/ニンジン/剥きエビなどが入っています。それにしても、剥きエビの登場率が高いなぁ。味付けは薄口なので、先ほどの魚と併せてガンガンいただけます。

清純菜湯 (ジュンサイのスープ) / 18元
食べて食べて、ちょっと一息つきたいときに登場したのがこのジュンサイのスープ。スープの色はジュンサイの色が染み出しているのか、ちょっと赤紫かかっているんですよ。独特のぬめりに包まれた茎と葉は、噛むとコリコリとした歯ごたえがあって面白い! スープは淡白な塩味です。

最後には無料のフルーツ盛りが出てきました。たくさん食べてお腹がいっぱいーってところでも、水分に酸味、甘味たっぷりのフルーツならペロリ。食後の口直しと一服にちょうど良いです。

さて、本日のお値段はドリンクを除きトータル279元。2人なら1人当たり約140元弱、3人なら93元で納まりますよ。超有名な老舗店、そして入り口からジャジャーンという豪華ないでたちだったのですが、これだけ食べて日本円で1人1,500円~2,000円くらいで収まるなんて、意外とお手頃では?
メニューには写真や一部日本語の表記もあるので、皆さんも蘇州旅行の際にはレストランの候補にぜひどうぞ!

記事登録日:2008-10-13

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-10-13

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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