松鶴楼 (蘇州)

ソンホーロウ松鹤楼

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清の乾隆帝もお気に入り!蘇州きっての老舗店へ、名前も姿も個性派料理の“松鼠桂魚”を食べに行こう!

こんにちは、ナビです。
蘇州にやってきたからには、「蘇州の名物料理も食べたいな~」 と思いませんか? 蘇州料理も上海料理に似たちょっと甘めの味付けが特徴なんだそうですが、見た目のインパクトと面白い名前で最も有名なのが 「松鼠桂魚 (ソンシューグイユゥ)」 ではないでしょうか。

その昔、清の乾隆帝が蘇州を訪れた際に 「松鶴楼」 という店に入り、たまたま口にしたのがこの “ 名菜ストーリー ” の始まり。宮廷にはない味付けに魅了された乾隆帝は、その後も蘇州を訪れるたびに 「松鶴楼」 へと足を運んだそうです。

というわけで、ナビも乾隆帝にあやかり、蘇州の老舗 「松鶴楼」 へ 「松鼠桂魚」 を食べに行ってきました~!

お店があるのは観前街の1本南にある太監路沿い。北に玄妙観 (黄色い廟) の見える 「太監路 × 宮巷」 の交差点から西側を見ると、その先すぐの場所にお店が見えますよ。赤地に黄色で 「松鶴楼」 と看板が出ている、蘇州らしい白壁の建物が目印です。
お店の入り口前には、この店も史跡であるかの如く歴史を語る石碑が置かれています。なになに、「中華老舗の松鶴楼は、清代の乾隆22年 (1757年) の創業。乾隆帝が蘇州を訪れた際、この店で名物料理の “ 松鼠桂魚 ” を食べました。」 云々…。何も知らずに訪れようとも、この辞典を読めば一目で “ 蘇州きっての老舗 ” であることが分かります。

~中に入ると、松と鶴もお出迎え♪~

老舗に似合う堂々とした玄関口から中に入ってみると、正面にドドーンと掲げられるこの飾り。お店の名前そのま~んまに、松の木とたくさんの鶴が描かれています。
メインダイニングは2階、そして3階には個室が用意されています。エレベーターを利用するも良し、階段を利用するも良しですが、とりあえずは入り口に立っているサービス係が案内してくれます。

こちらが2階にあるメインダイニングです。ランチもディナーも常に観光客で混みあうお店なので、できれば事前に予約を入れておきたいところ。ただ、言葉の問題で予約はドキドキするという方は、4名くらいまでなら、11時半くらいまでの早めの時間にささーっと入っちゃえば大抵大丈夫だと思います。
お手洗いは、階段脇の奥に表示が出ています。中はキレイに清掃されているので、観光途中ならすかさず利用しておきましょう。
階段脇まで来たついでに、3階の個室もこっそり偵察してきました。おおー、なかなか上品でキレイな個室じゃありませんか。どの個室も、10名までで円卓を囲んでの会食ができるようになっています。

~乾隆帝とのゆかりある「松鼠桂魚」を食べよう!~

老舗の誇りを感じる大きなメニューブックには、残念ながら中国語しか書かれていませんが、「松鶴楼」 のおすすめ料理10品をはじめ、肉/海鮮類/野菜料理など約200種類ものメニューが調理法や種類別に並んでいます。

しかし、初めてこのお店を訪れるなら絶対に外してはいけないのが、この 「松鼠桂魚」!

松鼠桂魚/138元
スズキに似た淡水魚の “ 甘酢あんかけ ” とでも言ったお料理で、尻尾を残して背骨を取り除き、皮をクルリと外側に巻いたら、剥き出た白身にサイノメの切込みを入れて形をつくります。それをこんがり揚げて、甘酢あんをかけると出来上がり~。料理人さんの手さばきを想像してしまうお料理ですね。
うーん、この甘酢あんの彩りを見ているだけで、よだれが出てきそう~。「酢ブタ」 の味付けに全く抵抗を感じない、いや、美味しいじゃないか!という方には、ぜひ試していただきたいお料理です。揚げられた白身の表面がちょっとサクサクしていて、白ご飯と一緒に食べたくなる味付け。中華の白身魚料理は淡白な味付けが多い中、コッテリが好きな人にはたまりません。

ちなみに、“ 松鼠 ” とは中国語でリスのこと。切り込みを入れられた姿がリスみたいだから、そして揚げたての身に甘酢あんをかけるとリスの鳴き声のような音をたてるから、というのが名前の由来だそうです。

そもそもお目当てだった 「松鼠桂魚」 は即決で決めたものの、じゃあ他のお料理はどうしよう~と思っていたところ、お店の方にもう1つの 「松鶴楼」 スペシャル料理としておすすめされたのが、こちらのお料理です。

雪花蟹斗/1皿48元 (1人分)
中国語の名前からして、“ 蟹料理である ” ということは容易に想像できたのですが、見てください! こんな姿で登場してくるとはちょっと驚き! 小皿に1人分として出されるこの蟹料理は、一見して中華料理とは思えないなぁ! ケーキみたいな白い部分は、うっすら塩味のついた卵白のメレンゲです。
どうしても最初はこのメレンゲ部分から食べないと、蟹肉には到達できないんですが…。思わず、お店の方に 「これって、上から順に食べるのがいいの? それとも最初にザクーっとかき混ぜちゃうの?」 と聞いてしまいました。特にこれが食べ方!というのは無いみたいですが、メインの蟹さん部分はほんのり甘口の仕上がりで、量も丁度いい感じです。
完食後は、ようやく蟹さんとご対面。これだけでも絵になってしまう?!
魚、蟹と続きましたが、お肉もしっかりいただいてきましたよ。次にご紹介するのは、このお店の看板料理その3とも言える 「姑蘇囟鴨」 です。複数の受賞暦もあるというこちらのお料理、お味はいかに?

姑蘇囟鴨/32元
「赤いっ!」 と、まずこの色のインパクトに少々まごつくかもしれませんが、「松鶴楼」 の看板料理ならば…と、パクリと食べたら、あら美味しい! そんな、“ お試し前 ⇒ お試し後 ” の印象の変化が今日一番大きかったのがこのお料理です。 肉が、とっても柔らかい~! こちらも甘みととろみのあるこってりしたタレなんですが、意外とそんなにしつこさは感じません。冷菜なので、オーダー後、すぐ出てきますよ。
以上の3品に加えて、こちらのお店では蟹肉がいっぱいで旨いらしい 「蟹粉豆腐 (58元)」 や蝦がアッサリの 「清溜蝦仁 (大/98元、小/78元)」 も人気があるそうですが、事前に食べ歩きしすぎたせいか、おなか一杯で食べられませんでした。
あと、アワビやフカヒレを使ったメニューもあり、ナビが “ フカヒレぶっかけご飯 ” として認識している 「魚翅撈飯(68元)」 もありました。興味深い~! 試された方は、ぜひ感想を聞かせてください!

南蕩鶏頭米/10元 (1人分)
最後に、今回ナビが最も 「一体何?」 と思ったスープがこちらです。小さな白い実は、鶏頭米 (ジートウミィ) または 芡実 (チエンシー) と呼ばれるハスの実の一種だそうで、初対面。透明度の高いスープは、あっさり塩味?と思って飲んだら甘かったので驚き! また、この実がシャキシャキ系かなと思って食べたら、ちょっと固めのお餅を食べているようなグニグニした歯ごたえで面白い! 二度も予想を裏切られたけど、デザート的なスープでお味もまずまずでしたよ。

うーん、図らずとも、すべて甘口系の味付けを選んじゃった今回のナビ。しかし、甘口系と言え、どれも美味しくいただけたのが幸い。ほんのり甘めが、上海と同じく蘇州料理の特徴ですからね!そんな地域の味の特徴をイロイロなパターンで味わうのも、旅のグルメの楽しさかな?
皆さんも上記のお料理をご参考に、お好みで先ほどの蝦料理やお豆腐料理、ご飯ものなどをチョイスして、老舗の味を楽しんでみてください!

記事登録日:2008-08-15

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-08-15

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