6月の上海 【2016年】

いよいよ今月「上海ディズニーリゾート」がオープン! 上海映画祭も見逃せない初夏の上海の楽しみ方。

こんにちは、上海ナビです。
上海も日本と同様に6月は梅雨の季節。ジメジメと蒸し暑く、雨の多い日が続きます。観光で困ることといえば、タクシーがつかまらなくなることと、高層ビルが雲の中に入ってしまうこと。この時期に上海に行くという方は、地下鉄の路線図と雨でも食事や買い物がOKな駅ナカスポットのチェックを。また、16日にはいよいよ「上海ディズニーリゾート」がオープンします。アトラクション、お土産、レストランなど、詳細情報も入り次第アップしていきたいと思います♪
6月の上海の風景です。
オープン前の、柵の間から撮りました

オープン前の、柵の間から撮りました

雨の日が続きます

雨の日が続きます

ハスの花も開花

ハスの花も開花

晴れた日はテラス席へ

晴れた日はテラス席へ

新聞の初夏イラスト

新聞の初夏イラスト

緑したたる季節です

緑したたる季節です

カレンダー編

6月1日(水) 国際児童節
中国の子どもの日。お休みにはなりませんが、子ども服など子ども向け商品の割引セールを行なうお店も。また、ここ数年は「大人が童心に戻る日」としても定着。昨年は、この時期に公開されたドラえもんの映画を見ようと、大人たちが映画館に詰めかけました。
6月9日(木)〜6月11日(土) 端午節
旧暦の端午の節句。日本と同じく、チマキを食べる習慣があります。各家庭やお店の門にはヨモギ、菖蒲、ネギなどの薬草が飾られるのもお馴染みの風景。会社や学校は3連休となるので、観光地や駅などは非常に混み合います。
6月19日(日) 父親節(父の日)
日本と同じく父の日です。上海人のお父さん世代へのプレゼントで喜ばれるのは、お酒、タバコなどの嗜好品。飲まない、吸わない人もなぜかすごく喜んでくれたりします。

お天気・気候編

この時期はやはり雨が多くなります。服装は半袖でOK。ただ、上海のホテルやカフェなどは寒いほどエアコンを効かせている場合があるので、羽織るものがあると重宝します。日中は日が射すととても暑いので、帽子と日焼け止めは必需品です。
雨が多い時期

雨が多い時期

晴れると真夏のような蒸し暑さ

晴れると真夏のような蒸し暑さ

<平均気温>
初旬 23℃  中旬 24℃  下旬 27℃
<最高気温—最低気温>
初旬 20-26℃  中旬 21-27℃  下旬 23-30℃
<平均降水量>
初旬 3.1mm  中旬 5.3mm  下旬 6.5mm

6月のエンタメ情報

※主催者側の都合により中止になる場合があります。

熊木杏里コンサート
会場:上海交響楽団音楽廳
日時:2016年6月4日 19:30〜
オートショー2016(国際モーターショー)
会場:上海新国際博覧中心
日時:2016年6月9日〜11日
第19回上海国際映画祭
会場:市内の各映画館
日時:2016年6月11日〜19日 
☆邦画の上映作品(予定/変更あり) ※上映会場、時間、チケットは市内映画館、公式サイトに掲示。
『家族はつらいよ』『母と暮らせば』『残穢-住んではいけない部屋-』『クリーピー 偽りの隣人』『海街Diary』『断食芸人』『ひそひそ星』『テラフォーマーズ』『ギャラクシー街道』『呪怨 ーザ・ファイナルー』『暗殺教室』ほか
※6月4日より市内の各映画館で前売り券を販売。当日券では入場できないことがあります。
http://www.siff.com/
ドアーズ上海ライブ
日時:2016年6月24日、25日 21:00〜
会場:The Pearl(乍浦路471号※「乍浦路」の記事にて西本願寺跡地と紹介している建物内)
そのほかのイベントはこちら!

6月の上海最新情報

駅の外観はこんな感じ。線路は地下です

駅の外観はこんな感じ。線路は地下です

<最近オープンした注目スポット>
今月16日にオープンする目玉スポットといえば「上海ディズニーリゾート」。これに先駆けて運行が始まった地下鉄11号線「迪士尼」駅を見てきました!
ホームのドアがディズニー仕様

ホームのドアがディズニー仕様

中華風ミッキーのオブジェ

中華風ミッキーのオブジェ

駅構内はこんな感じ

駅構内はこんな感じ

オープンまで待てない人、チケット予約できなかった人はまずここへ

オープンまで待てない人、チケット予約できなかった人はまずここへ

「迪士尼」駅エリアにいち早く登場したのが「「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」。ナビが訪れた5月中旬の時点で、5割ほどのお店がオープンしていました。ディズニーグッズのお店と、ファッション雑貨、コスメ、レストランなど、市内で人気のチェーンが出店しています。常設ミュージカル『ライオン・キング』の会場「上海迪士尼大劇院」もこのエリアにありました。パークの入場は現在予約制なので、旅行でふらっと訪れただけの方はここでディズニーランド気分を味わえますよ♪
オールド上海テイストの限定ミニーグッズがかわいすぎ!

オールド上海テイストの限定ミニーグッズがかわいすぎ!

ディズニーをテーマにしたレゴの専門店もオープン

ディズニーをテーマにしたレゴの専門店もオープン

グッズショップが充実

グッズショップが充実

日系店では「一風堂」がオープン

日系店では「一風堂」がオープン

市内の人気店もオープンを控えています

市内の人気店もオープンを控えています

街角の映画館に入ってみよう

街角の映画館に入ってみよう

<上海の流行りもの>
年々盛り上がっている感のある「上海映画祭」が今年も開催されます。といっても、「ゲストが登場するレッドカーペットは関係者しか入れないんでしょ?」「中国語の映画なんて観てもわからないし」「中国って、日本の映画を上映しないって聞いたけど」などの誤解の声を聞くことも。期間中は映画館の当日チケットが買いにくくなるネックはありますが、買えたらこの機会にぜひ楽しんでいただきたいイベントなんです!
偶然、囲み取材に遭遇したりします。写真は2013年の様子。取材を受けているのは映画監督の君塚良一氏です

偶然、囲み取材に遭遇したりします。写真は2013年の様子。取材を受けているのは映画監督の君塚良一氏です

楽しみ方1:見逃した邦画を異国で楽しむ!
主な邦画の上映作品は「6月のエンタメ情報」でご紹介したとおり。中国語字幕が付くだけなので、日本と同じように鑑賞できます。今年は名作の4K復刻版の特集上映を予定。邦画は、小津安二郎監督の『晩春』『麦秋』、高倉健主演の『飢餓海峡』が上映されます。ナビも毎年この期間は、日本に住んでいたとき以上に邦画三昧の日々になってます。
楽しみ方2:舞台挨拶に行こう!
注目作品は上映前に舞台挨拶があることも。日本からやってきた映画監督や女優さんたちに遭遇できるかもしれません。質疑応答コーナーでバンバン手が挙がるのも上海っぽくておもしろいですよ。関係者でなくてもゲストには会えるんです。
楽しみ方3:本場の中国映画、ヨーロッパの名作を現地語で楽しむ!
もともと中国映画、香港映画が大好きという方なら、上海映画祭の楽しみ方はナビの説明を読むまでもないかも。今年はレスリー・チャン生誕60周の特集上映も開催されます。ほか、欧米の名作映画も多数上映。映画館に入り浸りの旅なんていうのもアリです。

6月のピックアップグルメ

窝窝頭
今年4月にオープンした精進料理カフェ「FRANKIE’S KITCHEN(糖主家)」の点心が「かわいい!」と話題です。中国北方の伝統的なトウモロコシ蒸しパン「窝窝頭」にいろいろな具が乗った、ひと口サイズの点心が大人気。キノコやナス、角切り野菜のピリ辛炒めなどの具があって、日本の長野県名物「おやき」にも似た味でした。こちらのお店、ほかにもご飯をアイスクリームみたいに盛りつけた「米淇淋」など、伝統的なのにユニークな精進料理が多数。ぜひお試しを。

いかがでしたか? 6月は例年雨が多く、ややオフシーズンなのですが、今年の6月は一年でいちばん上海が注目される月かもしれません。移動の手配、ホテル予約、雨具の準備を万全にしてお越し下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-05-30

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