8月の上海 【2022年】

新店オープン情報やイベントも徐々に増加中。真夏の上海の最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
あっという間に8月に突入し、猛暑が続いている上海。中国でも熱中症(中国語では「中暑」)にかかる人は多いようで、この時期は予防法などが話題になります。外出の際は水分補給と暑さ対策を万全に。また、無料PCR検査は8月末まで延長されました。定期的な検査の日々はまだ続きます。陽性者や濃厚接触者が出たエリアは一時的に封鎖されるという連鎖も続いています。万が一を考えつつ、買い置きなどもしておいたほうがいいかもですね。台風や大雨にも注意が必要です。
8月の上海の風景です。
獺祭アイス、流行ってますね

獺祭アイス、流行ってますね

日本式に、夏は怖い本で涼む?

日本式に、夏は怖い本で涼む?

月餅シーズン開始

月餅シーズン開始

どら焼きもなんとなく流行ってます

どら焼きもなんとなく流行ってます

スケボー、サーフスケート人口増加中

スケボー、サーフスケート人口増加中

本屋さんのなかでも別格の特設コーナー

本屋さんのなかでも別格の特設コーナー

カレンダー編

8月4日(木) 七夕
中国は旧暦に合わせて祝うため、この日が七夕(毎年異なります)。「中国情人節(チャイニーズバレンタイン)」とも呼ばれることも。日本のように、笹の葉に飾り付けをする習慣はありません。
8月12日(金) 鬼節(中元)
日本でいうお盆。中国では、地獄の門が開くためにおばけに遭遇する率が上がる日とも言われ、夜遅くの外出、水辺に行く、鈴を鳴らすなどが「禁忌」とされています。

お天気・気候編

日射しが強く蒸し暑い上海の夏。40℃近い高温を記録することもあり、かなり暑く感じます。黙って座っているだけで体がベタベタしてくる感じでしょうか。また、夕方ではなく早朝や昼間に突然の雷雨があることも。雷の災害も多いようなので、空模様をうかがいながら行動しましょう。

<平均気温>
初旬 28℃  中旬 28℃  下旬 27℃
<最高気温—最低気温>
初旬 26-32℃  中旬 26-32℃  下旬 24-30℃
<平均降水量>
初旬 3.8mm  中旬 5.6mm  下旬 7.2mm

8月のエンタメ情報

※会期が変更される場合があります。

キース・ヘリング展
会場:遇見博物館
日時:2022年8月12日〜10月7日
奈良美智展
会場:余徳耀美術館
日時:2022年8月31日まで
タラッサ:海洋文明とギリシャの芸術展
会場:上海博物館
日時:2022年10月9日まで
ウフィツィの自画像展
会場:外灘壱号
日時:2023年1月8日まで

8月の上海最新情報

絶好の読書スポット

絶好の読書スポット

<最近オープンの話題店>
書店ブームが継続中の上海。最近話題なのは、「蔦屋書店」が入る「前灘太古里」内にオープンした「庫布里克書店」。庫布里克はキューブリックの意味。シネコンの隣にあるのでこの名前なのかもですね。明るくて植物がいっぱいで読書にぴったり。「蔦屋書店」はいつ行っても混んでいるので、座って読書ならこちらのほうがお勧めです。それにしても、一つのモール内に話題の書店が2軒も。ナビとしては歓迎ですが、ときどき「ここが日本の本屋さんで、日本の本ばっかりだったらなー」というストレスを感じることも。帰国して、書店めぐりがしたい……。
わかりにくい場所にあるので、モール内探検も兼ねてお出かけを わかりにくい場所にあるので、モール内探検も兼ねてお出かけを

わかりにくい場所にあるので、モール内探検も兼ねてお出かけを

箱のデザインもかわいい

箱のデザインもかわいい

<上海の流行りもの>
この夏ECでよく見かけたのが、カフェオリジナルの液体濃縮コーヒー。水や牛乳を注ぐだけでアイスコーヒーを楽しめる、あれです。ナビの推しは、上海発の本格派カフェ「Seesaw Coffee」のもの。それと、最近話題の広州カフェ「SECRE」のもの。基本的にどのメーカーも無糖ブラックで味もなかなか。パッケージもかわいくて、音楽フェスとのコラボバージョンがあったりもします。オーツミルクやココナッツミルクなど、植物ミルクブームも濃縮コーヒー人気を後押しした感じ。「天猫」の各カフェ旗艦店で手に入ります。
日本語誌だけど、上海の読者の8割が中国人だそう

日本語誌だけど、上海の読者の8割が中国人だそう

話題の日本語雑誌『Ketchup.』の最新号が発売中です。「フリーペーパー的な情報はもういいかな」「会社や近所づきあい、習い事以外の友達って、どうしたらできるの?」「上海の若い子たちがどんなことを考えているか知りたい」という方にぜひお勧め。ナビも読者の一人です。実店舗では「Text&Image」(天平路42号)で扱い中。ECは「鹿槐行」(微店、淘宝)にて。東京では中野ブロードウェイ内の本屋さん「TACO che」で扱っているそうです。

8月のピックアップグルメ

白斩鶏
最近改めて食べておいしいなーと思ったのが、「振鼎鶏」の白斩鶏(茹で鶏)。日本人的には、中華で鶏といえば蒸し鶏ではないかと思うかもですが、上海では茹で鶏のほうが一般的。パサパサ感ゼロでジューシーで、特製のネギ生姜醤油で食べます。前菜やおつまみにするというより、これをメインに食べる感じ。「振鼎鶏」は90年代に上海で創業したチェーン店で、お昼は中高年を中心に大混雑しています。鶏ガラスープの麺やおかゆもやさしい味。市内に恐らく50店舗以上はあるので、見かけたときにぜひ。

いかがでしたか? 最近ナビのまわりには、ロックダウン後に仕事や家族の都合で上海に来たという日本人が増えてきたような気がします。日本料理店などで、隣のテーブルから「上海、来たばっかりなんですよ。まだどこにも行ったことがなくて」という話が聞こえてきたり。生活密着情報はないけれど、市内旅、市内の変わったスポット情報なら『上海ナビ』、強いです。ぜひお出かけ時にご活用ください。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-07-29

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