9月の上海 【2022年】

食、アート、散策の秋が到来!気になるイベントも盛りだくさんの初秋の上海最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
まだまだ暑い日が続いている上海ですが、スーパーやホテルでは月餅を売る特設ブースが出てきたり、入学式や進級の話が聞こえてきたりと、街はすっかり秋モード。中旬以降には上海蟹のシーズンに突入します。また、もともとお隣りの杭州市で今月開催予定だったアジア競技大会が、2023年9月に延期されることに。「旅行シーズンに浙江省方面の移動が難しくなるのはちょっとな〜」と思っていましたが、安心。久しぶりに本場へ紹興酒を飲みに行こうかな。
初秋の上海の風景です。
ジョギングするにはまだ暑すぎるかも

ジョギングするにはまだ暑すぎるかも

外ビールの季節

外ビールの季節

移動式ストリートピアノ

移動式ストリートピアノ

カボチャ干し

カボチャ干し

コクヨのお店が新オープン

コクヨのお店が新オープン

鉄道でどこか行きたい気分

鉄道でどこか行きたい気分

カレンダー編

9月10日(土) 中秋節
10〜12日が3連休になります。今年はやや早めですね。月餅を贈り合い、家族で円卓を囲む日。帰省する人も多いので、駅や空港は混み合います。上海蟹はこの時期にシーズンが始まります。

お天気・気候編

まだまだ蒸し暑さが続くので、服装は夏と同じでOK。日焼けや熱中症対策もお忘れなく。台風が上陸することもあるので注意が必要です。下旬は秋晴れのさわやかな日が続き、旅行にはもってこいのシーズンとなります。

<平均気温>
初旬 28℃  中旬 25℃  下旬 23℃
<最高気温—最低気温>
初旬 24-30℃  中旬 22-28℃  下旬 20-26℃
<平均降水量>
初旬 7.2mm  中旬 5.3mm  下旬 2.4mm

9月のエンタメ情報

※当日券の販売がないことがあります。事前にご確認ください。

キース・ヘリング展
会場:遇見博物館
日時:2022年10月7日まで
タラッサ:海洋文明とギリシャの芸術展
会場:上海博物館
日時:2022年10月9日まで
ナガオカケンメイ展
会場:明珠美術館
日時:2022年11月6日まで
奈良美智展
会場:余徳耀美術館
日時:2023年1月2日まで
ウフィツィの自画像展
会場:外灘壱号
日時:2023年1月8日まで

9月の上海最新情報

<最近オープンの注目スポット>
この1か月ほどの間に、「今まで上海になかったっけ? 意外!」と思うお店がいくつかオープン。どれも中国初進出です。注目は「ブルーボトルコーヒー」。2店舗オープンしたうちの「静安嘉里中心」店に行ってみました。店内デザイン、シンプルで広々していておしゃれです。休日は行列ができているので、静かにのんびり過ごすなら平日の午前中に。
常に満席だけど回転は速い感じ。平日でも午後は行列ができます 常に満席だけど回転は速い感じ。平日でも午後は行列ができます 常に満席だけど回転は速い感じ。平日でも午後は行列ができます

常に満席だけど回転は速い感じ。平日でも午後は行列ができます

まだ工事中。新天地、ほかにもいろいろ新店がオープンしています

まだ工事中。新天地、ほかにもいろいろ新店がオープンしています

もう一つの注目は「Aesop」。これを書いている8月下旬現在まだオープンしていないのですが、東平路と新天地の2店舗の工事が進んでいます。立地選び、ターゲットが明確でさすがという感じ。これまで越境ECでしか買えなかったので、プレゼントなどにもここのハンドソープ、使えそう。というか、プレゼントされたいです。
この日は「古樹紅茶(古木から採れる中国紅茶)」をチョイス

この日は「古樹紅茶(古木から採れる中国紅茶)」をチョイス

<上海の流行りもの>
中国の他都市に比べて「茶館」(中国茶を出す店)が少ない気がしていた上海ですが、最近じわじわ増加しているようです。なかでも話題になっているのが新天地にオープンした「teas stone」。福建省発のお茶カフェで、日本ではなかなか飲めない高級茶葉を種類豊富に揃えています。中には中国茶ビールなんていうメニューも。お土産用もいろいろ揃っているので、コロナが収束してガイドブックの発行が復活したら、このお店は目玉になるんじゃないかなーという感じ。混み合っているので、こちらもなるべく平日にお出かけを。
一杯ずつ丁寧に入れてくれます

一杯ずつ丁寧に入れてくれます

店内はこんな感じ

店内はこんな感じ

茶葉の種類が豊富。見たことがないものも

茶葉の種類が豊富。見たことがないものも

9月のピックアップグルメ

黄魚麺
上海市内最古の漁村と言われる「金山嘴漁村」。ここの名物といえば黄魚麺です。黄魚はイシモチ(キグチ、シログチ)のこと。上海でよく食べられている海水魚の一つです。でも意外と高級で、市内で出される黄魚麺は一口大の身が炒められて麺にのっている感じ。一方、こちらの黄魚麺は三枚に下ろされた身が一匹分のっていて、黄魚の旨味を存分に味わえます。だしもおいしかったー。しかも一杯30元。お勧め店は「洪大媽」(金山嘴漁村3033号藤縁民宿内)。秋の漁村めぐりもいいですよ。

いかがでしたか? 上海の街は日常に戻ってはいますが、まだまだ春のロックダウンの後遺症は残っています。8月末現在、バーはまだ正式にオープンできていませんし、数日ごとのPCR検査が必要な日々は9月末まで延長されるとのこと。あとは毎年この時期台風が来ますよね。引き続き、意識して買い置きなどはしておいたほうがいいかもしれません。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-08-29

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