3&4月の上海 【2023年】

レジャーシーズン真っ只中! 春の上海の最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
あっという間に上海ももう春。市内の各公園ではフラワーイベントが開催され、ぽかぽか陽気の日が増えてきます。引き続きアウトドアブームが続いているので、清明節や労働節はキャンプ施設、登山スポットなどが混み合いそう。桜や梅、菜の花スポットも注目されています。また、昨年下半期以降、テラス席でのお茶やお酒を楽しめるリノベーションスポットがぞくぞくオープンしています。気候のいい時期なので、ぜひ出かけてみてください。
春の上海の風景です。
ルイ・ヴィトンの店舗が草間彌生仕様に

ルイ・ヴィトンの店舗が草間彌生仕様に

郊外では菜の花が満開に

郊外では菜の花が満開に

青団の季節

青団の季節

上着なしでもOKの暖かさに

上着なしでもOKの暖かさに

煮茶、流行ってますね

煮茶、流行ってますね

お店番

お店番

カレンダー編

3月8日(水) 婦女節
女性が半日休みになる日。女性に限り、ECでの割引サービス、観光スポットの入場料が割引になるサービスも。
4月5日(水) 清明節
青団(草団子)を食べ、郊外へお墓参りに出かける日。レジャーシーズンなので、近郊の観光スポットが混み合います。
5月1日(月) 労働節
労働節の連休は、今年は4月29日から5日間とのこと。振替で4月23日が平日扱い(出勤日)となります。今年は祝日の割り振りがちょっと複雑。

お天気・気候編

雨はやや多い時期ですが、ぽかぽか陽気の日が増え、4月は晴れると半袖でもOKの日が出てきます。寒暖差は激しいので、薄手のコートや上着は携帯を。

<平均気温>
3月:初旬 7℃  中旬 10℃  下旬 12℃
4月:初旬 13℃  中旬 15℃  下旬 17℃
<最高気温—最低気温>
3月:初旬 5-10℃  中旬 8-13℃  下旬 10-16℃
4月:初旬 10-16℃  中旬 11-20℃  下旬 14-22℃
<平均降水量>
3月:初旬 1.8mm  中旬 2.4mm  下旬 3mm
4月:初旬 3.1mm  中旬 2.9mm  下旬 2.4mm

エンタメ情報

Ulay展
会場:昊美術館
日時:2023年3月12日まで
ジェームス・ジーン展
会場:藝倉美術館
日時:2023年3月12日まで
ジョジョの奇妙な冒険展
会場:大悦城
日時:2023年3月19日まで
映画『すずめの戸締り』(日本語音声/中国語字幕)
会場:市内の各映画館
上映開始日:2023年3月24日
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック展
会場:震旦博物館
日時:2023年4月7日まで
アンドロ・ウェクア展
会場:油罐芸術中心
日時:2023年4月9日まで
ジョエル・メスラー展
会場:龍美術館(西岸館)
日時:2023年4月18日まで

上海最新情報

「上海蘇河湾万象天地」

「上海蘇河湾万象天地」

<最近話題の注目スポット>
日本からの旅行者が多かった2000年代は、安く服が手に入る服飾市場がある場所として有名だった天潼路エリア。その後このエリアには、2018年に「ブルガリホテル」がオープンして雰囲気が一変。でも、安い服飾市場は2023年現在も健在という、カオスな状態が続いています。そんななか、今年その「ブルガリホテル」の西側に複合施設「上海蘇河湾万象天地」がオープン。古い建築も取り入れた公園みたいなモールで、話題店が続々オープンしています。でも、ちょっと歩くと壁に文革時代のスローガンが残る倉庫や古いアパートがあったりして、まさに新旧入り混じっている雰囲気。この感じが味わえるのは今だけかも。
古い建物が、リノベーションされたりそのままだったりで残されています 古い建物が、リノベーションされたりそのままだったりで残されています 古い建物が、リノベーションされたりそのままだったりで残されています

古い建物が、リノベーションされたりそのままだったりで残されています

<上海の流行りもの>
昨年からお茶ブームが続いている上海ですが、そのブームを牽引する存在の「開吉茶館」が、今年「久光百貨」の1階に2号店をオープン。のんびりお茶を楽しめる空間として人気ですが、ユニークなのはオリジナルグッズの数々。シティポップの7インチレコードみたいなパッケージのプーアール茶なんかも。旅行が再開したら、これ、お土産にぴったりだと思います。
レコードみたいなプーアール茶 レコードみたいなプーアール茶

レコードみたいなプーアール茶

烏骨鶏の梅しそ焼き鳥

烏骨鶏の梅しそ焼き鳥

もう一つ、最近増えていると思うのがおしゃれ系焼き鳥専門店。梅しそや柚子胡椒などを使った創作系の焼き鳥を出すお店は常に地元客で混み合っています。「提灯」も流行ってますよね。代表格は「TORISAWA」や「三川・十酒」などの高級店。ナビの個人的なお気に入りは、烏骨鶏の焼き鳥がある「無語・焼鳥PLUS」です。
餅巻き豚バラ

餅巻き豚バラ

ズッキーニ明太子

ズッキーニ明太子

提灯

提灯

今月のピックアップグルメ

◎茶泡飯
上海でここ1〜2年流行っている和食といえば泡飯(お茶漬け)。「白日清澄」(愚園路471号)、「FINE FAN」(銅仁路58号)、「元古雲境」(五原路137号)などの話題店が、創作系お茶漬けをメニューに載せています。「ちょっと違う」「本場の味じゃない」という日本人の皆さんの意見も聞きますが、ナビはこれはこれで楽しむものだと思うなー。たとえば、中国人が「本場と違う!」と思う日本の町中華って、おいしいですよね。現に、上で挙げた3店舗は常に現地の人で行列ができています。日本人経営では出せない味なのかも?
メニューはこんな感じ

メニューはこんな感じ

お店ごとにいろいろなお茶漬けがあります

お店ごとにいろいろなお茶漬けがあります


いかがでしたか? ナビとしては、この春〜夏は日本から中国への旅行、出張など、ビザなし渡航解禁のニュースを待つ日々になるかもしれません(まだ遠そうとの声もありますが……)。その日までに、長く上海に来られなかった皆さんのために、新情報、新スポット情報を充実させておきたいと思います。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-02-27

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