10月の上海　【2022年】

こんにちは、上海ナビです。
10月の上海は一年でもっとも過ごしやすい時期。晴れの日が多く、お出かけしたくなる日が続きます。ただ、10月31日まで飛行機、列車などに乗る場合48時間以内のPCR検査陰性照明が必要とのこと（9月末現在の情報）。泊まる場合は旅先で検査所を探す必要があるなど、けっこう面倒……。上海市内で旅の開放感を味わえる場所を探したほうがいいのかな、とも思い中です。あとは、上海蟹の産地・陽澄湖などのドライブ圏かな。

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カレンダー編

10月1日（土）　国慶節
一週間の連休になります。国内の観光地や駅、空港などは大混雑するので、移動には注意が必要です。去年は上海市内も人がいっぱいだった気が。武康路、安福路など地方からの観光客でいっぱいで、歩道を普通に歩けないほどでしたね。

お天気・気候編

初旬はまだ汗ばむ日が続くものの、後半になるとガクンと気温が下がります。秋が短い上海。しかも10月は雨の日も少なめです。今のうちに身軽な服装での街歩きを存分に楽しんで下さい。前半は夏服に一枚はおるもの、後半は薄手のコートが必要になる日もあるかもしれません。

＜平均気温＞
初旬　24℃　　中旬　20℃　　下旬　17℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　20-26℃　　中旬　18-23℃　　下旬　15-20℃
＜平均降水量＞
初旬　2.2mm　　中旬　1.5mm　　下旬　1.9mm

10月の上海最新情報

＜最近の話題メディア＞
ナビが気になっているのは「mie Shanghai」（https://note.com/mie_shanghai）。日本人フォトグラファーによるプロジェクトだそう。カフェやギャラリーに置かれていたおしゃれなフリーペーパーや、イベントなどでなんとなくは知っていましたが、9月からリニューアルして本格的に始動したそう。上海で暮らす女の子たちの写真と、彼女たちが注目していること、流行、考えていることなどをインタビューした記事が掲載されています。写真を楽しむ以外にも、最近の上海を知りたい人、コスメやファッション事情を知りたい人、マーケターにもお勧め。noteのほか、インスタ、twitterも更新されています。「mie Shanghai」で検索してみてください。

＜上海の流行りもの＞
昨年末くらいから、レトロな焼き菓子や昔ながらのパンの店が増えている気がします。中でもナビが注目しているのは「廣蓮申・㸃心公園」（豊盛里店）。店内に遊具があって、色使いやデザインもベーカリーとは思えない風貌のお店です。販売しているのは、垢抜けない昔ながらのパンやケーキ。欧風や日本の本格ベーカリーが増えすぎて、上海人たちはこういう味が懐かしくなっているのかもしれません。ナビはここのバタークリームパンにハマり中。生クリーム全盛の時代ですが、日本でももう少しバタークリームが見直されないかな。

いつも行列ができています。公園がコンセプトなので、店内には遊具が

10月のピックアップグルメ

◎新疆抓飯
羊とにんじんの炊き込みご飯です。新疆料理で、現地では「ポロ」という名前で呼ばれているそう。羊肉に慣れない人、臭みが苦手な人にはかなりヘビーな料理ですが、味わっていくうちに羊肉の脂身のやさしい甘さにハマるはず（ナビも最初はすごく苦手でした）。上海の新疆料理店では昔からお馴染みのメニューですが、最近人気が盛り返している気がします。写真は、オシャレ系抓飯がある「絲路金桃」（莫干山路600号6階）のもの。比較的食べやすい初心者向けです。

いかがでしたか?　10月が過ぎると、上海の街は冬モードに突入します。今年の夏は特に暑くて、40度以上の日が続きましたが、その反動で冬はすごく寒くなるという予報も。今のうちに旅行や街歩きを楽しんでおいたほうがいいかもしれません。
以上、上海ナビがお伝えしました。