チャレンジ! 万博パンダに会いに行く

2010年上半期は上海動物園が見逃せない! でも、本当にパンダに会えるの? 話題の象ショーは!?

こんにちは、上海ナビです。
日本のニュース番組でも報道されていたのでご存知の方も多いと思いますが、今年は上海に四川省からパンダが10頭も来ています。2010年上半期は上海動物園、下半期は上海野生動物園でパンダたちに会えるとあって、今年の上海はパンダイヤーと言ってもよいかもしれません。でも、海外で報道されるほどの騒ぎだけに、人が多くて見られないんじゃないの? 入場チケットが超高いとか? など、心配している方もいるのではないでしょうか。でも、どーしてもパンダに会いたいナビ。見られないこと覚悟で早速上海動物園へ出かけてみることにしました!
場所は虹橋空港にほど近い虹橋路エリア。浦東空港から虹橋空港までをつなぐ地下鉄工事や、万博前の整備工事で道路はどこもほこりとバリケードだらけです(2010年1月24日現在)。
現時点ではバス(911路など)しか交通手段のないこちらですが、市中心からだと渋滞が非常に多い路線なのでタクシーがオススメ。地元の親子づれもタクシーで乗り付けてきます。この調子なら、帰りのタクシーを捕まえるのにも困らなそう。
入り口とチケット売り場の様子です。ナビが訪れたのは日曜日の朝10時。それほど混んでいませんよね。チケットも並ばずすぐに買うことができました。入場料は期間限定価格。象ショー見学込みで50元です。

いざ、パンダ舎へ!

上海動物園は、元ゴルフ場だったというだけあってものすごーく広大です。入り口から最初の動物に出会える地点まで、ルートによって徒歩15〜30分くらいかかる場合も。一日のんびり遊ぶというわけでなければ、カートの利用をオススメします。往復15元で、金魚コーナー、水鳥コーナーなど、そんなにじっくり見なくてもいいかなと思うゾーンを通り抜け、パンダ、トラなどがいるメインゾーンへ連れて行ってくれます(金魚、鳥類をじっくりみたい、ゆっくり散歩したいという方は乗らないで下さいね!)。
5分ほどでパンダ舎付近に到着! 竹やぶなんかがしつらえてあって、気分も盛り上がります。
まず出迎えてくれたのはレッサーパンダ(中国語では小熊猫)。パンダが目当てのお客さんたちにはことごとく無視されていましたが、ナビは上海動物園の小熊猫が大好き! レッサーパンダも笹を食べるんですよね。
その横のガラス張りの展示室では、上海動物園にもともといる2頭のパンダが笹をむしゃむしゃ食べていました。いつもはヒーローな彼らですが、脇役的位置に追いやられてる感があってちょっぴりかわいそう。しかも、お客さんたちに「なーんだ、老熊猫か」などと言われていました・・・。
その隣りが今回のメイン・万博パンダたちの特設スペースです。人もこんなにいっぱい! ところが・・・

いない!! お客さんたちもぼう然・・・

チャレンジ! 万博パンダに会いに行く パンダ 上海動物園象ショー チャレンジ! 万博パンダに会いに行く パンダ 上海動物園象ショー
地元の家族連れも、仕方なく帰って行きます。そして仕方なくパンダのオブジェと写真を撮ったりしています。お母さんたちは、子どもたちにどう説明したんでしょうか。 地元の家族連れも、仕方なく帰って行きます。そして仕方なくパンダのオブジェと写真を撮ったりしています。お母さんたちは、子どもたちにどう説明したんでしょうか。

地元の家族連れも、仕方なく帰って行きます。そして仕方なくパンダのオブジェと写真を撮ったりしています。お母さんたちは、子どもたちにどう説明したんでしょうか。

本物は見られませんでしたが、小屋の中にいた10頭のパネルが檻の前にあったので、そちらでご紹介します。「平平」と「安安」は、四川地震直後に生まれた双子ちゃん。「奥運」は北京オリンピックの開幕式の日に生まれた子なんです。10頭の平均年齢は1歳というかわいい盛りの子どもたち。
「本当に見られないの?」と、拡声器を手にのんびりおしゃべりしていたスタッフに尋ねたところ、「小屋の中にいるよ。寝てるんじゃないかな。小屋のドアは開いてるでしょう。出てきたくないんじゃないの? 毎日こんな感じだよ」とのこと。気休めにおみやげ屋さんへ。こんなグッズも売っています。
残念でしたが、富士山とか、渦潮も、行けば見られるっていうものではないですよね。・・・そんな考え方で行くことをオススメします。逆に、小屋から出てきてくれたら超ラッキー。ぜひぜひナビ宛に写真を送ってくださいね!

気を取り直して象ショーへ

次に向かったのは、入場チケットに料金が含まれていた象ショーの会場。開演時間は曜日によっても異なるので、入場時に確認しておきましょう。この象ショー、ナビの友達にもリピーターがいるほど人気なんです。バンコクで象を堪能してきたという友人も、このショーをみてびっくり。「ここって、世界一象を近くで見られるところなんじゃないの?」と興奮していました。それを聞いて、ナビもずーっと楽しみにしていたんです。
こちらの地味な門が会場。調教師は全員タイ人だそうで、ショーに出演する象は全部で6頭。入場すると、前触れもなくそそくさとショーが始まります。でも、あまりのかわいさに釘付けになってしまいました!
会場では一袋5元でニンジンを売っていて、演技が終わったら好きな象を呼んで直接あげることができます。ニンジンがなくなると、地面に鼻をバチバチ打ち付けて催促したり叫んだり。象、かわいいです。
こんなに象を近くで見たのは初めて!
象に乗って場内一周が30元、鼻ブランコは10元です。もう象、独り占め!
興奮冷めやらぬ中、もう一度パンダ舎付近を歩いてみました。子パンダたちはやっぱり姿を見せてくれませんでしたが、パンダ舎付近にはこんなメイン動物がいます。癒されました・・・。
いかがでしたか? 今回は残念ながら万博パンダたちに会えなかったナビですが、今年の下半期は野生動物園でリベンジを図ろうと思っています。でも、象ショーの魅力にもやられてしまいました。皆さんも、パンダだけとは言わず上海動物園でいろいろな動物たちと触れ合ってみてくださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。
関連タグ:パンダ上海動物園象ショー

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-03-12

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