5&6月の上海 【2023年】

日本からの出張や視察の方も要チェック! 初夏の上海の最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
徐々に日本との人の行き来が増えてきた上海。5月以降はナビも、3年半以上ぶりに日本から来るメディアやビジネスマンのアテンド、コーディネートの仕事がいくつか入っています。上海映画祭も久々に再開。日本からのアーティストのライブなども徐々に再開しているようです。このまま気軽に旅行できる日々が戻ればいいな。ということで、ここ1〜2か月の間でも新しいお店、スポットが続々オープンしている上海。今月も盛りだくさんの内容でお届けします。
初夏の上海の風景です。
テラス席がにぎわう季節

テラス席がにぎわう季節

ブランチがおいしいお店、増えてます

ブランチがおいしいお店、増えてます

5月晴れ

5月晴れ

アジサイの季節

アジサイの季節

ブライダル写真を撮る人によく遭遇する時期

ブライダル写真を撮る人によく遭遇する時期

雨が多いので犬もカッパ着用

雨が多いので犬もカッパ着用

カレンダー編

5月1日(月) 労働節
労働節の連休は、今年は4月29日から5日間とのこと。振替で4月23日が平日扱い(出勤日)となります。今年は祝日の割り振りがちょっと複雑。レジャーシーズンなので観光地が混み合います。
5月14日(日) 母親節
中国も母の日です。
6月1日(木) 国際児童節
中国の子どもの日。ここ数年は、大人が童心に帰る日としても定着中。今年は市内の各映画館で『天空の城ラピュタ』が公開されるそう。
6月11日(日) 父親節(父の日)
日本と同じく父の日です。
6月22日(木) 端午節
ちまきを食べ、家の入り口に香りのある殺菌作用のある草木を飾ります。3連休になります。

お天気・気候編

春の短い上海はもう夏に突入。上着なし、半袖でもOKな日が増えてきます。6月に入ると梅雨入りしますが、日中は日が射すと真夏のような暑さになることも。また、ここ数年豪雨が増えているので注意が必要です。

<平均気温>
5月:初旬 17℃  中旬 20℃  下旬 22℃
6月:初旬 23℃  中旬 24℃  下旬 27℃
<最高気温—最低気温>
5月:初旬 15-22℃  中旬 18-24℃  下旬 19-26℃
6月:初旬 20-26℃  中旬 21-27℃  下旬 23-30℃
<平均降水量>
5月:初旬 2.4mm  中旬 2.1mm  下旬 3mm
6月:初旬 3.1mm  中旬 5.3mm  下旬 6.5mm

エンタメ情報

クリストファー・ドイル展
会場:ZIWU(8号橋内)
日時:2023年5月14日まで
薬師寺寛邦アジアツアー 
会場:1862時尚芸術中心
日時:2023年5月20日
映画『天空の城ラピュタ』(日本語音声/中国語字幕)
会場:市内の各映画館
上映開始日:2023年6月1日

映画『ドラえもん のび太と空の理想郷』(日本語音声/中国語字幕)
会場:市内の各映画館
上映開始日:2023年6月1日
第25回上海国際映画祭
会場:市内の各映画館
期間:2023年6月9日〜18日

上海最新情報

<最近話題の注目スポット>
上海以外の地方都市も変わり始めています。先日行った紹興市は、高速鉄道の紹興北駅から市内までの地下鉄がまもなく開通するとのこと。風情あふれる古い街並みや、お茶碗で紹興酒を出す安い食堂なんかがなくなっちゃってたら残念だなーと思ったのですが、それらはしっかり健在で安心しました。でも、便利になった分、国内の地方からの修学旅行生の多さに愕然。魯迅の故郷ということで、修学旅行向けのプロモーションをやったのかな……。でも、本場で飲む紹興酒はやっぱりいちばんでした。 
紹興酒は、

紹興酒は、

お椀で飲むのが本場流

お椀で飲むのが本場流

郊外は自然豊か

郊外は自然豊か

レストランも併設しています

レストランも併設しています

上海市内で最近オープンしたのは、生鮮食品を扱う「無印良品」。場所は最新の店舗が多数揃うモール「前灘太古里」です。カレーやお菓子などの普段の無印の食品に加え、有機野菜、ワイン、中国らしいお菓子や乾物なども。旅行が解禁されたら、お土産探しに無印に行くのが鉄板になるのかも。
<上海の流行りもの>
昨年くらいからSNSでよく見かける言葉といえば、「早C午T晩A」。仕事は忙しいけど、ちょっと余裕を持って過ごしたいと考える人のライフスタイルを指す言葉です。日本語で言うと、「朝はコーヒー、午後はお茶、夜はアルコール」。それぞれおそらく、コーヒーはハンドドリップ、お茶はこだわりの中国茶、お酒はナチュラルワインが理想、という感じなのでしょう。
早C

早C

午T

午T

晩A

晩A

それぞれを楽しめるスポット、お店は以下。

ピックアップグルメ

トリュフハムチーズパン
本格的なベーカリーが増えている上海ですが、一方でユニークで個性的なパンを揃えるお店も増加中。ナビのイチオシは、味も個性も抜群の「BAsdBAN(愚園路546号)」です。香ばしくてサクサクのクロワッサンやフルーツサンドが人気ですが、おかずになる系のパンで絶品なのがこの「黒松露火腿芝士巻(トリュフハムチーズパン)」(38元)。トリュフたっぷりの見た目のインパクトと、中のホワイトソース系クリームの味わいがクセになるおいしさ。お店はカフェとしても使えます。

いかがでしたか? この春は、『すずめの戸締まり』『スラムダンク』など、日本のアニメ映画が記録的なヒットを飛ばした中国。なので、ナビ個人としてはこれを機にもう少し日本映画を上海市内で観られるようになればいいなと思っています。カルチャーやエンタメを通した日本との交流が、今年下半期はどんどん増えますように。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-04-28

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