9&10月の上海 【2023年】

久々の渡航、出張前に要チェック! 2023年秋の上海の最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
この秋の中国のイベントといえば、上海の隣りの都市・杭州で開催されるアジア競技大会。池江璃花子選手、ウルフ・アロン選手、桐生祥秀選手など、注目の選手が出場予定です。北京五輪は遠すぎて、国内で開催されている実感がまったくなかったナビ。でも今回の杭州は身近な大会という感じがしています。ほか、この秋は日本人アーティストによる展覧会も多数。テニスの上海マスターズも3年ぶりに開催されます。でも、どこも大混雑が予想されるので、「久々にそろそろ中国旅行?」と思っている方は事前の予約と下調べを入念にしてお出かけください。
初秋の上海の風景です。
気候のいいシーズンに突入

気候のいいシーズンに突入

アジア競技大会のマスコットです

アジア競技大会のマスコットです

こういうフォトスポット、増えてます

こういうフォトスポット、増えてます

キノコの選別

キノコの選別

このガチョウのぬいぐるみも流行ってる?

このガチョウのぬいぐるみも流行ってる?

姿焼きではないと思う

姿焼きではないと思う

カレンダー編

9月29日(金) 中秋節
月餅を贈り合い、家族で円卓を囲む日。帰省する人も多いので、駅や空港は混み合います。上海蟹はこの時期にシーズンが始まります。
10月1日(日) 国慶節
中秋節と合わせて9月29日〜10月6日が連休になります(職場、機関などによって異なりますのでご確認ください)。外灘、南京東路エリアは、混雑を防ぐために地下鉄の駅が封鎖されることがあります。

お天気・気候編

9月はまだまだ蒸し暑さが続くので、服装は夏と同じでOK。日焼けや熱中症対策もお忘れなく。台風が上陸することもあるので注意が必要です。10月は後半になるとガクンと気温が下がることがあります。前半は夏服に一枚はおるもの、後半は薄手のコートが必要になる日もあるかもしれません。

<平均気温>
9月:初旬 28℃  中旬 25℃  下旬 23℃
10月:初旬 24℃  中旬 20℃  下旬 17℃
<最高気温—最低気温>
9月:初旬 24-30℃  中旬 22-28℃  下旬 20-26℃
10月:初旬 20-26℃  中旬 18-23℃  下旬 15-20℃
<平均降水量>
9月:初旬 7.2mm  中旬 5.3mm  下旬 2.4mm
10月:初旬 2.2mm  中旬 1.5mm  下旬 1.9mm

エンタメ情報

天野喜孝展『綴・夢』
会場:藝倉美術館
日時:2023年9月1日〜10月29日
伊藤潤二オフィシャルポップアップイベント
会場:大悦城
日時:2023年9月10日まで
アジア競技大会
会場:杭州奥体博覧城(ほか、杭州市内、周辺都市の複数のスタジアム)
日時:2023年9月23日〜10月8日
ATP上海マスターズ(プロテニス)
会場:上海旗忠網森林体育城テニスセンター
日時:2023年10月2日〜15日
隈研吾展『五感の建築』
会場:復星芸術中心
日時:2023年10月6日まで
ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
会場:UCCA Edge
日時:2023年10月8日まで
フロレンティン・ホフマン展
会場:宝龍美術館
日時:2023年10月8日まで
超現実:AIとダリ展
会場:喜瑪拉雅美術館
日時:2023年10月15日まで

上海最新情報

<最近話題の注目スポット>
先日久しぶりにのんびり散歩して、いいお店が増えてるなーと思ったのが南昌路。淮海中路の一本南側に沿って延びる通りで、地味なのに意外といいカフェやバーが点在しています。夏にオープンして台風の目状態になっているのが「niaoniao炒菜店」。小さなドーナツ屋さん「Sloppy Gin」もお勧めです。ほかにも「Paal」「Root Down」「GINETICS」などの人気バー、新たなタイプの茶館「開吉茶館」、お馴染み「YY」なども。改めて、勧められたら「この人センスいいな」と思われるお店が揃っているストリートだと思いました。
「開吉茶館」

「開吉茶館」

「Sloppy Gin」

「Sloppy Gin」

「LAISA」

「LAISA」

<上海の流行りもの>
最近よく聞くようになった言葉といえば「一江一河」。江は外灘のところを流れる黄浦江、河は蘇州河のことで、上海市内を流れる代表的な二本の川を軸にした観光を上海市としてPRしていくということだそう。確かに、特に蘇州河沿いは整備が進んでいて、新しいスポットが増えている気がします。そろそろ気候が良くなってくるので、川沿いの見どころを拠点にした街歩きは楽しいかもしれません。以下、ナビお勧めのレアな「一江一河」スポットです。

ピックアップグルメ

腌水果
地方料理をおしゃれにアレンジしたビストロ風のレストランが増えている上海。そのなかでもまだ数が少ないのが広西料理です。ナビのお勧め店は「静安嘉里中心」内の「桂芭蕉」。未知の料理に出会うことができます。なかでもナビがずっとハマっているのが「腌水果」。フルーツのスパイス漬けです。これ、最近茶館などでもお茶請けとして人気なのですが、最初は「うわ、この味無理かも」と思うのに、いつの間にか止まらなくなっているという不思議な味。南国フルーツと広西省スパイスの融合、ぜひお試しを。

いかがでしたか? 観光シーズンを迎える上海。15日間のビザなし渡航の解禁、早めにお願いしたいなあと思っているナビ。でも、苦労してLビザを取得して上海にやってきた友人知人たちの、その苦労話も意外におもしろいので(大変だったというけど、なんかみんな楽しそうで達成感を感じている)、ビザ取ってくるのもアリです。この秋は上海旅行、いかがでしょうか。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-08-29

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