ビール! カクテル! アイスクリーム! 上海万博の会場で、10月末まで限定の各国ドリンク&スイーツを味わってきました!
こんにちは、上海ナビです。
今年は日本も猛暑だそうですが、上海も暑ーい日々が続いています。万博リピーターのナビもすでにバテ気味。でも、それでも会場に足を運んでしまう理由があるんです。それは、各国の冷たいスイーツと名物地ビールの数々があるから。炎天下を歩いたあと、エアコンの効いたレストランに座って一息つきながら冷たいものをオーダーする瞬間はたまりません。上海の暑さは10月初旬まで続きます。今回は、今覚えておけば閉幕まで使える、ナビとっておきの冷たいものリストを一挙にご紹介したいと思います!
ところ変わればアイスも変わる! 各国変わり種アイスクリーム
トルコ館愛知万博に続いて上海万博でも大人気となり、すっかり有名になったトルコアイス。ミルク感たっぷりのやさしい味わいと、のびる不思議な食感だけでなく、愉快なパフォーマンスやイタズラで爆笑させてくれるトルコ人のアイス屋さんが大人気。また、A片区のフードコートにあるトルコ料理レストランでは、トルコ館で25元の同じアイスが20元で売られています。おもしろサービスは共通ですよ。
ブルガリアレストラン
パビリオンとは別の場所にブルガリア料理のお店を出しているブルガリア館。こちらのアイスクリームは、なんとローズとヨーグルトのミックスソフトクリーム! フルーツの入ったカップ入り(30元)とコーン(20元)が選べます。ナビはお店のなかでのんびりしたかったのでカップ入りをチョイス。ほのかなローズの香りと、濃厚なヨーグルト風味が激ウマでした。手放しでオススメです! 美容にもよさそう。
ペルー館
どういうものだか想像もつかなかったペルーのアイスは、フルーティーだけどこっくりした不思議な味わいのアイス。「何の味だろう」と首をかしげつつ完食してしまいました。2種類入っているので、2、3人でシェアして一口ずつ味見するのもいいかも。
日本産業館富士リンゴソフトクリーム(20元)は、日本人でも食べたことがないという方が多いのでは。ほのかなリンゴの香りと、ちょっぴりの塩味が美味です。このほかに抹茶ソフトも。抹茶は中国人にも人気の味。売り場は日本産業館外のたこ焼き屋さん向かいです。
中国航空館
「中国に来たんだから中国らしい冷たいスイーツが食べたい」という方は中国航空館へ。上海人の夏の定番「緑豆氷沙」(25元)があります。日本のかき氷のあずき味に似たデザートで、緑豆の自然な甘さは日本人の口にも合いますよ。緑豆は、熱を冷ます効果があるのだそう。上海のローカル系カフェには必ずあるメニューです。
スタンドで買えるオリジナルドリンクでリフレッシュ!
チュニジア館
疲れものどの渇きも両方リセットしたいなら、チュニジア館外のスタンドで販売している冷たいレモンジュース(30元)がオススメ。甘酸っぱさが疲れを吹き飛ばしてくれます。お店にいるアフリカ人のお兄さんたちもフレンドリー。めずらしいチュニジア料理も販売しています。
インドネシア館
インドネシア館1階のオープンカフェでは、インドネシア産のアイスコーヒー(30元/左)、キーンと冷たいライムシェイク(20元/右)が大人気。サテやチキンウイングなどの軽食もあるので、小腹が空いたときにぜひ立ち寄って。
スリランカ館スリランカと言えば紅茶! パビリオン内のカフェでは、冷たいアイスティー(10元)を販売しています。お店の横にはステージがあり、定期的に太鼓ショーなどを開催しているので休憩しながらパフォーマンスを楽しむことができます。
店内の様子。
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ステージではスリランカの伝統音楽ショーが。
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カリブ共同体連合館
ジャマイカ館、トリニダード・トバゴ館など人気のパビリオンが目白押しのカリブ連合館内には、トロピカルドリンクが揃うジューススタンドがあります。オススメは、マンゴー、パイン、ナタデココ入りのマンゴーアイスティー(25元)。カウンターではコップ入りを並べて売っているので、「氷を入れて」と頼むのをお忘れなく。テーブルに座って、遠くから聞こえてくるカリビアンミュージックやレゲエに耳を傾けていると、上海にいるとは思えない気分になってしまう場所です。
何カ国ハシゴする? 万博会場で飲める地ビールリスト
ベルギー館
ご当地ビールの宝庫と言えばベルギー館のレストラン。ナビのお気に入りは、グレープフルーツ味の「Pink Killer」(45元)。フラスコのようなグラス入りは、キャラメルバナナのような味というメニューの説明に引かれてオーダーした「Kwak, Specialty Ale」(50元)です。ほかにもいろいろなビールがありました。
プラハ実践館
E片区のプラハ館には、チェコビール「Budvar drought light beer」(30元)があります。しっかり冷えていて美味。量も少なめなので、女性にもオススメです。黒ビールバージョンもありました。チェコ風の軽食やスイーツも一緒に楽しむことができます。
ドイツ館
ビールといえばドイツ! ドイツ館レストランには、オープンテラスで乾杯したい大ジョッキビールが揃っています。オススメは麦の香りが豊かな「WeiBbier hell Wheat beer」(55元)。ドイツの黒ビール「Hofbrau Dunkel」(49元)もありました。おつまみはソーセージで決まりですね。このお店で使われているジョッキやグラスは、パビリオン内のショップで購入することもできます。
スペイン館
ワインが豊富なスペイン館。でも、一杯目はガリシアビール「Estrella Galicia」(30元)で乾杯しましょう。日本人にも飲みやすいさわやかな後味。ついついタパスを頼みすぎちゃうかも。
ペルー館
遺跡の外壁のような手触りのビンと、同じデザインのオリジナルグラスが凝っているペルービール「Cusquena」(30元)はちょっぴりビター。売り切れてしまうこともあるので、ぜひ飲みたいという方は夜7時前までに入店しましょう。ビンの裏の輸入社名を見ると「上海万博ペルー館」とあり、ペルー館の住所が記されています。万博が終わったら、上海ではもう飲めないビールっていうことですよね。
ポーランド館かわいいデザインのビンビールが揃うポーランド館は、めずらしい赤いビール「Amber」(55元)がオススメ。同じメーカーの普通のビール「Kozlak」(60元)も、軽い飲み口で美味。カウンター席で飲んでいると、フレンドリーなポーランド人スタッフが話しかけてくれます。
ドュッセルドルフ実践館
超隠れ家バーがあるドュッセルドルフ館では、どことなくとろりとした甘口の黒ビール「Frankenheim Alt」(32元)があります。小さなグラス入りなので、歩き疲れたときなどのちょい飲みにぴったり。ドイツの地方都市の街角にまぎれこんだような気分で、ベンチに座って一服しましょう。
万博限定カクテルが飲めるのは10月末まで!
ハンブルグ実践館
E片区の「ハンブルグの家」ことハンブルグ実践館では、「Hamburg-Haus-Cocktail」(40元)というオリジナルカクテルが味わえます。ストロベリーリキュールとスパークリングワインを使った、女の子らしいさわやかなテイスト。ドイツ風のおつまみもたくさん揃っています。
Capitan
ペルー館個性派カクテルにチャレンジしたいならペルー館へ。オレンジとチェリー入りの「Capitan」、お馴染み南米カクテル「Caipilima」、ペルーを代表するカクテル「Pisco Sour」、甘くてコクのある「Maracuya Sour」など、かなり強めのカクテルが揃います(各35元)。こちらは閉店が10時ごろなのですが、パビリオンの音楽や照明が消される時間まで長居してしまったナビはスタッフたちと裏口から出ることに。ご迷惑おかけしました。でも楽しかった!
スペイン館カクテルではないけれど、女性にオススメなのがスペイン館の「サングリア」(30元)。ワインは苦手でもサングリアなら好きという方は意外と多いですよね。フルーツたっぷりでキンキンに冷えたサングリアは、昼間の疲れもお肌のダメージも取り除いてくれそうな気がします。
ロシア館
ロシア館の出口付近には、気軽に腰かけられるバーがあります。イベントのある日はDJブースの前で踊る人がいっぱい。隠れた人気クラブなのです。こちらのオススメカクテルは「Siberian Sanrise」(39元)。ウォッカベースのオレンジ味でした。バーテンダーはすべてロシア人で、遊びにきている子もロシア人が多めでした。昼間はロシア料理のセットがあります。
チリ館ワインが有名なチリですが、パビリオン内バーには南米風カクテルがずらり。しかもこちらのお店は、時間が合えばジャズの生演奏が楽しめます。しかもグラスワインは1杯18元からという安さ! ナビもついつい長居してしまいました。オーダーしたカクテルは、スタッフオススメの「Pisco Mango」(25元)。泡とマンゴーで口あたりはいいんだけど、実は強いんだろうな〜と思う味でした。店内にはチリワインもずらり。お土産にオススメです。
いかがでしたか? 「万博といっても何を見たらいいか、どこへ行けばいいかわからない」という方は、レストラン、カフェ、バーめぐりがオススメです。今回ご紹介したお店は、どこもその国の人たちがきりもりしているお店。カウンターに座ってオススメを聞きながらスタッフと雑談すれば、パビリオンに入るよりもその国の文化が理解できるかもしれませんよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-08-04