上海万博お土産コレクション

こんにちは、上海ナビです。
旅の楽しみの一つといえばおみやげ選び。上海万博の会場でも、ありとあらゆるおみやげが売られています。万博公式グッズ専門店から各国パビリオン内の売店、限定品売り場まで、会場内にはショッピングスポットがいっぱい。でも、どの店から見ればいいのか、何を選んだらいいのかなど、事前に決めておけばパビリオンも効率的にまわれますよね。今回は、ナビが実際にゲットした物も交えて上海万博で手に入るおみやげの数々をご紹介したいと思います!

万博みやげ基礎知識

1、海宝（ハイバオ）グッズだけじゃない!
会場内のショップは、公式グッズショップと各国のパビリオン内売店の二つに分けられます。公式グッズショップでは、海宝グッズや公式ロゴの入ったグッズが、パビリオン内ショップでは、その国の工芸品や名物が売られています。たとえば日本産業館では、スタジオジブリ、日本郵政、ミキハウスなど、日本を代表する企業が自社グッズを販売。同じように、各国が自国のメーカー、伝統工芸品などを売るショップを出しています。

すべての商品にこんな値札がついています。店員さんにいちいち値段を聞かなくてもOK。

2、価格帯の幅広さに注目!
確認したものだけでも、数元のチョコレートから数万元の工芸品まで価格帯はさまざま。特に各国パビリオン内のおみやげは、意外なものが安かったり高かったりします。たとえば、インド館で売られていたエスニックなデザインの手鏡。日本では1000円くらいしそうなものがなんと9元。北朝鮮館の切手はシート売りでたったの5元です。一方、アフリカ連合館のバザール内で売られているアクセサリーは100元前後からが相場。いいものを納得の値段で買う選球眼が必要かも。

3、売店は交流の場。マナーを忘れずに。
パビリオン内の売店は、ブラジル館ならブラジル人、ドイツ館ならドイツ人など、多くがその国のスタッフを店員として起用しています。興味のある国の人と交流したり会話を楽しんだりするチャンス。でも、基本的に値切ることはできません。混み合う店舗内での値段交渉は他のお客さんの迷惑に。人気のフランス館などは、売店だけで長蛇の列ができます。また、包装はしないお店がほとんど。「一つずつ別々に包んで下さい」など、日本のお店と同じ感覚で過剰包装を頼むのも考えものです。

公式グッズショップで買う!

会場内には、100m歩くごとに一軒くらいの割合で公式グッズショップがあります。同じショップでも、食べ物、衣類、陶器、メダルや切手など、お店ごとに扱うものが異なります。それらがほぼすべて揃っているのが、B片区のフードコート横にある大型ショップ。早速見て行きましょう。

【万博終了】上海万博会場　B片区魅惑の東南アジア、オセアニア国家と、環境、自然保護などを考える国際団体のパビリオンが集中。 Googleマップで見る

＜職場や学校へのバラまきみやげ＞
海宝スナック（5元）は、上海蟹味、四川風辛口味など、中国らしいフレーバーが揃っていておみやげにぴったり。万博のメダルチョコ（5元）もかさばらなくていいかも。いろんなポーズの海宝シール（2枚組、5元）は、もらう側もストラップやキーホルダーよりうれしいのでは。「これがウワサの万博マスコットだよ」と、気軽にあげられますよね。


いろいろな種類がある海宝スナック。

メダルチョコ。

シールセット。

＜友人や家族へのプレゼント＞
ちょっとしたプレゼントにぴったりのマグカップ（50元前後〜）は、さまざまな種類が揃います。定番のお箸セット（80元）も万博仕様。置物として部屋に置いても違和感のない青花陶器のアロマテラピーセット（138元）や、バラでもセットでも喜ばれるアロマキャンドルも素敵ですよね。これ、全部万博公式グッズなんですよ。


お箸とマグカップは家にいくつあってもいいですよね。

ビアジョッキ風マグ。

青花陶器のアロマセット。

アロマキャンドル。

＜上司や親戚などへの贈り物＞
オススメしたいのはこちら。最近上海でもちょっとしたブームになっている竹繊維タオルのギフトセット（218元）です。しなやかな手触りで汗をよく吸い取る竹繊維は、中国らしくてしかもエコ商品。話題性もあり、好感度アップも狙える贈り物ですよ。

そして定番の中国茶も万博限定缶入りギフト（65元〜）が揃います。素敵な茶器セット（350元〜）も添えて渡せばきっと喜ばれるハズ!

いろいろなタイプの缶入り中国茶が手に入ります。

モダンな茶器セット。

チャイナドレスみたいなデザイン。

一見渋いけど、よーく見ると海宝柄です。

＜子どもにもママにも喜ばれるアイテム＞
子どもが大好きな文房具はどれもお手頃価格。消しゴム（4元）、ノート（8元）、ペン（8元）、メモ帳（15元）などが揃います。遊べるおみやげなら海宝の凧（25元）、一枚一枚すべてに各国のパビリオンが描かれたトランプ（80元）はいかが。透明貯金箱（35元）、海宝の顔がのぞくカチューシャ（25元）もきっと子どもは大好きです。

消しゴム。

ノート。

ペン。

メモ帳。

凧。

トランプ。

貯金箱。

カチューシャ。

＜その他のオススメ＞
定番のTシャツは、いかにも「万博!」というデザインは気恥ずかしいという方にもOKなものがいっぱい。子ども用サイズも揃ってます。各80元。

自分用に、その場で使えておみやげにもできる使えるアイテムたち。エコバッグは65元〜、水筒は78元、涼しげな藍染めうちわは25元です。

エコバッグは種類も豊富。

水筒とうちわ。使って帰って家族のおみやげにしてもOK。

キュートなデザインの保冷バッグ（100元）は、万博会場では冷たい飲み物入れに、日本に持ち帰ってからはお弁当バッグとして使えますよね。

中はこんな感じ。

各国パビリオンで買う!

アジアン小物、アクセサリー、コラボグッズ、ワイン、民芸品など、興味のある国のグッズを目指してパビリオンを歩いてみましょう。ただし、ショップを併設していないパビリオンもあるのでご注意を（モロッコ館、イギリス館、アルゼンチン館、カタール館など）。

＜職場や学校へのバラまき系＞
オーストリア館で見つけたバラ売りチョコレート（15元〜）。箱で買って職場で配るのもいいかも。もちろんオーストリア製です。安くてかわいい民芸品がざくざく揃うペルー館は、こんなキュートなアルパカバッジが一つ10元。お人形が二つついたバッジは、何と一つ5元です。キーホルダー、アクセサリー系をまとめ買いするならアフリカ連合館へ。男女問わずつけられる夏らしいデザインのグッズがいっぱい。

ペルー館のアルパカバッジ。

ペルーの人形バッジ。

バラまきみやげの宝庫・アフリカ館。

＜友人や家族へのプレゼント＞
「話の種にちょっと試してみて」とすすめたいヨルダン館の死海の泥エステグッズ（150元〜）はお母さんや女子友達にぜひ。同じ棚には砂漠の砂で作ったこんな飾り（100元）が。ヨルダン人の職人さんがその場で作ってるんですよ。インパクトで攻めるなら、スリランカ館のゾウの木彫り（248元）はいかが。ドイツ館では、ドイツ産のコーヒー豆（125元）を発見。どんなものか、家族でぜひ飲んでみて。


ヨルダン名物は死海と砂漠。

スリランカの木彫り。

ドイツコーヒー。

＜上司や親戚などへの贈り物＞
イチオシは各国のワイン!　スペイン館、フランス館などのほか、ルーマニア館のドラキュラワインなどさまざまな国のパビリオンが自国のワインを販売しています。持ち帰りやすいハーフボトルも充実。ショコラティエがその場で作っているベルギー館のチョコレートを添えて渡してみては。写真はオーストリア館のワインです。「食べ物や重いものはパス」という方は、アフガニスタン館の布はいかがでしょう。テーブルクロス、敷きもの、家具カバーなど、いろいろ使い分けられる布なら好みを問いません。かさばらないのも◎。

ホテルで飲んでもOK。		ベルギー館ではパティシエの仕事も見られます。
じゅうたんからスカーフまで、さまざまな布製品が揃います。		店員さん、イケメン!

＜子どもにもママにも喜ばれるアイテム＞
男の子向けのおみやげ探しならブラジル館へ。サッカーボール（195元）、ボール付き鉛筆（20元）などのサッカーグッズのほか、海宝が「Ola!」とスペイン語であいさつしているキッズ向けTシャツ（110元）はかなりレアなのでは。

女の子向けのおみやげならキルギス館へ。やわらかな色合い、素朴な表情がなんともいえないフェルト人形（40元）が大人気のこちらは、実はナビもリピーターの一人。フェルトのポンポンネックレスや大きなお花がついた髪飾りもあります。並ばず入れてゆっくり選べ、笑顔が素敵なキルギス人の店員さんも親切ですよ。　

＜その他のオススメ＞
男性向けのおみやげがなかなか見つからないという方はクロアチア館へ。ナビも初めて知ったのですが、クロアチアはネクタイ発祥の地なんだそう。パビリオン内のショップはほぼネクタイ屋さん。一本300元前後でした。

日本であまり手に入らないものがあるパビリオンと言えば北朝鮮館。切手、本、CDなどのほかにこんなものを見つけました。貝殻でできたカエルの楽隊（150元）です。食べたあとの殻で作ったのでしょうか。でも、あなどれないかわいさ・・・。

日本のミニシアターなどで密かなブームを呼んでいるチェコアニメ。日本未進出のキャラクターグッズはチェコ館で手に入ります。サッカーファンは、レアル・マドリードグッズを探しにマドリード館へ行ってみましょう。クラシック音楽ファンならポーランド館へ。オリジナルCDがありますよ。黒檀やマホガニーの家具や工芸品に興味がある方はベトナム館を覗いてみましょう。ミッフィー好きならオランダ館もハズせません。ナビもまだまだ入っていないパビリオンがあるので、皆さんでぜひ開拓してみて下さいね。

アート、サッカーグッズ満載のマドリード館売店。

ベトナム館の家具。展示物ではなく売り物です。

ナビが実際に買ったもの

アルパカセーター（350元/ペルー館）
蒸し暑い日に汗だくで行ったにも関わらず、即買い。こんな手触りのいいゆったりしたセーターがこの値段で買えるなんて。今から冬が楽しみです。ほかにも耳当て付きアルパカニット帽、マフラー、ショルダーバッグなど、ペルーの手作りファッションアイテムがたくさんあって、目移りしてしまいました。

シマウマペンダント（80元/アフリカ連合館）
すでに買い物目的で会場を訪れているナビ。今の季節に合うアクセサリーならアフリカ連合館かも、と思って行ってみたときに見つけたのがこちら。牛骨でできているそうです。ほかにゾウバージョンがありました。シンプルなTシャツにもワンピースにも合いそう。男女問わずつけられるのでおみやげにぜひ。

エコバッグ（100元/ブラジル館）
ブラジルらしい鮮やかな黄色にひかれて買ってしまいました。「巴西（ブラジル）」という中国語表記もレア。スリの多い上海では、エコバッグにもファスナーがあると安心です。マチ、底板つきでたっぷり入りそう。レジのブラジル人のお兄さんも親切でした。

フルーツリキュール（各35元/ドイツ館）
プラムリキュールとアップルリキュール。ソーダで割ったらおいしそう。お酒は苦手という方は、香り付けに紅茶にたらしたり、お菓子作りに使ってみては。ほかにもドイツ館にはお酒のミニボトルがたくさんありました。

海宝スノードーム（40元/会場内の各公式グッズショップ）
日本への帰国が決まったナビの友人が買ってプレゼントしてくれたもの。横にいるクマの素朴な表情がなんともいえません。こういう置物って、もらうと意外とうれしいですよね。多分今後もずっと棚や机の上に置かれ続けるんだろうな。

もっと便利にショッピングを楽しもう!

ショップ付近を中心に、「交通銀行」のATMが設置されています。両替が必要な場合は、D片区の日本産業館と同じ建物に入っている「交通銀行」を目指しましょう。両替にはパスポートが必要となります。アメリカ館レストラン内にはシティバンクのATMがありました。

買いすぎてしまったら郵便局へ。そのまま日本へ小包で送ることもできます。位置的に便利で目立つのは、C片区の中南米連合館東側にある郵便局。料金は、日本の国際航空便、EMSの送料とほぼ同じ（わずかに高めかも）です。

いかがでしたか?　今回ご紹介できたのは、まだまだほんの一握り。でも、ざっとどんなものが売られているのか見当がついたのではないでしょうか。ナビの知人に、「大阪万博に行ったという人にもらったペーパーナイフを未だに使ってるの。多分どこか国の民芸品なんだろうけど・・・」という方がいました。万博のおみやげって、なぜだかずっと飾っている、使っているというものが多いですよね。タイムカプセル的な役割も持つ万博のおみやげ。皆さんも、一生手元に置いておけるような素敵なアイテムを会場内から探し出してみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上海万博お土産コレクション

海宝グッズから世界各国の民芸品まで!　万博会場でゲットしたい限定おみやげを目的別に一挙紹介!

万博みやげ基礎知識

公式グッズショップで買う!

各国パビリオンで買う!

ナビが実際に買ったもの

もっと便利にショッピングを楽しもう!

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