国際線機内への液体物の持ち込み制限★新規定

2007年3月から実施されている持ち込み制限新ルールと、危険物など禁止品について

こんにちは、上海ナビです。
2007年3月1日から、日本発国際線にて液体物の機内持ち込みの制限が始まっているのをご存知でしょうか?先日ナビが名古屋から上海へと移動した際にも、空港の手荷物検査でたくさんのペットボトルが没収されているのを見ました。

それでは、中部国際空港セントレアに貼ってあったポスターを見ながら、持ち込み制限の様子を簡単にご説明したいと思います。

~~液体物を(国際線)客室に持ち込むための新ルール~~

【国土交通省 警察庁 定期航空協会のポスターより】
実際に、どういった注意事項が書いてあるのか、詳しく見てみましょう。

1.100ml以下の個々の容器で 
(100ml以下の容器に小分けにする)
2.1リットル以下のジッパー付無色透明のプラスティック袋に 
(各容器をまとめて透明の袋に入れる)
3.1人1袋まで、検査トレーへ
入りきらない液体物は、スーツケースに入れてカウンターへ預けます。

入りきらない液体物は、スーツケースに入れてカウンターへ預けます。

機内で必要な医薬品・ベビーミルクなどは、検査官に申告の上、別途持ち込み可となります。

機内で必要な医薬品・ベビーミルクなどは、検査官に申告の上、別途持ち込み可となります。

コート・ジャケット・パソコン・大型電気機器も、別々に検査トレーへ置きましょう。

コート・ジャケット・パソコン・大型電気機器も、別々に検査トレーへ置きましょう。

注意書きとして以下のように書いてありますのでご注意下さい。
※保安検査後の免税店で液体物の購入は可能ですが、海外での乗り継ぎの際にその国のルールに従い没収される可能性がありますので、航空会社にご確認ください。

~~中部国際空港セントレアのポスターにも詳しく書かれていました~~

【セントレア空港にあった看板より】
国際線客室内への液体物持込み制限
持込み不可―100ml以上の液体物

持込み不可―100ml以上の液体物

持込み可―液体物の入ったジッパー付プラスティック袋     
機内で必要な医薬品、ベビーミルク等

持込み可―液体物の入ったジッパー付プラスティック袋      機内で必要な医薬品、ベビーミルク等

先ほどのポスターと同じく、以下の注意書きがあります。
※保安検査後の免税店で液体物の購入は可能ですが、海外での乗り継ぎの際にその国のルールに従い没収される可能性がありますので、航空会社にご確認ください。
セントレア内の大型テレビでも注意を促していました。 セントレア内の大型テレビでも注意を促していました。
セントレア内の大型テレビでも注意を促していました。 セントレア内の大型テレビでも注意を促していました。

セントレア内の大型テレビでも注意を促していました。

■機内への持込み又は受託可能品
・各種デオラントスプレー
・ヘアースプレー
・シェービングフォーム
・ライターの持ち込みついては航空会社係員等にお尋ねください

※ 詳しくは航空会社係員等にお尋ね下さい
もし化粧水などをスーツケースに入れ忘れて検査でひっかかった場合には、面倒でもチェックインカウンターに行って受託輸送(カウンターの係員にお願いするだけです)をすればOK。機内持ち込みできなくても、スーツケースと同じように現地で受け取れるので覚えておいてくださいね!

■機内持込禁止品例、輸送禁止品例
~機内持込禁止品例~
・ ナイフ
・ ハサミ
・ カミソリ
・ ライター
・ 工具類
※ ライターの持ち込みは御一人様一個までとなります。

~輸送禁止品例~
・ 火薬類(花火、爆薬、クラッカー)
・ 引火性液体(ライター用燃料、塗料)
・ 毒物類(クロロホルム、加熱蒸散殺虫剤)
・ 腐食性物質(水銀、バッテリー)
・ 高圧ガス
(アクアラング、除菌スプレー、消火器、カセットコンロ用ガス、ライター用充填ガス、携帯用濃縮酸素、ヘリウムガス、キャンプ用ガスコンロ、ライター)
・ 可燃性物質類(マッチ)
・ 酸化性物質類
(過酸化物/漂白剤、個人用小型酸素発生器)
・ 放射性物質等
・ その他の有害物件(ラジコンヘリ等のエンジン、磁石)

自主的に破棄をお願いします。
■危険物に関して
危険物は法令により航空機内への持込み、受託手荷物の取扱いもできません。【国土交通省航空局ポスターより】
空港に着いてから慌てないよう、自宅でパッキングする際に荷物の中身に問題がないかチェックするようにしましょう。
以上、上海ナビがお伝えしました。
■上海蟹は、お土産でもって帰れるの?
9月、10月、11月の季節は、上海蟹がおいしい時期ですよね。あの蟹味噌がたっぷりで、身のしっかり詰まった、濃厚な味の上海蟹はお土産に持ち帰ることができるの?と疑問に思っている方も少なくないと思います。
チェックインカウンターでは、上海蟹の写真が載っているパンフレットがおいてありました。

パンフレットには、「请注意!在日本禁止进口大闸蟹」と大きく書いてあり、『日本の法律「外来生物法」により上海蟹は「特定外来生物」として指定されているため、生きた上海蟹は日本には持ち込めない。』と明記されていました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-08-03

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