上海の最新お土産特集 【2019年版】

迷うお土産探しの参考に! さまざまな好み、要望、口コミを吟味した、ナビセレクトの上海土産。

こんにちは、上海ナビです。
上海旅行で困ることといえば、いつもやっぱりお土産選び。もともと難しいと言われている上に、近年は物価の高騰、個人経営ショップの減少なども悩みのタネになっています。しかも、在住日本人にも「お土産? 淘宝(中国のショップアプリ)で買うよ」という人が増加中。一般日本人旅行者向けの情報も少なくなりつつあります。が、そこは毎日上海を歩いているナビ。旅行者の皆さんのために、新たに見つけたお店、街で話題の商品を大ボリュームで一挙にご紹介したいと思います!
※以下、2019年1月現在の商品です。デザインや品揃えは変わることがあります。目安としてご覧ください。
2020年の最新情報はこちらをどうぞ↓

目的、好み、要望別の2019年お勧め店リスト

「猫的天空之城」のポストカード

「猫的天空之城」のポストカード

同じ日本人旅行者でも好みは千差万別。ナビは普段、同じ商品を見て「こういうのを探してたんです!」と喜んでくれる人から「え、こんなのを買う日本人がいるんですか?」と疑ってくる人まで、さまざまな声をダイレクトに聞いています。なので多分、これを読んでいる皆さんもバラバラの目線でお土産探しをしているはず。自分の声に近いものを選べるようにリストアップしてみました。

現地の話題店
「在住日本人は、帰国時にどんなお土産を選んでるんですか?」
「出張で何度も来ているので、新しいお店や限定品があれば知りたい」


最近ナビが注目しているのが、創業100年クラスの老舗洋食店のベーカリー。「洋菓子だけどしっかり上海」なのがポイントです。このジャンルでもっとも新しいお店は、創業80年の洋食店「紅房子」が2018年12月にオープンさせた1階パティスリー。「香橙檸檬(オレンジとレモン)」「咖啡蔓越莓(コーヒーとクランベリー)」など、ユニークなフレーバーのクッキーが見つかります。持ち帰りやすいプラスチックの瓶入りで、一つ20元前後とお手頃なのも魅力。
ボトルのデザインもポイント。一つ20元前後です ボトルのデザインもポイント。一つ20元前後です

ボトルのデザインもポイント。一つ20元前後です

昔ながらの上海洋菓子

昔ながらの上海洋菓子

常に大行列の「哈爾濱食品廳」も創業80年という老舗。量り売りの対面販売で、地元中高年のパワーに負けずに注文しなければならず、しかもパッケージ無し(まとめて紙袋)という、買う側に根性と工夫が必要なお店なのですが、近年はニュージーランド産のミルクやバターを取り入れるなど原料を一新。素朴な味に仕上げています(甘過ぎ、バター濃過ぎが苦手な人向き)。ただし、配るには手作りクッキー用の小分け袋の用意が必要かも。量り売りで一枚の単価は1〜2元です。
最近話題のお店といえば、「COTTI COTTI」と「de Shanghai」。上海郊外で作られているビンテージ生地と、その柄をプリントした雑貨が大人気です。カードやシール、付箋など、気軽に渡せるものも見つかりますよ。「COTTI COTTI」のほうには上海在住作家のアクセサリーや手作り小物も揃っています。「在住日本人のお勧め」がダイレクトにわかるお店だと思います。
ポーチ(58元〜)

ポーチ(58元〜)

カードシール(18元)

カードシール(18元)

「自分用のとっておき」を探すなら手作りシューズの老舗「スージョー・コブラーズ」へ。今年1月にテレビ朝日の『旅サラダ』で紹介されたり、オーナーのデニスさんが某ファッション誌で紹介されていたりと、老舗なのに今旬のお店です。そのデニスさんと、香港映画での仕事で知られるカメラマン、クリストファー・ドイル氏のコラボグッズが登場中。「ロットが少ないので、今あるだけです」とのこと。ファンなら見逃せないかも。
おしゃれシルクシューズのお店といえばここ

おしゃれシルクシューズのお店といえばここ

クリストファー・ドイル氏とのコラボ商品

クリストファー・ドイル氏とのコラボ商品

豫園商城内の食品店では、2019年限定の大白兔60周年記念缶入りを発見

豫園商城内の食品店では、2019年限定の大白兔60周年記念缶入りを発見

お土産探しの定番スポット「豫園商城」が2018年末ごろに大きく変わり、このエリアでのお土産探しが楽しくなりました。月餅の老舗「杏花楼」、レトロ洋菓子を扱う「徳大西菜社」、上海発のスニーカーブランド「Feiyue」などが敷地内に進出しています。詳しくは以下にリンクした記事を。「田子坊」「新天地」の最近の様子も合わせてどうぞ。

出張者向け
「職場に持って行きたいので、きちんとしたものがあれば」
「帰省時に親戚や両親に贈りたい」

シックなパッケージのお茶ならここ

シックなパッケージのお茶ならここ

昨年移転リニューアルした中国茶のお店「喫茶去」。贈り物にぴったりのパッケージが魅力ですが、店内で選んだ茶葉をその場でティーバッグにしてくれるサービスも大人気。高級茶葉で作ったティーバッグは、お湯を注ぐと葉が広がってバッグがパンパンに膨らみます。マグカップで本格的な中国茶を楽しめるんですよ。
定番の中国茶はこのお店もお勧め。しっかり選びたい方は日本語でいろいろ聞けるお店を選んでください。
しっとりサクサク

しっとりサクサク

「おいしかったんですね、誤解してました……」とナビが思わず反省させられたのが「奇華」のパンダクッキー。バター風味でしっとりサクサクです(ほかにコアラ型、ペンギン型もあります)。ナビ的には上海のクッキー界でダントツNo. 1。しっかりした缶入りで個包装なので、ギフトにもバラマキにも使えます。ただし、知っている人には「これ、香港のですよね?」と言われるかもしれないのがややネック……。
※下記リンクは店舗がある主なモールです。
クッキー作りのワークショップも開催

クッキー作りのワークショップも開催

こちらも台湾系ではあるのですが、きちんとした贈り物系焼き菓子といえば「Cookie9」。しっとりやわらか系のクッキーが大人気で、コーヒー、抹茶、岩塩、ピスタチオなど、男性ウケも良さそうなフレーバーが揃うのもポイント。パッケージもクールで大人っぽく、きちんとしています。
台湾系では定番のここもお勧め♪

バラマキ&庶民派
「節約旅行なのでお土産に予算をかけたくありません」
「昔ながらの庶民的な中国雑貨を見たい」

『崩壊3rd』プリッツ

『崩壊3rd』プリッツ

庶民派土産ならスーパーとコンビニへ。まずは店舗数の多いローソンとファミリーマートを見てきました。日本でも人気が出始めている中国の国産アニメ、国産ゲームのキャラクター入りパッケージのお菓子は意外にレアかも。知っている人にあげたら喜ばれるハズ。
最近ブームの山芋ポテチ

最近ブームの山芋ポテチ

ニベアの限定缶

ニベアの限定缶

カップ火鍋

カップ火鍋

インスタント麺も進化中

インスタント麺も進化中

ローソンで、宇宙食発見

ローソンで、宇宙食発見

サイリウムみたいなやつ

サイリウムみたいなやつ

日本でも、「麻辣」の次はこれが流行る? よりさわやかな山椒風味の「藤椒」インスタント麺

日本でも、「麻辣」の次はこれが流行る? よりさわやかな山椒風味の「藤椒」インスタント麺

今回は、「輸入品ばかりの高いデパ地下スーパー」は除外。店舗数が多く、街角でほどよく見かける庶民派スーパー「迪亜天天」と「世紀聯華」でいろいろ探してみました。上海市民が普段家で飲んでいる紹興酒と中国茶が手に入るのもローカルスーパーならでは。
あの辣油に新フレーバーが

あの辣油に新フレーバーが

エビチリ、酢豚などのケチャップ中華に使ってみて

エビチリ、酢豚などのケチャップ中華に使ってみて

『縁結びの妖狐ちゃん』プリングルス

『縁結びの妖狐ちゃん』プリングルス

竹繊維を使ったパンダティッシュ

竹繊維を使ったパンダティッシュ

ローカル中華の味はこれで再現できます

ローカル中華の味はこれで再現できます

おなじみ、ハッピーターンみたいな味の仙貝

おなじみ、ハッピーターンみたいな味の仙貝

一本20〜30元の庶民派紹興酒が実はおいしいんです

一本20〜30元の庶民派紹興酒が実はおいしいんです

専門店や市場に行く時間がないときはスーパーで中国茶を

専門店や市場に行く時間がないときはスーパーで中国茶を

抜け出せないカオスな市場へ

抜け出せないカオスな市場へ

庶民派土産といえば、豫園エリアの雑居ビル型雑貨市場は外せません。チープな日用品や、意外と使えるハンドメイドの材料、ゆるすぎるキャラクターグッズなど、個々の選球眼でおもしろ土産を見つけてみてください。価格はほとんどが1ケタ。よりヘンなものが多いお勧めビルは「上海福民街小商品市場」です。
日用雑貨のお店

日用雑貨のお店

カバン、スーツケースのお店

カバン、スーツケースのお店

手芸、ハンドメイド用品のお店

手芸、ハンドメイド用品のお店

パーティー、盛り上げグッズのお店

パーティー、盛り上げグッズのお店

タッセル!

タッセル!

つけま!

つけま!

マステ!

マステ!

肉まんや小籠包を蒸すときに下に敷く布

肉まんや小籠包を蒸すときに下に敷く布

拡声器

拡声器

麻雀用品

麻雀用品

フェルトパンダ

フェルトパンダ

風船

風船

キューキュー鳴るやつ

キューキュー鳴るやつ

編み棒を束売り

編み棒を束売り

ゴムひも

ゴムひも

輪ゴムとスポンジ

輪ゴムとスポンジ

湯たんぽです

湯たんぽです

名門大学名入りペン

名門大学名入りペン

だるま

だるま


定番&安心
「上海は初めてなので、定番の人気店に行きたい」
「外国人慣れしているお店で安心して買い物したい」

「BRUT CAKE」の手作りカップ(100元)

「BRUT CAKE」の手作りカップ(100元)

『上海ナビ』で長年人気を得ていて、読者の皆さんにも好評なお店をピックアップ。「COUTURIER Shanghai」「BRUT CAKE」「LU MING TANG」などのおしゃれな個人経営店が点在している安福路は、散策がてらのショッピングにぴったりです。数人でおしゃべりしながら歩いている日本人女性、このエリアでよく見かけます。
日本人経営、または日本語OKの店員さんがいる鉄板お勧め店は以下。「KITSCH CHINA」は大定番ですよね。
長い間変わらず人気を得ているのはこちらのお店。「OSHADAI」とか、「Madame Mao’s Dowry」とか、お店の店員さんもずーっと変わっていない気が……。入れ替わりの早い上海ではスゴいことだと思います。

空港土産
「日程に余裕がないのでお土産は空港で買いたい」
「結局空港の売店でお土産を買うと思う」

コスメブランドの上海限定(空港限定)品が人気

コスメブランドの上海限定(空港限定)品が人気

日本人旅行者が手に取りがちな空港の定番(パンダチョコ、甘栗チョコ、月餅など)は「おいしかった」という口コミを一度も聞いたことがないので『上海ナビ』としては全カット。2019年1月現在の、ナビ目線のお勧めをピックアップしてみました。
※以下、浦東国際空港第2ターミナルの登場口付近(イミグレを入った免税店フロア)にて。
キールズのクリームの限定干支ボトル

キールズのクリームの限定干支ボトル

ロクシタンも上海限定品揃えてます

ロクシタンも上海限定品揃えてます

グラムグロウの春節限定品

グラムグロウの春節限定品

うれしい空港土産といえばクスミティー

うれしい空港土産といえばクスミティー

愛煙家へのお土産に。パンダタバコ

愛煙家へのお土産に。パンダタバコ

ゴディバの新しい上海版パッケージ

ゴディバの新しい上海版パッケージ

要望別のお勧め店&記事あれこれ

ここ1年の間にナビが旅行者の皆さんに実際に聞いたお土産に関する要望、疑問をまとめてみました。ピンポイントでマニアックな方、意外と多いのです。
アプリをダウンロードしてから入店します

アプリをダウンロードしてから入店します

「無人コンビニで買ってみたい」
「日本のニュースで見た、顔認証決済の店に行ってみたい」

→日本で大きく報道された無人店舗。でも、実際は上海の市街地ではほとんど見かけません……(生活者のナビも、未だにどこにあるのかよく知りません)。キャッシュレスでの買い物、スマホ決済が市民に根付いている様子を見るなら、実際に市民に定着しているアリババ傘下のスーパー「盒馬鮮生」に行ってみるのはいかがでしょう。
「天猫」で検索してみよう

「天猫」で検索してみよう

「ある中国人作家の本を探しているが、本屋で見つからず、店員にもわからないと言われた」
「風水グッズがほしいのですが、専門店はありますか?」

→買うものが決まっているけど、売っている場所がわからないという方には、「淘宝」or「天猫」デビューをお勧めします。アプリ内を検索すれば大抵見つかります。やり方がわからない方はガイドさんや現地の知人に相談を。みんな日常で使っているので手伝ってくれるはずです。ホテルに届けてもらうことも可能。
ナビはアテンドで何度も来ました

ナビはアテンドで何度も来ました

「アニメイトの上海限定品を見たい」
「ディズニーストアに中国限定グッズはありますか?」

→ナビも知らなかったのですが、「外文書店」内の「アニメイト」は日本のアニメファンの間でも有名とのこと。中国語表記だということがコレクション価値になるそうです。土日は混み合うので平日がお勧め。「ディズニーストア」も、パーク内とは違うレアなグッズが見つかります。こちらも土日は行列ができるので平日に。
ノートのセット

ノートのセット

ムーラングッズ、日本にはあまりないですよね

ムーラングッズ、日本にはあまりないですよね

過去記事でさらに情報収集!

※閉店しているお店もあるのでご注意ください。

いかがでしたか? 気になるお店は見つかったでしょうか。でも、旅の時間は短くて貴重。「わざわざ遠いお店に行ってしまったけど、ホテル近くの商店街のほうがおもしろいものがあった」なんてこともあるかもしれません。行動範囲のお土産もチェックしながら観光したほうがいいかも。そこで見つけた皆さんのお勧めショップ、喜ばれたお土産を買えたお店、新しくオープンしていたお店情報は、ぜひぜひ『上海ナビ』までお寄せください☆
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-02-07

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