7月の上海 【2014年】

こんにちは、上海ナビです。
いよいよ上海にも本格的な夏が到来。蒸し暑い日々が続いています。「夏休みは上海!」という方は暑さ、湿気、蚊対策を万全にしてお出かけ下さい。海も山もお祭りもない上海の夏は、外で思い切り夏を満喫するといった過ごし方はできないかも。その分、快適なプールがあるホテル、日焼け肌をリセットできるエステやスパ、冷たいビールが外飲みできるバーなどをナビで検索してから出かけてみて下さいね。

W杯、バーでは朝まで盛り上がってます		外ご飯の季節		涼むなら水族館がお勧め
帽子屋さん		地下鉄に盲導犬を見る機会が増加		建設中の128階ビル。今の様子です

カレンダー編

7/1（木）　香港回帰記念日/中国共産党創立記念日
1997年のこの日に香港が中国に返還されました。香港にちなんだイベントや、中国共産党創立を祝う音楽会や美術展も毎年開催されています。

お天気・気候編

日射しが強く蒸し暑い上海の夏。汗対策、日焼け対策はお忘れなく。一方でホテル、カフェ、デパートなどは寒いほど冷房を効かせているところがあるので、一枚はおるものがあると安心です。この時期、日本から持参すると重宝するのは虫除けグッズ、虫さされ薬、制汗デオドラント、汗ふきシート、ペットボトルケースなど、上海のドラッグストアではあまり手に入らない夏グッズです。

＜平均気温＞
初旬　27℃　　中旬　28℃　　下旬　28℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　24-30℃　　中旬　25-31℃　　下旬　25-31℃
＜平均降水量＞
初旬　6.5mm　　中旬　5.1mm　　下旬　3.8mm

7月の上海最新情報

＜最近オープンの注目スポット＞
上海万博の閉幕から4年。会場跡地はまだまだ空き地や工事中の場所が多い感じです。そんななか、万博開催時に「世博軸」として造られた巨大パビリオンが5月に「世博源」としてプレオープン。地下2階、地上1階、屋上コンコースを擁する横長モールです。まだテナントが入っていない場所が多いのですが（2014年6月現在）、「巴国布衣」「満記甜品」など旅行者に人気のレストランが多数。エアコンも効いているので、外を歩きたくない暑い日はここで街歩きを楽しんでは。

広大な館内には滝や噴水が

斬新なインテリア

まだオープンしていないお店も多数

＜上海の流行りもの＞
今年の春ぐらいから街角に増えているのがドリアンスイーツのお店。対面カウンターだけの小さなお店が多く、主要エリアでは必ず見かけるほど。主な人気店は「榴蓮王」「猫山王」などで、あっという間に2桁の店舗数になっています。ドリアンアイス、ドリアンプリン、ドリアン入りチーズケーキなどが主力メニューですが、お店の前を通っただけで独特の匂いが……。日本人は苦手な人が多いようですが、チャレンジしたい方はぜひ。

プリンからマカロンまで、興味がある方はお試しを

ドリアンの皮がディスプレイされていました

まだまだ盛り上がっているW杯。この時期に上海旅行に来たなら、ホテルのテレビで観戦するのはもったいないかも。サッカーファンならぜひ店内で中継を見られるバーに出かけてみてください。各国のファンたちの一喜一憂を眺めるのもおもしろいですよ。明日の観光の予定は午後からにして、遅くまで盛り上がりましょう～。

7月のピックアップグルメ

◎上海菜飯
日本ではマイナーだけど、上海では焼きそば、小籠包、生煎（焼き小籠包）に並ぶ主食の名物料理です。菜っ葉、中国ハムなどを入れ、土鍋で炊いた（チャーハン状のものも）ご飯料理。ごま油で香りをつけたり、カリカリに揚げた中国ハムをのせたりと、お店によっていろいろと工夫も。どれも素朴な風味で、日本人の口にもよく合います。高級料理店よりもローカルな感じで地元の人に人気の食堂で食べてみて。

いかがでしたか?　夏の上海は35度超えの日も多く、とにかく蒸し暑いので暑さ対策、熱中症対策などは万全にしてお出かけ下さい。早朝や夜の街歩き、冬は寒さに耐えなければならない夜景クルーズはぜひ存分に楽しんで。
以上、上海ナビがお伝えしました。