7月の上海 【2013年】

こんにちは、上海ナビです。
いよいよ上海にも本格的な夏が到来。蒸し暑い日々が続いています。「夏休みは上海!」という方は暑さ、湿気、蚊対策を万全にしてお出かけ下さい。海も山もお祭りもない上海の夏は、外で思い切り夏を満喫するといった過ごし方はできないかも。その分、快適なプールがあるホテル、日焼け肌をリセットできるエステやスパ、冷たいビールが外飲みできるバーなどをナビで検索してから出かけてみて下さいね。

外で将棋		夏の庶民派グルメ「涼皮」の屋台		日差しの強い日が続きます
暑いけど外遊び		オープンテラスの季節		ハスの花が見ごろ

カレンダー編

7/1（木）　香港回帰記念日/中国共産党創立記念日
1997年のこの日に香港が中国に返還されました。香港にちなんだイベントや、中国共産党創立を祝う音楽会や美術展も毎年開催されています。

お天気・気候編

日射しが強く蒸し暑い上海の夏。汗対策、日焼け対策はお忘れなく。一方でホテル、カフェ、デパートなどは寒いほど冷房を効かせているところがあるので、一枚はおるものがあると安心です。この時期、日本から持参すると重宝するのは虫除けグッズ、制汗デオドラント、汗ふきシート、ペットボトルケースなど、上海のドラッグストアではまだあまり手に入らない夏グッズです。

＜平均気温＞
初旬　27℃　　中旬　28℃　　下旬　28℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　24-30℃　　中旬　25-31℃　　下旬　25-31℃
＜平均降水量＞
初旬　6.5mm　　中旬　5.1mm　　下旬　3.8mm

7月の上海最新情

＜最近オープンの注目店＞
少し前までは「80後（1980年代生まれ）」が新世代の中国人として話題でしたが、最近注目されているのは「70後（1970年代生まれ）」。古き良き中国の姿を知っている最後の世代が彼らなのかもしれません。というわけで、その名も「70後飯吧」というレトロをテーマにしたレストランチェーンが登場。日本の70年代生まれの皆さんは、「これ、昭和初期の世界でしょ」と思うかも。中国の30〜40代は、日本の同年代が想像できないような社会の激変を見てるんです。

天山路店は5月末にオープン。日々行列ができています

＜上海の流行りもの＞
日本で韓国料理と言えば、焼き肉や石焼ビビンバ、チゲなどでしょうか。どれも3〜4人以上で食べに行くというイメージですが、上海には女子の一人ご飯もOKの韓国料理店が増加中。なかでも店舗を増やしているのが「掌上韓品」です。カフェ感覚で気軽に入れて、ご飯系、スープ系のメニューも豊富。手書きメニュー、壁に貼られたメッセージカード、女の子のキャラクターロゴなどが10〜20代の上海人女子に受けているようです。食事に困ったとき、重宝しますよ。

手作り感があって、ガーリーなインテリアの韓国料理店がブーム

7月のピックアップグルメ

◎皮蛋痩肉粥
夏バテで食欲がないとき、冷たい物を食べ過ぎて胃を休めたいとき、エアコンが原因の冷えが気になるときなどの救世主はおかゆ。上海でいちばんよく食べられているのは、ピータンと細切り肉が入ったこのおかゆです。ナビのお勧めは、在住日本人にも人気が高い「千秋膳房」の「皮蛋痩肉粥」。やさしい味わいとセロリの香りがいかにも体に良さそうです。食事やお酒の締めに頼むのもいいかも。

いかがでしたか?　夏の上海は35度超えの日も多く、とにかく蒸し暑いので暑さ対策、熱中症対策などは万全にしてお出かけ下さい。早朝や夜の街歩き、冬は寒さに耐えなければならない夜景クルーズはぜひ存分に楽しんで。
以上、上海ナビがお伝えしました。