3月の上海 【2016年】

こんにちは、上海ナビです。
上海にもいよいよ春が到来。市内の各公園では、3月に入ると梅や桃の花が見ごろになります。花粉が飛ばない上海でならのんびり外でお花見が楽しめるはず。ナビのオススメは「世紀公園」と「上海植物園」です。下旬には桜も咲くんですよ。また、何かと話題の「上海ディズニーリゾート」ですが、「チケットはすべて予約制!」「混み過ぎで年内の入場は無理っぽい」などのウワサも……。そのチケット予約がいよいよ今月スタートします!

ひなたぼっこ		ポカポカ陽気		こちらもひなたぼっこ
チューリップがちょっとブーム?		公園のダンス組も薄着です		フランス租界エリア散策もお勧め

カレンダー編

3/8（火）　婦女節
女性が半日お休みになる日。デパートやレストランではバーゲンや女性客へのサービスを行うお店もありそうです。

3/14（月）　白色情人節（ホワイトデー）
あんまり定着はしていませんが、レストランやホテルが盛り上げています。バレンタイン同様、男子が女子に贈り物やごちそうをする日。

お天気・気候編

早春の上海は湿気が多く曇りの日が多いことで有名。晴れていてもどんよりしています。また、寒暖の差が激しいので長期滞在する方は風邪にご注意を。コート、スプリングコート、カーディガンなど、こまめに温度調節できる服装で来て下さいね。

＜平均気温＞
初旬　7℃　　中旬　10℃　　下旬　12℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　5-10℃　　中旬　8-13℃　　下旬　10-16℃
＜平均降水量＞
初旬　1.8mm　　中旬　2.4mm　　下旬　3mm

3月の上海最新情報

＜今月の注目トピック＞
6月16日にオープンする「上海ディズニーリゾート」のチケット情報が解禁されています。料金は一般370元（身長1.4m以下の子ども、高齢者、障害者は25％引き、身長1m以下の乳幼児は無料）で、二日チケットは5％引きになります。高峰日（オープン直後、夏休み、祝祭日など）は499元とのこと。そして要注意なのが、チケットは予約制で、しばらくの間は当日券の窓口販売はしないということです。事前予約していない場合は入場できません。

そのチケットが、3月28日より予約受付を開始します!　以下、発表されている予約法です。
1、日付指定予約のため、いつ行くか決める。
→今年末まで予約可能。8月末まで高峰日チケットです。土日、中秋節、国慶節の連休も高峰日チケットに指定されています。祝日の日程は「2016年の上海」の記事でご確認を。
2、公式サイト、または予約電話に希望日、枚数を伝え、予約する。
→公式サイト（www.shanghaidisneyresort.com）　
※既に閲覧しにくくなっている気が……。
予約電話：400-180-0000／021-3158-0000
※現時点の発表では日本語サービスはありません。中国語か英語での対応です。
※予約枚数は1人につき5枚までに制限されています。

というわけで、個人で行くには運、語学力、現地の人脈が必要かも……。また、これだけ注目されているとダフ屋や入手関連のデマ情報も出てきそう。正規のルート以外での購入はやめたほうがいいでしょう。また、「電話予約したチケットはどこで受け取るの?」「予約後のキャンセル法は?」「オフィシャルホテルの予約法は?」など、ナビ自身も目下情報収集中の疑問も多数。分かり次第お伝えして行きたいと思います。

そんな豫園エリアですが、2月末で閉鎖となったのは、「豫園商城」西側の旧校場路沿いに並んでいた土産物街。写真は2月前半に撮影したものです。理由は建物の老朽化だそう。このストリートの裏手には、観光地とは思えない庶民的な路地「王医馬弄」があり、ナビもよく人ごみ回避の散策コースとして歩いていました。古い住宅街と屋台が魅力の路地でしたが、ここも取り壊されてしまうのかも。ディズニーランド開園などに湧く話題の裏で、なくなる風景もあるんです。

2月末で土産物店はすべて閉鎖

裏通りの王医馬弄も取り壊しを待っているような雰囲気

3月のピックアップグルメ

◎白灼草蝦
上海人家庭にお客さんとして招かれたとき、垢抜けていない宴会場での企業のパーティーや結婚式に招かれたとき、高確率で出てくるのがこの料理です。「草蝦」とは上海で日常的に食べられている淡水のテナガエビの一種。これをショウガやお酒とともに茹で、黒酢につけて食べるというシンプルな料理ですが、エビ好きなら絶対ハマるおいしさ。おしゃれなお店、創作料理を出す上海料理店が増え、こういった素朴な料理はレストランから消えつつあるんですよね〜。

いかがでしたか?　気候は良くなってきたものの、3月の上海は意外と雨の日が多いんです。泣いたり笑ったりの変化が激しいため、この時期の空模様を中国では子どもの顔にたとえて言うことも。荷造りの際は折りたたみ傘などの用意をお忘れなく。また、展望台は雨になると何も見えなくなってしまうため、絶対登りたいという方はお天気のチェックをしてから日程を決めましょう。
以上、上海ナビがお伝えしました。