旧暦12月30日、上海の夜

街から人が消えてしまう、春節の上海でカウントダウン・・・

新年快楽(明けましておめでとうございます)!上海ナビです。いよいよ中国のお正月「春節」がやってきます。前回は新年のカウントダウンの様子をお伝えしましたが、今回は、旧暦のカウントダウンを「新天地」「豫園」「人民広場」「南京東路」「外灘」の各エリアからお伝えします。では、始めに新天地へ行ってみましょう!

~ 新天地にて 22:00 ~

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~ 城隍廟(豫園)にて 22:30 ~

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城隍廟(豫園)に移動してみると人がぜんぜんいないのでびっくり!とりあえず、城隍廟の中へ行ってみました。旧正月の城隍廟って、えっ、誰も来ないの?って絶句しちゃいました。九曲橋に行ってもがらんがらん・・・。南翔饅頭店、緑波廊付近でも人がいない・・・。でもライトアップはされていて人がいないので、夜景撮影にはかなり最高の条件です。続いて人民広場へ!

~ 人民広場付近にて 23:00 ~

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道路には空車タクシーばかりですんなりと人民広場まで移動!こちら人民広場(来福士広場付近)でも人がいません・・・。ぬいぐるみ、羊肉串(羊の串焼き)、鉄板焼きを売っている人もかなり暇そうでした。そのまま西蔵中路を歩いて南京東路へ。

~ 南京東路にて 23:30 ~

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上海一の繁華街の南京東路に到着。でもライトアップがぜんぜんされていなくて暗くて人がいません。しかも新暦の大晦日とは大違いです・・・。 羊肉串(羊の串焼き)、鉄板焼き、ぬいぐるみ、冰糖葫芦もぜんぜん売れていませんでした。为什么(なぜ)? って叫びたくなっちゃいました。街灯には「大拝年」の飾りがありました。人はいなくても、旧暦2007年はもう直前まで来ています!
新暦のカウントダウンでは、こちら世紀広場で「The Count Carnival Of New Year 2007」のイベントがあったのに、旧暦は人が一人もいませんでした。みんなどこでカウントダウンを迎えるんだろう?

南京東路(四川中路)にて爆竹をしている風景 23:50
きたぁ~~~。やっと、中国の旧正月らしい爆竹に出会うことができました。やっぱり迫力は違いますよね!爆竹の爆発音のすごさを皆様にお伝えできないのがとっても残念です。大通りでは爆竹は禁止ですが、路地に入ると至る所で爆竹と花火の光と爆発音を体全体で感じることができました。爆竹は基本的に、1000発、2000発、3000発、5000発が売られています。お値段は3000発で65元くらいでした。後10分で旧暦2007年、走って外灘へ移動!

~ 外灘(外灘18号付近)にて 24:00 ~

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新天地、城隍廟(豫園)、人民広場、南京東路ではまったく盛り上がっていなかったので、最後の外灘の様子が気になります。大仕掛けな花火というものはありませんでしたが、外灘18号の屋上で花火が次から次と打ち上げられ、付近は爆音と光と煙でかなり盛り上がっていて、ナビも、新年快楽!って思いっきり叫んじゃいました。『外灘の時計台のバックに花火』という最高の写真を撮りたかったのですが、今回、旧正月では上海各地で打ち上げられている花火は市販されているものばかりなので、高さも、大きさも、迫力もいまいちでした。そのうえ、浦東側の東方明珠タワー、金茂ビルは霧?煙?で見れなかったので残念。

外灘で(旧暦)カウントダウンが終ってから 24:15
24:15ごろになると外灘のライトアップが一斉に消え、暗くなった外灘と煙と帰路に向かう人の群れ・・・。盛り上がるに盛り上がれなかった旧正月のカウントダウン。

タクシーの運転手に、「どうして新天地、城隍廟(豫園)、人民広場、南京東路、外灘は人が少なく、盛り上がらないの?」と聞いたら、「中国人は旧正月の大晦日は『合家団圓』といって家族・親戚・友人たちが集まって年夜飯を食べるのが一般的なんだよ」って話してくれました。
中国人の家族・親戚・友人を大切にしているんだって感動しちゃいますよね。以上、旧正月の大晦日・カウントダウンをお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-02-22

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