話題の新店、お勧め店に行ってみよう! どこよりも早くて詳しい最新の歩き方をご紹介♪
こんにちは、上海ナビです。
観光地から、地元のおしゃれな人たちが集う場として変化しつつある「新天地」。ここ数年は新しい注目店が一気にオープンし、「新天地」を紹介するガイドブックの誌面も大きく変わったような気がします。なのに、ウェブ媒体の『上海ナビ』は最近新天地をあまりチェックしていませんでした……。ということで今回は、2年ぶりに「新天地」の見どころ、新スポットを見に行くことに。過去記事と比べると、どのくらい変化したのかがわかりますよ。
※写真、内容は2018年4月現在のものです。
最近の「新天地」
天気のよい休日は大混雑する「新天地」。もう20年近く「上海の最新スポット」と呼ばれ続けていますが、今も変わらない人気と新しさを保ち続けています。まずは最近の雰囲気を写真でどうぞ。
最近の話題をまとめてみました。
☆行列店が登場
今まで、外にぞろぞろ行列ができているお店はなかった「新天地」ですが、今年は二つも話題店が登場。一つ目は、旅行者の皆さんにも手放しでお勧めの上海蟹と麺料理の専門店「蟹黄魚」です。居酒屋のようなこじんまりした空間で、上海蟹料理と紹興酒を味わえるお店なんですよ。もう一つは、ナビも実はまだ利用したことがない「Lady M」。ニューヨーク発、でも看板メニューのミルクレープは日本発祥というお店。行列店の狙い目は、平日の朝です。
「蟹黄魚」。この日も並んでました
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「Lady M」の大行列
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☆お土産調達は難しくなった?
「新天地といえばショッピング」というイメージだったのが一転、最近は高級なインテリアショップや海外の腕時計専門店など、気軽にお土産としては買えないものを扱うお店がメインに。中国茶のお店などもいつの間にかなくなっていました。でも、「洋服を見たい」という方にはちょっと楽しいかも?
花鳥画の食器やインテリア雑貨が人気です
そんななか、頑張っているのは人気陶磁器ショップ「Zen Lifestore」。昨年敷地内で移転しましたが、依然人気を保っています。
新天地時尚
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周辺モールに話題店が続々現在「新天地」に隣接している主なモールは、「新天地時尚」「SOHO復興広場」「湖濱道(地下で隣のモール「無限極薈」に直結)」の3つ。
このなかにも話題店が増えています。「新天地」の敷地内よりももう少し庶民的な価格を希望する方、雨などで外を歩けない場合は、地下鉄の駅にも直結しているモール内へ。お勧め店は以下です。
馬当路と淡水路に挟まれたエリアには、今もこんな住宅街が残っています
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周辺の開発状況どんどん新しいモールやマンションが建設されている「新天地」周辺ですが、西側に延びる馬当路の南側や淡水路にはまだ庶民的な住宅街が残っています。ぜひこちらも散策を。特に淡水路は地元の若い子に人気のローカルバーが点在しているので、ちょこっと腰掛けて安く飲みたい人にお勧めのストリートです。
2018年、「新天地」に行くならこのお店!
ここ1年の間にナビお勧め店が多数オープンした「新天地」。でも、「そう言われてもどこに行ったらいいかわからない!」という方のために、ナビが独断で新しいお勧め店をランキング化してみました! 以下、「新天地のこのお店がすごい! 2018年版ランキング」(ナビ調べ)です。
鳥かごのあるテラスで朝食を
1位:誉八仙2017年オープンの広東料理店です。予約が取れないため断念する旅行者が多いのですが、ぜひ挑戦していただきたいお店。お勧めは朝8時からの飲茶朝ご飯と、夜10時以降の夜食飲茶タイム(店内はクラブみたいな雰囲気になります)。ベテラン職人(しかも日本語がうまい)による点心の数々は、どれも繊細な口当たりで旨味もたっぷり。北京の故宮博物館で文物の修復を手がけているという職人作のインテリアにも圧倒されます。
この石門の奥の階段を上がったところにお店があります
2位:喜喜小館五原路の隠れ家店として人気だったこちらのお店が「新天地」に移転オープン。欧風中華というような、遊び心たっぷりのメニューが満載のお店です。きりもりしているのは陽気なイタリア人。こちらもやや暗めの階段を上がった先に入り口があるため、旅行者の皆さんは入り口で躊躇するかもですが、ぜひ思い切って入ってみてください。入ったところはラウンジになっているので、そこで一杯だけ飲んで帰るのもお勧めです。
インテリアがとにかく素敵
3位:COBRA LILY人気レストランバー「Boxing Cat Brewery」「Liquid Laundry」などを手がける会社がオープンしたアジアンフュージョンのお店。実は食に関しては保守的なナビ。フュージョンという言葉にとっつきにくさを感じていましたが、こちらのお店は日本の明太子をのせた「葱油拌麺(上海風のネギ醤油和え麺)」、タイやベトナムの要素を入れた洋風ブランチセットなど、親しみやすくてユニークなものばかりでした。クラフトビールも種類豊富です。
LA Fantasia
そのほかのお勧めは以下。中国のトップパティシエ・叶氏が手がける「LA Fantasia」、有機野菜にこだわったブラッスリー「GREEN&SAFE The Barn」、パンアイスとチョコレートの「CHO COLLECTOR」なども要チェックです。
このホテルの5階にあります
もう一つ、注目されているのは隣接するホテル「ザ・ランガム上海新天地」内の広東料理店「唐閣」。こちらのお店は、上海で唯一2年連続ミシュランの3つ星を獲得しています。優雅に食事したい方は、北側に見えるこのビルを目指して。
オープンが楽しみなお店No. 1はここ
2018〜2019年に注目を浴びそうなのは、現在まだ工事中の「獅」。旅行者にもお馴染みだったレストラン「ZEN」があった場所ですね。ここ、早くも上海のグルメ業界で話題になっているお店です。どんなお店が登場するのか、ナビも今から楽しみです。
こういうスタイルのお店が今後増える?
上海市内に生花店やインテリア雑貨店を展開している「BEAST」は、コスメやアロマ商品を扱うスマホ決済専門のショップをオープンしていました。最新だけど、旅行者が利用するにはハードルが高いかな。
変わらない定番店
自家醸造ビールブームの先駆け「Paulaner」
お店の入れ替わりが早い「新天地」ですが、10年以上変わらず人気を得ているお店もあります。昔行ったことがあるお店を発見するとうれしいですよね。まだまだ健在のお勧め店はこちらです。
いかがでしたか? 上海にはよく行くという方も、昔住んでいたという方も、変わりようにびっくりしたのではないでしょうか。2000年代初頭の、「新天地」が開発され始めたときから観察し続けているナビも、ここ1〜2年でさらに洗練されてきたように感じます。ぜひ皆さんも、お気に入りの一軒を探してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-05-17