上海1日観光モデルプラン<ビギナー旅行編、その2>

上海の“王道観光スポット”をローカル上海に触れながら無駄なく巡る!

こんにちは、上海ナビです。
皆さんの上海滞在の1日を勝手に妄想・・・じゃなかった、プランニングしちゃうナビの「上海1日観光プラン」。本日は第2弾の“ビギナー編?”をお届けします。
今回のターゲットは、前回と同様、上海ビギナーズの皆さまなのですが、“ビギナー編?”と違うポイントとして、よりローカルな上海!にスポットをあててお送りいたします。
<コース概要>
東方明珠塔に上る→外灘観光トンネル→豫園観光、豫園商城/上海老街で食を堪能&お土産探し→東台路古玩市場ブラブラ→南京東路ブラブラ(マッサージと夕食)→外灘(ワイタン)の夜景でシメ。
なにせローカル度の濃いモデルプランなので、タクシー以外の移動手段もご紹介します。
移動中にあると便利なのが、上海の地図。
コンビニに5元くらいで売っていますよ。

1. 午前9:00 「東方明珠塔」

所要時間/約1時間
上海を東西に隔てる「黄浦江」。この川の東側が「浦東(プードン)」(東方明珠塔や浦東空港がある)で、西側が「浦西(プーシー)」(外灘や人民広場を始め市街中心地、虹橋空港もコチラ側)と呼ばれています。
浦東にある上海のランドマークタワー「東方明珠塔」が本日のスタート地点になります!高さ468m、アジア一の高さを誇るTVタワーから上海を一望!
上海歴史陳列館」では、昔ながらの上海人の生活や、歴史上の人物・現代のスターなどの蝋人形をご覧になれますよ。
住所: 浦東 世紀大道1号
電話: (021)5879 1888
営業時間: 8:00~21:30
チケット料:A <90m、263m、350m展望台+歴史陳列館> 135元
B <90m、263m+歴史陳列館> 100元
C <263m展望台+歴史陳列館> 85元
F <歴史陳列館> 35元

2. 午前10:00 「外灘観光トンネル」

所要時間/約10分
さて、次なる目的地「豫園」を目指して、浦西側へ渡らなくてはなりません。選択肢は・・・タクシーor地下鉄or 渡し舟or観光トンネル。
せっかくですから、「観光トンネル」を使ってみましょう!!
音と光のイリュージョントンネルで外灘(ワイタン)へワープ!
住所: 浦東 濱江大道2789号
電話: (021)5888 6000
営業時間: <5月1日~10月31日>
8:00~22:30(月曜~木曜) 8:00~23:00(金曜~日曜)
<11月1日~4月30日>
8:00~22:00(月曜~木曜)  8:00~22:30(金曜~日曜)
チケット料: 35元(片道)、45元(往復)
~豫園までのルート案内~
観光トンネルが終了したら、一度地上に出てきて、外灘の昼間の様子を目に焼き付けておくのもヨシ。観光トンネル地上出口の道路向かいにバス停がありますので、そこを目指しましょう。
55か868路線のバスに乗ります。たった一駅で降りますよ!2元をご用意くださーい!「中山東一路南京東路」→「中山東二路金陵東路」
バスを降りたら、そのままバスの進行方向へまっすぐ歩き「HSBC」の看板が見える「新永安路」を右折します。その後、「古城公園」を抜けていくと、サワヤカに近道ができますよ。豫園まで徒歩約5分。

3. 午前10:30「豫園」

所要時間/約1時間
モデルプラン?でもご提案済みの「豫園」。また~?と思わないでくださいね。なぜなら豫園エリアは上海に来たらマスト!な観光スポットなのです。いつでも観光客を中心ににぎわうこのあたり。みなさんが心に秘めていらっしゃるであろう、これぞチャイナ感を満足させてくれること間違いなし。
◆豫園
明代(1559年)に完成した「都市の中の山水」とも賞される上海きっての庭園式建築。見積もった時間は余裕を持っての1時間。
住所: 安仁街218号(豫園商城内)
開園時間: 8:30~17:30<夏>、8:30~17:00<冬>
チケット料: 30元(販売は16:00迄)

4. 午前11:30「豫園商城」「上海老街」でお昼ゴハン&お買い物

所要時間/約2~2.5時間
庭園とか古代建築とか特に興味ないもーんという方は、豫園の庭園観光をすっとばして、その分の時間を豫園商城散策にあてるのもアリかと思います。豫園商城には、お土産屋、小吃(シャオチー=B級グルメ的な軽食)屋、がズラリ。
■ ここまで来たなら絶対食べたい「南翔饅頭店」のショウロンポー!
九曲橋のそばにあるショーロンポーの超有名店。その美味しさは、ショウロンポーを求める地元民&観光客の成す行列がなによりの証明。コチラでお昼ゴハンにしましょう!
お昼時ともなれば、長蛇の列は覚悟。なので、真っ先にココを目指してショウロンポーを堪能したあと、ゆっくり豫園の庭園観光&豫園商城お土産探しに行くのも賢い選択。テイクアウトして、蓮池を眺めながらアツアツのショーロンポーをハフハフ頬張るのもジモティーっぽさ満点でオツ!
点心セット(70元)はイロイロな点心を頂けてお得感タップリ♪

住所: 豫園路85号
電話: (021)6326 5265
営業時間: 7:00~20:00<1階>、9:00~19:00<2階>、10:30~18:30<3階>

 ■ 豫園商城でお土産探し!
商城内のほとんどの建物は清末期(1911年)以前に建てられたんですよ。中国の古典建築の風格を色濃く残す商城内で、中国の昔の城下町のにぎやかな雰囲気を味わいつつお土産探し!

 ■ 中国茶の世界へ足を踏み入れてみよう

★南香茗茶行
中国茶はおみやげにしても喜ばれるアイテムのひとつ。無料で試飲ができて安心。
<豫園店> <br>
住所: 豫園新路33号 
電話:(021)6355 1619 
営業時間:  8:30~21:00

<豫園店>
住所: 豫園新路33号 電話:(021)6355 1619 営業時間:  8:30~21:00

<豫園二店> <br>
住所: 豫園旧校場路125号 
電話:(021)6355 0724 
営業時間:  9:00~21:00

<豫園二店>
住所: 豫園旧校場路125号 電話:(021)6355 0724 営業時間:  9:00~21:00

~小腹が減ったら・・・~
☆冰糖葫芦(ビンタンフールー) 
北京発祥の糖葫芦は、フルーツを水あめでコーティングしたお菓子。甘くておいしいですよ。
☆臭豆腐(チョウドウフ)
納豆の比ではないほどの強烈な臭気を発する食べ物。ニオイはスゴイですが、食感は厚揚げ豆腐のようで外はカリカリ、中はフワフワで美味しいんですよ。
羊肉串(シシカバブ)など、小吃屋台がたくさんありますので、ぜひ味わってみてくださいね!

■ 「上海老街」ものぞいてみよう!
豫園の南手を東西に貫く方浜中路沿い一帯の「上海老街」にも、骨董品屋、筆屋、雑貨屋などなど100件以上のお店がズラリ。豫園商城内の商店に比べて、値段はややチープに、そして店員さんの商売っ気がやや劣るというか、必死さが無いと言えるかも?
★「彝家扎染繍庄(Yi-people clothes shop)」
少数民族の伝統工芸品からシノワズリ雑貨を他店と比べてお買い得価格で購入。

住所: 方浜中路397号
電話: (021) 5382 9583
営業時間: 9:00~19:30
★「ハンコ屋さん(晶縁水晶店内)」
中国のお土産で密かに人気のハンコ作り、ここなら断然お安くオーダーメイド。

住所: 方浜中路387号(晶縁水晶店内)
電話: 138 1767 8563(携帯電話)
営業時間: 9:00~20:00
◆「西施豆腐坊」
上海老街(方浜中路)の西門のすぐ近くにある豆腐料理屋で、「豆腐花(中国式おぼろ豆腐)」はいかが?ツルっといけちゃいますよ。

住所: 方浜中路454号
電話: (021)5383 1733
営業時間: 6:30~18:30
~東台路までのルート案内~
上海老街の西門を出て、道路を渡り、「中国銀行」の隣にある細めの路「方浜中路」を真っ直ぐ歩いていきます。庶民の暮らしを目の当たりにできる、かなりディープな庶民ストリート!
「西蔵南路」に出たら、右折して50mほど進むと左手に「東台路古玩市場」の門があります。(上海老街・西門から徒歩約15分。)

5. 午後2:30 「東台路古玩市場」で掘り出し物さがし

所要時間/約1時間
「東台路古玩市場」は、上海で知らない人はいないほど有名な骨董ストリート。雑然と並べられたアンティーク品の数々は、一見ガラクタと見間違えてしまいそうですが、意外にも掘り出し物があったりするんですよ!
毛(マオ)様グッズだって手に入ります。

~次なる目的地は南京東路~
この段階ですでに歩き疲れを感じている方も多いかと思いますので、タクシーで「南京東路歩行街」を目指してもよいかと思います。道路が込んでいなければ、ワンメーターで行けますよ。

地下鉄に乗る場合は、地下鉄1号線「黄陂南路」→「人民広場」 たった一駅です!
※東台路から「黄陂南路」駅までは徒歩約10分です。

6. 午後4:00 南京東路歩行街をぶらり

所要時間/約1~1.5時間
外灘と人民広場を結ぶ歴史ある繁華街「南京東路歩行街」も、上海のコテコテ観光スポットのひとつ。昼夜を問わず観光客で賑わう繁華街を行き交う人々の顔ぶれは、外国人も多いですが、ダントツに中国の地方出身者が多い!おのぼりさんチックな人々にまじって記念撮影することが記念になるかも?
★「上海第一食品商店」
中国各地の特産品を取り揃えている食品デパート。最近、一階左奥にフードコートも出来ました。

住所: 南京東路720号
営業時間: 9:30~22:00
★「蔡堂徳堂」
中国で一番有名な老舗漢方薬局店で、医食同源のルーツ探訪。

住所: 南京東路450号
電話番号: (021) 6322 1160
営業時間: 9:00~22:00

7. 午後4:30 “マッサージ”で、疲れリセット極楽気分♪

所要時間/約2時間
南京東路付近でオススメなマッサージ店は「智慧盲人按摩中心」。コチラの施術師さんたちは、マッサージ学校で少なくとも3年は勉強したそうで、その腕は本物!たまったコリを的確な手付きでほぐしてくれますよ。イタ気持ちいいマッサージのあとは、体も足も軽くなります!

住所: 漢口路643号 百米香樹3F 378 (浙江中路の近く)
電話: (021) 6351 9867
営業時間: 10:00~深夜2:00
歩き疲れをバッチリ解消するためにも、ここは<全身+足=136元(2時間)コース>をセレクト!

歩き疲れをバッチリ解消するためにも、ここは<全身+足=136元(2時間)コース>をセレクト!

ぜひお試しいただきたのが、この「熱敷」というホットパック。肩こりや腰痛など問題のある部分に当てると血液循環の促進により症状が改善されます。便秘の方はおなかに当てると効果があるそう。

ぜひお試しいただきたのが、この「熱敷」というホットパック。肩こりや腰痛など問題のある部分に当てると血液循環の促進により症状が改善されます。便秘の方はおなかに当てると効果があるそう。

8. 午後6:30 上海で“北京ダック”ディナー

所要時間/約1.5時間
マッサージのあとは再び南京東路に戻り、「燕云楼」で絶品北京ダックを堪能。他にも、フカヒレを使ったお料理などもいただけますよ。

住所: 南京東路555号 宝大祥百貨商店8-9階
電話: (021) 6360 9698
営業時間: 11:00~14:00、17:00~21:00

9. 午後9:00 南京東路をあとにして、目指すは外灘&浦東の夜景!

所要時間/約0.5時間
夜になるとお店のネオンが灯り、より一層にぎやかな印象に変わる南京東路。マッサージ&ディナーで極楽気分を味わったあとは、きらびやかな南京東路をブラブラしつつ、租界時代の欧風建築が並ぶ「外灘(ワイタン、Bund)」を目指しましょう。
南京東路から外灘までは、約10分。ライトアップされた外灘は、思わずタメ息がもれちゃうほどキレイです。昼間とは違う姿をご覧あれ!午前中に上った東方明珠塔もキラキラしていますよ!
(※ライトアップは22時半頃に終了します)

ちなみに、このあたりはタクシーがつかまりにくい場合もあるので、しばらく待ってみて空車がつかまらなければ、もう一度南京東路へ歩いて戻り地下鉄2号線「南京東路」駅から移動する方が、早くホテルに着けるかもしれません。

10. 午後9:30 お疲れ様でした、晩安(おやすみなさい)!

地図で見ると分かると思うのですが、今回巡ったエリアはそんなに広くはないんです。でもとにかくよく歩くコースなので、歩きやすい靴をご用意くださいね。そしてやはりマッサージは必須・・・だと思うのはナビだけでしょうか?マッサージ店は夜遅くまでやっているので、順序を変えて寝る前にマッサージしに行ってもいいかも。

以上で、今回のモデルプランのご案内は終了です。皆さまの上海ステイがより充実したものになるよう、ビギナー編?、?ともども、参考になさってくださいね♪
以上、上海ナビがお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-11-08

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