3月の上海　【2021年】

こんにちは、上海ナビです。
梅や桜、桃の花が咲き始め、ポカポカ陽気の日が増えてきた上海。市内の公園ではフラワーイベントシーズンが始まっています。上海は大都会ですが、地下鉄でちょっと郊外へ出ると一面の菜の花畑が広がるエリアも残っていたりして、意外と春らしさを感じられる街。帰国できないストレスがたまり気味の在住者の皆さんも多いはず。疲れたときは何もない郊外へ出かけるのもお勧めです。

モクレンのつぼみです		中旬には桜も開花		路上お花見
春限定?　ヤマモモと桜味ポテチ		いいお天気		新しいアプリ?

カレンダー編

3月8日（月）　婦女節
国際婦人デー。中国では女性が半日休みになる日です。最近では、「女王節」「女神節」など新たな呼び名も登場。店頭やECアプリでは女性向けの割引を行う日としても定着しています。

お天気・気候編

早春の上海は湿気が多く曇りの日が多いことで有名。晴れていてもどんよりしています。また、寒暖の差が激しいのでコート、スプリングコート、カーディガンなど、こまめに温度調節できる服装でお出かけを。

＜平均気温＞
初旬　7℃　　中旬　10℃　　下旬　12℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　5-10℃　　中旬　8-13℃　　下旬　10-16℃
＜平均降水量＞
初旬　1.8mm　　中旬　2.4mm　　下旬　3mm

3月の上海最新情報

＜最近話題の注目店＞
最近上海市内で増えているチェーン店といえば「荔銀腸粉」。市内の各エリアに2月末現在5店舗オープンしています。本場広東式の腸粉（米粉の皮のなかにエビやニラを入れ、醤油だれで食べる点心）。もちもちの皮と甘口醤油だれ、エビのコントラストが絶品で、ナビも早速ハマっています。ほかにも豚レバースープ、焼きそば、おかゆなどのメニューがあり、お腹いっぱい食べてなんと30元前後という安さにも驚きです。通りがかりに見つけたらぜひお試しを。

エビ、ニラ、トリュフの腸粉

レバースープ。二日酔いの日にお勧め

＜上海の流行りもの＞
この冬から春にかけて、街で気になったのは犬服がどんどん洗練されてきているということ。ゴージャスな雰囲気のダウンジャケットから、手編みのカラー、体にぴったりのチャイナ服まで。いろいろ調べると、オーダーメイドができるお店もあるようです。かわいい服の犬を見るとつい写真を撮ってしまうのですが、飼い主さん達も自分の犬の写真を撮られるのはうれしいよう。上海の犬服、進化中です。

チャイナ

ニット

手編みカラー

3月のピックアップグルメ

◎湖州料理
湖州は、蘇州や無錫が面している広大な湖「太湖」の南側にある街。シルク文化発祥の地、筆の産地としても知られています。国内の移動が制限された春節期間の前に、ささっとその湖州に出かけたナビ。それほど遠くない街なのに、上海では見たことがない料理の数々を楽しむことができました。おいしかったのは、上海では絶対食べない淡水魚ホルモンと淡水魚卵の炒めもの。地元の人曰く、「昔貧しかった頃はみんなこれを食べてたよ」とのこと。ローカル中華で魚卵が出ることにびっくり。高級料理かと思いました。

桃胶（モモの樹液をゼリー状にしたもの）のスープ

豚ひき肉のサクサク揚げ

小魚の唐揚げ

いかがでしたか?　昨年の今ごろは気が気ではなかったナビですが、その後第二波、第三波も起こらず、冬の感染者増も起こらず新しい春を迎えられた上海。上海に戻るための手続きに奮闘中の、帰国中読者の皆さんも『上海ナビ』には多いと思います。そんな皆さんにも、ほっとできるような現地情報をこの春もお届けしていきたいと思っています♪
以上、上海ナビがお伝えしました。