5月の上海 【2021年】

春から一気に夏に突入!? 初夏の上海最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
街歩きやテラス席での食事にぴったりの気候が続いている上海。今年は労働節が5連休(いつもは3連休)になるとあって、旅行を計画している人も多そうです。ナビ周辺の最近の人気旅行先は、三亜(海南島)と敦煌。国内で異国っぽさを味わえる場所だからかもですね。上海周辺でナビが気になっているのは揚州かな〜。でも、連休中は激混みが予想されるので、準備は抜かりなくしてお出かけください。
5月の上海の風景です。
新緑の季節

新緑の季節

カフェブランチにもぴったりの季節

カフェブランチにもぴったりの季節

新しいランドマークもそろそろオープン?

新しいランドマークもそろそろオープン?

新天地の「B&C」には毎日大行列が

新天地の「B&C」には毎日大行列が

「Mikkeller」は2店舗目がオープン

「Mikkeller」は2店舗目がオープン

サマーカットの季節です

サマーカットの季節です

カレンダー編

5/1(土) 労働節
今年は1〜5日の5連休になります。観光地はどこも大混雑しそう。4月下旬の時点で、高速鉄道の切符はほぼ全部キャンセル待ち状態。思い立ってパッと出かける旅は無理そうです。
5/11(日) 母親節
市内の各5つ星ホテルでは、当日家族で食事をした場合お母さんにお花プレゼント、子どものいる女性は割引などのサービスを開催。お花だけでなく、ホテルディナーやスパ、旅行など、現実的に喜んでもらえるものをプレゼントするのが上海流?

お天気・気候編

4月を過ぎると、春の短い上海はもう夏に突入。上着なし、半袖でもOKな日もあるので、日焼け止めや帽子、日傘も準備しましょう。服装は、Tシャツ+羽織るものがベスト。

<平均気温>
初旬 17℃  中旬 20℃  下旬 22℃
<最高気温—最低気温>
初旬 15-22℃  中旬 18-24℃  下旬 19-26℃
<平均降水量>
初旬 2.4mm  中旬 2.1mm  下旬 3mm

5月のエンタメ情報

※当日券の販売がない場合があります。事前にお問い合わせください。

カンディンスキー展
会場:西岸美術館
日時:2021年5月1日〜9月5日
佐藤可士和展
会場:8号橋創意園四期(局門路457号)
日時:2021年5月10日まで
宮西達也絵本展
会場:虹橋南豊城
日時:2021年5月16日まで
映画『Love Letter』(日本語音声/中国語字幕)※リバイバル上映
会場:市内の各映画館
封切り:2021年5月20日
シアスター・ゲイツ個展
会場:Prada栄邸
日時:2021年5月23日まで
2021月季花展
会場:辰山植物園
日時:2021年5月23日まで
映画『STAND BY ME ドラえもん 2』(日本語音声/中国語字幕)
会場:市内の各映画館
封切り:2021年5月28日〜
安藤忠雄展
会場:復星芸術中心
日時:2021年6月6日まで
第13回上海ビエンナーレ「水体」
会場:上海当代芸術博物館
日時:2021年7月25日まで

5月の上海最新情報

<最近見つけた気になるもの>
世界初(?)の商品としてちょこっと話題の「音芙(インフィールポップ)」がファミマで売られていたので買ってみました。29元。ポップキャンディを口にくわえると、骨電動で音楽やトークが聞けるというものです。博物館や美術館の音声ガイドとして採用されたりもしているそう。初めて食べて(?)みましたが、奥歯でキャンディを噛んだ状態で聞くと脳全体に音楽が広がる感じ。食べ終わった後のスペアの飴と、自分が好きな音楽を長尺で聞ける機能が追加されたらもっといいかも。
ナビのまわりで最近話題なのは、4月に創刊した季刊誌『Ketchup.』。海外の日本語誌というと、ビジネスマン向けか主婦向けがメインで、レストラン情報や駐在員のインタビューが多い印象ですが、こちらの雑誌は完全にカルチャー系。『上海ナビ』も、彼らに負けないようにレアでクリエイティブな話題を紹介しなければ!と刺激を受けました。天平路の書店「Text&Image」(天平路42号)などで販売しているそうです。ぜひ手にとってみてください。
<上海の流行りもの>
ここ数年で定着した中国語といえば「顔値高」。SNS映えのような表現から派生した「見た目がよいもの」を指す言葉です。かわいいもの、きれいなものはたくさん増えていますが、中でもナビが気になるのは顔値高な点心。盛り合わせ系のプレートになっていて、「高級和菓子?」と思ってしまいそうな、食べるのがもったいない点心を出す飲茶レストラン、広東料理店が増えています。写真は「K11」の3階にオープンした「花点心思」のもの。お店、行列ができていました。

5月のピックアップグルメ

麦蝦
在住年数が長いナビでも、まだ無限に知らない料理が存在する中国。最近初めて食べたのは、浙江省の南部、海沿いエリアで食べられている「麦蝦」です。エビやアサリだしのスープに、小麦粉を練って作った「うどんとすいとんの中間のようなもの」が入った料理。もとは貧しい漁民の料理だったそう。素朴で懐かしい風味です。本場の味を試すなら台州市へ行くのがお勧め(右の写真は台州市内で食べたもの)。上海市内では「山浙里」(世紀匯内)のものがお勧めだそう。

いかがでしたか? 気候のいい5月を過ぎると、上海もジメジメと蒸し暑い梅雨に突入します。毎年大雨も問題になるので、ここ数年は梅雨の時期がずっと憂鬱。今のうちにさわやかな季節を満喫しましょう。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-04-29

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