スナック菓子の次はドリンク!ナビの挑戦は続きます・・・・
こんにちは、上海ナビです。前回は上海で売られているスナック菓子の実態に迫りましたが、今回はドリンクに挑戦してみたいと思います。いや、前回の各種「不思議味チップス」のことを思うと正直あまり挑戦したくはないのですが、ポテトチップスを買い漁っているときについでにドリンクも買ってしまいましたので挑戦せざるを得ません。ま、美味しくないのは他のスタッフに押し付け・・・いやいや、差し上げましょう。ということで、頑張れナビスタッフ!今日はご当地ドリンクに挑戦です。
<冰绿茶 / 康师傅>
まずは冷たい緑茶からです。でもそこは中国の緑茶、一筋縄ではいきませんよ。こちらのドリンクのポイントは「檸檬口味」、つまりレモン味の緑茶。英語で言うと「Lemon Green Tea」です(別に英語で言わなくてもいいんだけど)。ナビスタッフの感想は・・・
「午後の紅茶のレモンティーがちょっと変質した感じ」
「薄荷っぽいお茶?」
「サンポールの味がする・・・・」(←って、飲んだことあるんですか?!?!)とにかくよく分からない意見が続出ですが、一言で表現すれば「まずい」。緑茶にレモンを入れなければならない理由が分かりません。カテキンとビタミンCは相性が悪い!だいたい、なぜ「緑」茶なのに茶色なのでしょうか?
ちなみに「康師傅」は中国の有名な食品メーカー。清涼飲料水からスナック菓子まで、幅広い商品を取り扱っています。「康師傅のカップラーメンはハズレが無い」というのが、中国のカップラーメンを食べ続けて7年の上海ナビウェブマスターのご意見。皆さん、カップラーメンを買うときは「康師傅」です!
<鲜の每日C / 康师傅>
同じく「康師傅」から発売されている「鮮の毎日C」。平仮名を使ったネーミングに親しみが持てる・・・・気もします。味は普通のマスカットジュースで、意外と美味しい!というか飲み慣れた味です。ビタミンCも入って体にも良い(はず)。
<非常咖啡可乐 / 娃哈哈>
続いてはコーヒーコーラ。バニラコークとかレモン味のコーラは聞いたことがありますが、コーヒーコーラって・・・・???でも飲んでみたら案外美味しいのかも!とムリヤリ気を引き立たせて飲んでみましたが・・・・これは大失敗。なんというか、薄いコーヒーに有機洗剤を混ぜた味がします。世の中には、塩素系漂白剤と酸素系洗剤のように混ぜてはいけないものがあり、コーヒーとコーラもその一つだというのがナビの結論です。
<看得见混合水果饮料 / 七娃>
さらによく分からない飲み物が続きます。「看得見」はズバリ「見える」という意味、何が見えるのかというと、このカエルの卵のようなものです。「味とかの前に見た目がイヤ!もう気持ち悪い!ありえない!」・・・・スミマセン。って何もナビが謝ることは無いのですが、うーん、確かに見た目はあまりよろしくない。キウイの種(?)の周りにゼラチン質の何かが付着していると思われる物体が入ったジュース、味はそれほど悪くは無いのですが、「見えちゃう」ところがダメな感じ・・・・
<茉莉花乌龙茶 / 三得利>
気を取り直して、次はお馴染み「サントリーの烏龍茶」!ジャスミン(茉莉花)の香りが付いた「低糖」バージョンです。「烏龍茶に砂糖???」と思われるかもしれませんが、甘みはかなり控えめでさらっとしたのみ心地。これ、夏場に冷やして飲むと結構美味しいんですよ。ナビは普通の無糖烏龍茶よりこちらのほうが好きだったりします。ちなみにサントリーの中国語名は「三得利」、なんだか得をしそうな名前ですね。
<冰青柠味茶 / 三得利>
こちらはやはりサントリーから新発売の「ライム烏龍茶」?!甘みもライムの香りもかなり強めでレモンティーのような味がします。お茶というよりはむしろ清涼飲料水に近いかも。さすがは「New Super Cool Taste!」だけあってこれはこれで美味しいのですが、烏龍茶の味と香りを期待されている方にはオススメできません。
<养乐多 / 益力多乳品>
そしていよいよナビが一番楽しみにしていたヤクルト!こちらは現地生産されている中国バージョンの「ヤクルト」です。基本は5本セットですが(日本では何本でしたっけ?)、コンビニエンスストアなどではバラ売りされていることもありますよ。ヤクルト飲むのってなんだか久し振りだなあ。昔懐かしい味で小学生に戻った気分でした♪
<活性乳酸菌饮品 / 味全>
中国の乳酸菌飲料も試してみました。「味全」は大手乳製品メーカー、こちらでは味全ブランドのヨーグルトやチーズなどをよく見かけます。お味のほうは、「薄い」「乳酸菌の味がしない」「甘過ぎる」。どうでもいいのですが、日本人のイメージする乳酸菌の味=ヤクルトの味なのでは?ま、でも、確かに薄いことは薄い。ただ、開封後なるべく早く435ml飲みきらなければならないことを考えると、これくらいの薄さでちょうど良いのかもしれません。ヤクルトくらい濃いと、435mlは絶対に飲めない・・・・
<椰树 / 椰树集团>
お次は中国原産のココナツミルク。産地は広東省の南にある常夏の島「海南島」です。ココナツミルク好きのナビは密かに期待していたのですが、んー、これも薄い。まずくは無いのですが、料理用の濃厚なココナツミルク(クリーム?)を想像していたので、なんだかちょっと残念です。でも飲み物としてはこれくらいの濃さ(っていうよりも薄さ?)でちょうどいいのかもしれません。他のスタッフにはなかなか好評でしたよ。
<王老吉凉茶 / 香港鸿道集团>
最後は真っ赤な缶がどこに置かれていても大目立ちの「王老吉」ハーバルティー。清朝は道光年間(1820~50)に王老吉という人が売り出したという歴史ある飲み物です。仙草、蛋花、布渣叶、菊花、金銀花、夏枯草、甘草など聞いたこともないような各種植物が配合された漢方茶。味は亀ゼリーの味です・・・・(亀ゼリーについてご存じない方はこちら)。この飲み物、上海の人はすっごく好きなのでこんなことを言うのは失礼かとも思うのですが、はっきり言ってマズイ!!!ちなみに火鍋や麻辣湯など辛いものを食べるときにいっしょに飲むと辛さが抑えられて良いのだそうです。
いかがでしたか?ナビスタッフに評判が良かったのはやはり日系ブランドの飲み物。ナビも「なんだかんだ言ってヤクルトが一番美味しかったな」と思います。中国系ブランドでは「鮮の毎日C」がなかなかの人気。少数派ながら「王老吉」が好きという意見もありましたよ。皆さんも中国で不思議な飲み物に出会われたら、ぜひナビまでご連絡ください!以上、ご案内は上海ナビでした。
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記事登録日:2007-04-03