火鍋☆大解剖!

上海っ子も大好き!一度食べたらトリコになっちゃう火鍋の魅力に大接近!これであなたも火鍋マスター?!

こんにちは、上海ナビです。
今日は、ヘルシーでリーズナブルで、一度食べたらハマってしまう人が続出!な火鍋の魅力に迫ってみたいと思います。
とにかく中国人は火鍋が大好き!もちろん上海だって例外ではありません。季節を問わず一年中人気で、上海っ子たちが仲間同士で集まると「火鍋に行こう!」と盛り上がっちゃうんですよ。 一体、火鍋の何がそんなにみんなの心をとらえて離さないのでしょうか?火鍋の魅力をご存じのあなたも、まだ未体験のあなたも、ナビと一緒に火鍋への理解を深めましょう!

◇火鍋とは???◇

火鍋とは、中国的しゃぶしゃぶのことです。ありとあらゆる食材をおいしいスープで煮込んで、タレにつけてハフハフと!肉も魚も野菜も一度にたっぷり摂取できるので、栄養のバランスもバッチリですね!

~上海の火鍋店事情~
上海の街を歩けば、いたるところで目にする“火鍋”の看板。でも実は、四川風の真っ赤な辛いスープが特徴の“麻辣火鍋”店や、ラム肉がおいしい東北風火鍋店、一人一鍋スタイルのマカオ風火鍋など、お店によってスープの種類や火鍋のスタイルは様々なんですよ。また、店内の雰囲気やサービスの徹底度などもまちまちです。

◇目指せ!火鍋マスターへの道!◇

火鍋店ではどうやってオーダーするのか?気をつけるポイントはあるのか?火鍋ビギナーの疑問にお答え!

 Ⅰオーダー
火鍋店では、オーダーシートとペンを渡され、自分でスープの種類や具材をチェックします。チェックが済んだら店員さんに渡しましょう。
1. スープ(鍋底)はどれにする?
● 白湯(バイタン)/清湯(チンタン) … 辛くないスープ
● 麻辣(マーラー) … 山椒の「麻(ピリピリしびれる)」と唐辛子の「辣」が効いた鍋
● 鴛鴦(ユェンヤン:おしどり) … 仕切りのある鍋で上の2つを同時に味わえる!

上の3つの中から選ぶのが一般的。
辛くないスープはお店によって名前が異なりますが、「我要不辣的鍋底(辛くないスープをお願いします)」はどこでも使えるフレーズですよ。
~スープには何が入っているの?~
基本的には鶏、豚骨、生姜、ニンニク、葱などに各種スパイスを加え煮込んだもの。
「麻辣」は、さらにトウガラシ、花椒(ホァジャオ:山椒の実)など数種のスパイスが加えられています。
中国の食のベースになっているのは、医食同源。火鍋のスープの中にも、竜眼、クコの実、草果、甘草、ナツメなど、漢方生薬がたくさん使われてるんですよ!これらの生薬のおかげで、火鍋を食べると、疲労回復を助け、新陳代謝を活発にしてくれるほか、美肌やダイエット効果も期待できちゃいます。いや~火鍋って本当にいいものですね。 中国の食のベースになっているのは、医食同源。火鍋のスープの中にも、竜眼、クコの実、草果、甘草、ナツメなど、漢方生薬がたくさん使われてるんですよ!これらの生薬のおかげで、火鍋を食べると、疲労回復を助け、新陳代謝を活発にしてくれるほか、美肌やダイエット効果も期待できちゃいます。いや~火鍋って本当にいいものですね。 中国の食のベースになっているのは、医食同源。火鍋のスープの中にも、竜眼、クコの実、草果、甘草、ナツメなど、漢方生薬がたくさん使われてるんですよ!これらの生薬のおかげで、火鍋を食べると、疲労回復を助け、新陳代謝を活発にしてくれるほか、美肌やダイエット効果も期待できちゃいます。いや~火鍋って本当にいいものですね。

中国の食のベースになっているのは、医食同源。火鍋のスープの中にも、竜眼、クコの実、草果、甘草、ナツメなど、漢方生薬がたくさん使われてるんですよ!これらの生薬のおかげで、火鍋を食べると、疲労回復を助け、新陳代謝を活発にしてくれるほか、美肌やダイエット効果も期待できちゃいます。いや~火鍋って本当にいいものですね。

2. 具材をチョイス!
中高級クラスの火鍋店には、オーダーシートの他に写真付きのメニューや英語/日本語表記があるので、それを参考にチェック。周りのテーブルを見渡し、お目当てのものを指差して「我要跟那个一样的(あれと同じのちょうだい)」と、店員さんに伝えてもOK!
オーダーシートは、肉類、魚介類、大豆食品、野菜などの種類別に分かれていますので、それもヒントにチェックをがんばってくださいね! オーダーシートは、肉類、魚介類、大豆食品、野菜などの種類別に分かれていますので、それもヒントにチェックをがんばってくださいね!

オーダーシートは、肉類、魚介類、大豆食品、野菜などの種類別に分かれていますので、それもヒントにチェックをがんばってくださいね!

Q: 上海人にききました!コレだけは外せない具材は?
A:  「白菜」、「レタス」、「じゃがいも」、「高野豆腐」、「湯葉」、「ウズラの卵」、「牛肉」、「羊肉」etc…。
結構、日本人が好きな具材と似ていますね!しかしその他にも、日本人的にはちょっとひるんでしまうような具材が大好きだという声もちらほら。では、一風変わった食材をご紹介しましょう。 結構、日本人が好きな具材と似ていますね!しかしその他にも、日本人的にはちょっとひるんでしまうような具材が大好きだという声もちらほら。では、一風変わった食材をご紹介しましょう。 結構、日本人が好きな具材と似ていますね!しかしその他にも、日本人的にはちょっとひるんでしまうような具材が大好きだという声もちらほら。では、一風変わった食材をご紹介しましょう。

結構、日本人が好きな具材と似ていますね!しかしその他にも、日本人的にはちょっとひるんでしまうような具材が大好きだという声もちらほら。では、一風変わった食材をご紹介しましょう。

◎ 魚頭
<br>ダシが出ていいのよ!と健康志向の上海っ子に人気。一番のDHAポイントは、目!

◎ 魚頭
ダシが出ていいのよ!と健康志向の上海っ子に人気。一番のDHAポイントは、目!

◎ 丸子(ダンゴ) 
<br>“まるこ”と書いて、ダンゴのこと。「虾丸=エビダンゴ」が特に人気!

◎ 丸子(ダンゴ)
“まるこ”と書いて、ダンゴのこと。「虾丸=エビダンゴ」が特に人気!

◎ 河蝦(河のエビ) 
<br>ピチピチの活きエビたちは、スープの中に入れるとあっという間に真っ赤に変身。 でも日本人には串刺しの草蝦(ブラックタイガー)の方が好まれるようです。

◎ 河蝦(河のエビ)
ピチピチの活きエビたちは、スープの中に入れるとあっという間に真っ赤に変身。 でも日本人には串刺しの草蝦(ブラックタイガー)の方が好まれるようです。

◎ 蛋餃子(卵餃子) <br>
豚肉の餡を包んでいる皮が、小麦粉ではなく薄焼き卵のギョーザです!スープを吸いこんだ皮と餡のハーモニーが絶妙。

◎ 蛋餃子(卵餃子)
豚肉の餡を包んでいる皮が、小麦粉ではなく薄焼き卵のギョーザです!スープを吸いこんだ皮と餡のハーモニーが絶妙。

◎ 腐竹(中国式湯葉) <br>
漢字を見ただけでは、美味しい食材だなんて到底思えません!淡白だけれども、日本の湯葉よりも噛み応えがあって、ナカナカな一品。

◎ 腐竹(中国式湯葉)
漢字を見ただけでは、美味しい食材だなんて到底思えません!淡白だけれども、日本の湯葉よりも噛み応えがあって、ナカナカな一品。

◎ 油面筋(生麩、グルテン) <br>
麻辣湯に入れる食材としておなじみですね。コツは、浮かないように鍋に入れる前にクシャっとつぶしてしまうこと!スープが染み入り、おいしくなります。

◎ 油面筋(生麩、グルテン)
麻辣湯に入れる食材としておなじみですね。コツは、浮かないように鍋に入れる前にクシャっとつぶしてしまうこと!スープが染み入り、おいしくなります。

◎ 凍豆腐(高野豆腐) <br>
凍った状態で出てくる高野豆腐は、そのままボッチャンと鍋に入れて大丈夫。スープをたくさん吸い込み、麻辣スープで煮るとすごく辛くなるので食べる時は気をつけて!

◎ 凍豆腐(高野豆腐)
凍った状態で出てくる高野豆腐は、そのままボッチャンと鍋に入れて大丈夫。スープをたくさん吸い込み、麻辣スープで煮るとすごく辛くなるので食べる時は気をつけて!

◎ 鴨血(アヒルの血) 
<br>アヒルの血を固めたもので鉄分豊富!名前&見た目とは裏腹に、生臭くなく、キュッキュとしたオモシロ食感(中国語で “Q感” )。ハマっちゃう日本人も多いんですよ。煮れば煮るほど歯触りが良くなり、麻辣スープとの相性も良し!

◎ 鴨血(アヒルの血)
アヒルの血を固めたもので鉄分豊富!名前&見た目とは裏腹に、生臭くなく、キュッキュとしたオモシロ食感(中国語で “Q感” )。ハマっちゃう日本人も多いんですよ。煮れば煮るほど歯触りが良くなり、麻辣スープとの相性も良し!

◎ 猪脳(豚の脳みそ) 
<br>で、でたー!ピンク色で美しい…けれど、ちょっと勇気が要りますよね。味と食感は白子に似てるけど、もっと濃厚で、舌全体に絡みつく度がパワーアップした感じ。オタマにのっけてスープに浸し、5分間煮込んでくださいね。

◎ 猪脳(豚の脳みそ)
で、でたー!ピンク色で美しい…けれど、ちょっと勇気が要りますよね。味と食感は白子に似てるけど、もっと濃厚で、舌全体に絡みつく度がパワーアップした感じ。オタマにのっけてスープに浸し、5分間煮込んでくださいね。

3. タレと薬味をチョイス!
自分で好きにタレを混ぜあわせて作ることができるセルフサービス式と、オーダーシートにチェックしたら店員さんが小皿にタレを入れて持ってきてくれるパターンがあり、お店によって違います。
4. ドリンクオーダー
火鍋には啤酒(ピージォウ:ビール)派という人が多いですが、「要冰的(冷えてるのを下さい)!」と言わないと、特に冬は常温のビールや飲み物がでてきてしまうので、気をつけてくださいね。
スプライトなど瓶のジュースを無料サービスしてくれる火鍋店もありますよ。
麻辣スープで麻痺した舌をリセットするには、実はコーラが効果的!ビールは余計に辛くなっちゃいます。

Ⅱ 火鍋奉行になっちゃおう!
待ちに待った火鍋のスープと具材が運ばれてきたら、火鍋タイムの始まり始まりー!
1. スープが沸騰したら、さっそく具を鍋に投入しましょう。でもちょっと待った!その前に、スープをよ~くかき混ぜるのが美味しく食べられるポイント!
具材を投入する順番ですが、 “熱が通るのに時間がかかりそうなものから入れる” というキーワードを念頭に、食べたいものを好きなように食べてOK。細かいことにこだわらず、気軽に楽しくいきましょう!
上海人は、“先に肉、あとで野菜”を食べる人が多いようです。まず肉や魚を鍋に入れると、ダシや脂肪分がスープに行き渡り、野菜もおいしく食べられる!それに、肉を食べてしんどくなった胃の中も、あとで野菜を食べればスッキリするんだそう。
2. 具材のダシがたっぷり出たスープは、コクがあって最高!具材を投入する前のスープと、飲み比べを楽しんでみてくださいね!
3. スープが少なくなったら、店員さんを呼んで注ぎ足してもらいましょう。「加点湯!」と言いますが、鍋を指差してからスープをヤカンで注ぐジェスチャーで通じますよ!もちろん無料です。
4. 最後のシメはウドン?それともゴハンを入れておじや?
5. 火鍋のシメはウドンかおじやとしても、食事のシメはやっぱりデザートですよね!デザートを頼むタイミングですが、火鍋を食べ終わりそうな頃にオーダーするのがベスト。最初に頼むと、できあがった時点で持ってこられちゃいますよ!

~ナビでご紹介済みの火鍋レストラン~

以下のお店は、清潔で雰囲気もよいので安心して火鍋が楽しめますよ。

◆豆撈坊(写真付きメニュー有り)
マカオからやってきたモダンな火鍋レストランは、ミニ鍋を使った一人鍋スタイル!サービスも行き届き、「雰囲気最高」と上海っ子に大人気。新鮮な具材の盛り付けも凝っています。

◆来福楼火鍋餐廰(写真付きメニュー有り)
特に上海のホワイトカラー層に人気の、清潔でスタイリッシュな火鍋レストラン。

◆小肥羊(写真付き日本語メニュー有り)
リーズナブルに絶品ラム肉を食べられる超有名火鍋チェーン店。「小肥羊」のコピー火鍋店がたくさんありますが、小肥羊は子羊ちゃんマークが目印ですよ!
ほかにもこんなお店があります。ナビのお勧め店はこちら!
初心者にはちょっとオーダーするのが難しい火鍋。ガイドさんにオーダーをお任せできて、食べ方を教えてもらえる雑技鑑賞付きツアーもありますよ!

いかがでしたか? 日本は鍋というと寒い時期に家族や友達同士集まって食べるイメージですが、上海では真夏でも、同僚とのランチでも食べる生活に密着した食べ物です。最近は高級店や、有機食材だけを使ったお店なども増加中。ぜひいろいろなお店で食べ比べてみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-01-06

ページTOPへ▲

その他の記事を見る