虎年の上海最新情報! 寒いけど活気あふれる真冬の街歩きを楽しもう。
こんにちは、上海ナビです。
厳しい寒さが続いている上海。今年の春節は2月1日のため、まだお正月モードにはなっていない上海ですが、街には徐々に干支の飾りが増えてきています。今年の中国のイベントといえば北京での冬季オリンピック。でも、遠いので上海には直接影響がなさそうです。ありそうなのは9月にお隣の杭州市で開催予定のアジア競技大会でしょうか。上海も、今年もまたいろいろ新しいエリアや施設が続々登場しそうです。
新春の上海の風景です。
カレンダー編
1月1日(土) 元旦中国は三連休になります。中国的には特別な行事はなく、カレンダーや手帳を新しくする日、という感じ。
1月31日(月) 除夕春節の前日の除夜。この日から中国は旧正月休みに入ります。年夜飯(大晦日の夕食)を家族で囲み、春聯(日本でいう紅白)を見て、郊外の地域では爆竹を鳴らします。
お天気・気候編
一年でもっとも寒い時期です。雪はたまに降る程度ですが、冷たい風が吹き、かなり寒く感じます。水道が凍り、つららができた年もありました。
<平均気温>
初旬 6℃ 中旬 5℃ 下旬 5℃
<最高気温—最低気温>
初旬 3-9℃ 中旬 2-8℃ 下旬 2-8℃
<平均降水量>
初旬 1.6mm 中旬 2.2mm 下旬 2.5mm
1月のエンタメ情報
※チケットの当日販売がなく、完全予約制になっていることがあります。お出かけ前に必ずお問い合わせください。
パリの建築(1949〜2019)展
会場:西岸美術館
日時:2022年2月20日まで
夏目友人帳展
会場:八号橋芸術空間
日時:2022年2月27日まで
京焼・清水焼展
会場:BFC外灘金融中心
日時:2022年2月28日まで
アンディ・ウォーホール展
会場:UCCA Edge
日時:2022年3月6日まで
塩田千春展
会場:龍美術館(西岸館)
日時:2022年3月6日まで
ホアン・コルネラ展
会場:昊美術館
日時:2022年3月13日まで
「浮世の夢」浮世絵5D展
会場:喜瑪拉雅美術館
日時:2022年3月27日まで
エジプトの古代ミイラ展
会場:遇見博物館
日時:2022年4月20日まで
1月の上海最新情報
「張園」が大改装中
<今年オープン予定の主なスポット>2021年末現在で確認できる情報では、「洛克・外灘源」。もともとあった場所ですが、いつもどこか工事中だったり、閉鎖されていたり、という感じ。2022年に完成形となるそうです。ショッピングモールでは、西岸エリアの「AI PLAZA」に注目。現在工事中の「張園」もどんなエリアになるのか楽しみです。2022年に工事が始まるプロジェクトでは、「レゴランド」と「ローズウッドホテル」が注目株。今年の上海もいろいろ変化しそうです。
昭和ブーム到来?
<上海の流行りもの>上海の文系Z世代の間で流行ってきているのが「昭和」。先日も、レトロなコートや肩パッド入りのスーツなどの昭和的古着、レトロな雑貨などに限定した「昭和フリマ」(日本人の関わりナシ!)なるイベントが開催されていてびっくりしました。上海市内の「LOFT」や「niko and…」も、昭和っぽい雑貨や文具のコーナーを作っています。中国の若い子には新鮮な世界に映るよう。コロナが収束したら、日本旅行の人気スポットは「昭和っぽさ」がキーワードになるかもしれません。
1月のピックアップグルメ
話題のビル「沙美大楼」内に位置
◎
進化系雲南料理おしゃれな雲南料理店が増加中の上海ですが、なかでも話題なのが「沙美大楼」1階にオープンした「滇Fu」。めずらしい野菜やスパイスをたっぷり使った伝統的な雲南料理を小皿で、ワインで食べられるお店です。ランチタイムも、セットではなく小皿アラカルトにしているのが魅力。2〜3人でいろいろ頼めます(ランチでも、ワインを開けたくなってしまうかもですが)。雲南の野菜やきのこって、何でこんなにおいしいのでしょうか。
いかがでしたか? 虎年の「虎」は中国語で「福」の発音に似ているため、ものすごく縁起がよいのだそう。良いことがいっぱいのハッピーな一年になるに違いありません。ということで、今年も『上海ナビ』をよろしくお願いいたします。
以上、上海ナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-12-31