10月の上海 【2021年】

アートイベントが盛りだくさん。秋の上海の最新情報。

こんにちは、上海ナビです。
旅行シーズン真っ只中の上海。上海蟹シーズン到来のほか、北京には先月「USB(ユニバーサルスタジオ北京)」がオープンしました。が、依然ナビは「コロナさえなければ最新旅行情報を盛りだくさんでお伝えできたのに……」と口惜しい思いの日々で少しずつ『上海ナビ』を更新している状態です。でも、その分今月も新しくて濃い情報をお届けしていきたいと思います!
※先月紹介した「2021上海マスターズ(男子プロテニス)」は中止が発表されました。
秋の上海の風景です。
プラタナスの落ち葉の季節

プラタナスの落ち葉の季節

ラルフローレンカフェがオープン

ラルフローレンカフェがオープン

ウエディングドレスが黒!?

ウエディングドレスが黒!?

蟹食べに行こう

蟹食べに行こう

「NOKO」のカレー、おいしい〜

「NOKO」のカレー、おいしい〜

「HIDDEN THAI」のトムヤムオムライス、おいしい〜

「HIDDEN THAI」のトムヤムオムライス、おいしい〜

カレンダー編

10月1日(金) 国慶節
一週間の連休になります。海外旅行は難しいため、国内の主要観光地、上海市内のホテルステイなどで過ごす人が増えそう。駅だけでなく高速道路も今年は連休のたびに大渋滞しています。「ちょっと郊外へ」というのも難しそう。

お天気・気候編

初旬はまだ汗ばむ日が続くものの、後半になるとガクンと気温が下がります。秋が短い上海。しかも10月は雨の日も少なめです。今のうちに身軽な服装での街歩きを存分に楽しんで下さい。前半は夏服に一枚はおるもの、後半は薄手のコートが必要になる日もあるかもしれません。

<平均気温>
初旬 24℃  中旬 20℃  下旬 17℃
<最高気温—最低気温>
初旬 20-26℃  中旬 18-23℃  下旬 15-20℃
<平均降水量>
初旬 2.2mm  中旬 1.5mm  下旬 1.9mm

10月のエンタメ情報

※チケットの当日販売がないことがあります。お出かけ前に必ずお問い合わせください。

CAT ART猫美術館by Shu Yamamoto
会場:八号橋芸術空間
日時:2021年10月7日まで
ヨナス・ブルゲルト展
会場:龍美術館
日時:2021年10月10日まで
塩田千春&徐道荻展
会場:Chi K11美術館
日時:2021年10月17日まで
森山大道展「光的化石」
会場:TX淮海
日時:2021年11月1日まで
ジョアン・ミロ展
会場:浦東美術館
日時:2021年11月7日まで
テート・ギャラリー展
会場:浦東美術館
日時:2021年11月14日まで
空山基展「大都会」
会場:昊美術館
日時:2021年11月21日まで

10月の上海最新情報

<最近オープンの注目スポット>
中国のほかの地域から上海旅行に来た人たちに大人気の場所といえば「武康大楼」。ここ数年でいろいろな映画のロケ地に使われたようで全国的に知名度がアップし、平日でも写真を撮る観光客であふれています。
この郵便局です

この郵便局です

先月、この向かいに中国初のカフェとショップ付き郵便局がオープン。郵便局自体はもともとあったのですが、リノベーションしておしゃれに生まれ変わりました。確かに、おしゃれな郵便局って今までなかったかも。局内ではオリジナルカップのコーヒーのほか、ポストカード、「ポール・ラファイエット」とのコラボクッキーなども売られていました。もちろん、ハガキや小包、EMSなどの郵便業務も行なっています。
テイクアウトのコーヒー

テイクアウトのコーヒー

ポール・ラファイエットのお菓子

ポール・ラファイエットのお菓子

武康大楼アイスも売ってます

武康大楼アイスも売ってます

パスポートのマークの上部分に写真ページをスキャンします

パスポートのマークの上部分に写真ページをスキャンします

あと、最近変わったことと言えば高速鉄道の改札。これまで中国人の身分証しか使えなかったのですが(外国人は係員のいる改札に並ぶ必要がありました)、パスポートでも改札を入れるようになりました。指定の場所にパスポートの写真のページをのせるとゲートが開く仕組み。「長らく中国に行けてなくて、鉄道事情がどうなったかわからない」という読者の皆さんは多いはず。今はネット予約とパスポートだけで地方行きの列車に乗ることができるんですよ〜。
古着、ヴィンテージブームと同時に古雑誌ブームもじわじわ来ている?

古着、ヴィンテージブームと同時に古雑誌ブームもじわじわ来ている?

<上海の流行りもの>
市内のフリマやアート系イベント、古着店などによく行くナビですが、この1年くらいで日本の古雑誌を見かける率がすごく増えている気がします。内容を読むというより、インテリア、コレクションとして扱われている感じ。しかもなかなかのお値段で売られていたりします。日本にいる読者の方で、70〜90年代の日本の雑誌(カルチャー、デザイン、カメラ系は特に)が家にあるという方は、とりあえず捨てないで! 中国で高く売れるかも(?)しれません。
ギャラリー、古着店、カフェなどに、こんなふうに日本の古い雑誌が置いてあったり ギャラリー、古着店、カフェなどに、こんなふうに日本の古い雑誌が置いてあったり

ギャラリー、古着店、カフェなどに、こんなふうに日本の古い雑誌が置いてあったり

10月のピックアップグルメ

丁丁炒麺
以前もこのコーナーで紹介したかもですが、たまに食べたくなって、やっぱり期待どおりにおいしいのが「丁丁炒麺」。最近増えてきたチェーン系、モール内系ではなく、昔ながらの新疆料理店にある細切れの焼きそばです。羊肉とスパイスの風味、箸ではなくレンゲで食べられるあの感じ、一人でもシェアでもいけるところが魅力。お勧め店は2007年から『上海ナビ』に掲載している老舗「新疆伊寧遠征餐廳」です。こういうお店が市街地から消えつつある上海。貴重なお店です。

いかがでしたか? ナビは今月、まずは森山大道展に行こうかなと思っています。あとは、寒くなる前にいろいろお出かけしたい! 例年、11月を過ぎると上海は一気に冬の気配が漂ってきます。昨年の冬を市中感染者ほぼゼロで乗り越えた上海ですが、油断せずに、普通の風邪にも気をつけて過ごしたいところです。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-09-29

ページTOPへ▲

その他の記事を見る