バスで浦東国際空港から上海駅へ!

ニシムの本音de上海!バスで上海駅に着くまでをニシムが見たままレポート!

はじめまして、ニシムです。中国と聞いて浮かぶイメージは、中国語が少しできても、発音(四声)が違うだけで全く通じない。横断歩道は通行人優先とか関係なく、運転手も通行人も自分が優先。安い。大通りと裏通りのギャップがすごい。ウエイトレスの態度が無愛想。小吃(生煎・小籠包)がおいしい。外灘の夜景が綺麗。南京東路の歩行者天国はにぎやか。新天地はお洒落。衡山路のバーが多い。古北には日本人が多い。などなどです。
今回、ニシムが上海の浦東国際空港の着陸前から上海駅に着くまでの体験をお伝えします。

~機内で~

機内では既に中国の雰囲気がたっぷり!スチュワーデスも遠慮なく中国語で話しかけてくるし、機内食もかなり微妙で絶妙な中華ですし…。
上海ナビの基本情報の「中国の入国について」でご紹介されていますが、機内では、「健康検疫申告書」「入国用税関申告書」「入国カード」の3枚の紙が配られます。パスポート番号は空港でも、銀行でも、ホテルでも記入することがあるので、ボールペンにパスポート番号をメモしてテープで張っておくと便利かも知れませんね。

~いよいよ上海へ到着~

いよいよ上海の浦東国際空港へ到着。空港は海よりだから霧が多いって聞いたけど、うわさどおり霧が出てました。
「国際・港澳台到達」という看板が一番初めに目にする看板。「国際」⇔「国际」簡体字ででちょっと違いますが、意味はわかりますよね。「到達」⇔「到达」この字が分かった人は中国語をご存知の方!ですね。
入管を越えると、1階に荷物のターンテーブルがあります。エスカレーターを降りると、電光案内版「行李提取引导屏」があるのでこちらでフライトNoを参照して、ターンテーブルの番号を確認しましょう!
8番ターンテーブルの隣に、「Easy Exchange」という銀行らしい看板を発見し早速近くに行って見てみることにしました。話を聞くと、営業は24時間とのこと。両替レートは中国銀行と全く同じで、手数料は一律40元だそうです。こちらでは、1日最高3000アメリカドルまで両替可能と書かれていました。出国の時に「人民元」→「日本円」へ再両替する場合、両替証明書「=水单」が必要となるので、大切に保存しましょう。
「入国用税関申告書」を出口で提出し、「无申报通道(Nothing to declare)」へ向かいましょう!

~到着ロビーにて~

到着ロビーには、ホテルや旅行社などプレートを持ったお迎えの人たちでごった返しています。
上海浦東発展銀行を見つけました。
上海浦東発展銀行の前には、24時間の自動両替機がありました
上海工商銀行(ICBC)もあります。そのほか中国銀行もあるようでしたが、時間がなくて探すのをあきらめました。
手数料は以下のとおりでした。(各銀行によって違いますが、大体こんな感じだと思います。)
USD 250(or 260)未満→50人民元、
USD 250(or 260)以上→25人民元、
USD 530以上→無料

~いよいよ上海へ到着~

今回は上海駅「上海火车站」へバスで行ってみたかったので、エアポートバス5番を案内どおりに行ってみることにしました。
「机场五线」と「开往 上海火车站」の文字を発見。値段は18元。最終は23:00だったので、意外と遅くまでやっているんだって感心してしまいました。
バスが思ったよりきれい!かなりホッとしました。荷物を乗務員に渡そうと思ったら、荷物を荷台に載せているのが乗客で、その横で立って見ている乗務員ということが発覚し、さすが中国だ~って感激しちゃいました。
バスの中は意外と清潔でした。
切符は、車内で購入します。中国語ができなければ、とりあえず紙に書いて50元札を渡せば何とかなると思います。小さな紙切れが領収書なので、絶対なくさないようにしましょう。
30分くらい走ると、金茂大厦が左側に、右側に東方明珠テレビ塔が見えるので、夜景を見たかったら、隣の人の存在なんか気にせずに体を乗り出してがんばって下さい。上海に来たんだって実感!!
新梅華東大酒店、中亜飯店、上海長城暇日ホテルが見えるとその裏側が上海駅。
バスが上海駅の終点に着くと、ドアの下側に人が集まってきて、何が始まるんだと思ったら、どうやらホテルの売り込みの人達のようでした。外国人にだけしつこく付きまとうと思っていたけど、意外と中国人へも同じようにしているんだって思いました。
上海駅の広場に向かうゲートには「上海人民欢迎您(上海へようこそ By 上海人民)」とありました。

上海浦東国際空港からバスで上海駅へ向かいながら写真を撮ってみましたが、みなさんのお役に立てればと思います。上海駅は治安が悪いということを耳にします。現在、万博に向けて各地で区画整理が進められ、上海駅北広場は古い建物を全部取り壊しているので、1年でガラッと雰囲気が変わると思いますよ。万博(世博)を控えて生まれ変わりつつある上海へ一度は来て、みなさんも日本では味わえない『ノスタルジック』『意外さ』『(いろんな意味での)驚き』『安さ』『汚さ』『新旧のギャップ』を堪能してみては?

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-02

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