エリア内が大リニューアル中! 周辺エリアも変わった定番散策&グルメスポットを歩いてきました!
こんにちは、上海ナビです。
「新天地」といえば、上海では外灘や豫園に続く定番観光スポット。ガイドブックでは巻頭で紹介されていますし、一度は行ってみたい人気店もこのエリアに集まっています。でも、そこは上海。定番観光地でもどんどん変化していて、ここ1年はかなりの変化を遂げています。特に2014年秋以降閉店ラッシュと大規模な工事が始まり、定番のお店も見どころも大きく変わりました。ということで、2015年の新天地はリニューアルを待つ状態。そんななかでの楽しみ方を見つけてきました!
2年前の記事と読み比べてから出かけると、変化の大きさを実感できます!
お出かけ前に知っておきたい、2015年の新天地
2015年3月現在、新天地の南里にあったホテル「88新天地」のビルが工事中です。これにともない、階下に入っていた「GODIVA」「王徳傳」「LIND」「COLD STONE」などの店舗はすべて閉店しています。また、このエリアに並んでいたお土産を売るワゴンもすべて休止中です。新しいビルの名前は「THE HOUSE新里」だそう。オープンまでにまだ時間がかかりそうです。
ほか、主な工事中の場所です。定番だった有名店が閉店していますのでご注意下さい。
北里にゴディバがオープン予定
「ANNABEL LEE 新天地店」「新吉士」が閉店→「GODIVA」がオープンを準備中。
「LUNA」が閉店→「WOLFGANG PUCK」「ORENO」がオープンを準備中。
新天地の敷地内で移転オープンしているお店もあります。「あのお店がここに動いてる!?」と思うことが多く、現在販売中のガイドブックの地図などでは混乱することがありますのでご注意下さい。
MARZANO
「Coffee Bean」が閉店→跡地に南里にあった「MARZANO」が移転オープン。
上海灘Café
「庄源」が閉店→跡地に黄陂南路北側にあった「上海灘Café」が移転オープン。
ほか、ここ数年でいくつかの有名店が閉店しています。以前行ったことがあるお店をお目当てに行く方は事前にご確認を。
新しい新天地を満喫しよう!
相変わらず観光客がいっぱいの人気スポットです
2015年の新天地は充電期間といってもいいかもしれません。でも、そんななかでちらほらと新しいお店がオープンし始めています。ここ半年〜1年の間にオープンした注目のお店はこちら!
陶磁器「AO」
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雲南料理「雲海肴」
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モッツァレラバー「bottega」
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バッグ、アクセサリー「煙紙店」
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孔雀
ナビお勧めの新店は、2014年秋オープンの「孔雀」です。おしゃれな雰囲気のお店なのですが、上海市内でも有数の伝統的な四川料理を味わえるお店。「辛いだけではない四川料理」にこだわった、個性的な料理が揃っています。既に要予約の人気店なんですよ。
XINTIANDI GIFTIQUE
もう一つは地元デザイナー作のかわいらしいお土産のセレクトショップ「XINTIANDI GIFTIQUE」。素朴な表情の人形やポップなデザインのカード、おしゃれ茶器まで、旬の上海土産がきっちり揃っています。とっておきのお土産&ギフト探しはここで。
不動の人気! 実力のある老舗をチェック
こんな風景はそのままです
ここまで読んで、「変化早すぎ!」「昨年上海旅行したばかりなのに、もう風景が変わってる!」と驚いた方も多いのでは? 風景も流行も人気も、さっさと変わってしまう新天地ですが、長年変わらず営業しているお店もあります。そんな実力ある老舗はこちら。
ナビのお勧めはやっぱり「夜上海」と「TMSK」。お料理はもちろん、店員さんの人柄にも長年愛される要素が詰まっていると感じます。「夜上海」は『上海ナビ』限定で予約できるコース料理も。ぜひ利用してみて下さい。
そのほか、比較的長く人気を得ているお勧め店はこちらです。「新天地時尚」内など、モール内にも人気店が入っているので、くまなく歩いてみて下さいね。
2015年は新天地周辺エリアに注目を
敷地を出て散策してみよう
「あのお気に入りだったお店、閉店しちゃったのか……」「工事中の場所が多いなら、旅の日程から新天地ははずそうかな」と思った方もいるかもですね。そんな皆さんにお勧めしたいのが、新天地の周辺スポットチェック。周辺エリアに見どころが拡大しているんです。
SOHO復興広場
2015年にオープンしたばかりの注目スポットといえば、複合モール「SOHO復興広場」。地下鉄10号線「新天地」駅の南側に位置します。まだ内装工事中のお店が多いのですが、おしゃれなレストランやカフェが続々オープン中。今後に期待のモールです。
新天地の西側側面に延びる馬当路にカフェやバーが増加中。ショッピングモール「新天地時尚」の側面にはテラス席が並んでいます。西側には古い民家が残っていますが、よく探すと個人経営の小さなレストランが見つかったりします。
庶民的な路地なのですが……
馬当路の一本西側に平行して延びる淡水路は、ここ1〜2年で隠れたカフェストリートに変化。八百屋さんや昔ながらの食堂も健在なのですが、合間に個人経営のカフェ、バーなどが増えています。ランチセットなどは新天地の敷地内の約半分の価格帯。王道よりもマイナーな場所が好みなら、新天地散策に淡水路も入れてみてください。
小さな個人経営店に入ってみたい方にお勧め!
淡水路のナビお勧め店は、なんと「海南鶏飯(ハイナンチキンライス)」一本で勝負している食堂「鶏坤茶室」。テーブルが4つだけの小さなお店ですが、ランチタイムは待っている人がいるほどの人気。オーナーは中華系のマレーシア人だそう。
こんな風景がまだ残っています
馬当路と淡水路に挟まれたエリアには昔ながらの古い住宅街が残っています。一歩奥に入ると、新天地の敷地内とは真逆の、別世界の庶民的な風景が広がっているんですよ。馬当路にある韓国人旅行者の鉄板見学スポット「大韓民国臨時政府旧址」(馬当路302-304弄)の左手の路地から奥へ入り、淡水路へ抜けるルートがお勧めです。
周辺のイチ押しホテル「アンダーズ上海」
周辺の主なお勧めスポットを地図で見てみましょう。このエリアを満喫するなら、「アンダーズ上海」に滞在してみては。※赤で囲った部分が新天地です。
いかがでしたか? ざっと歩いてみたナビですが、2015年は新天地の敷地内よりも外側の周辺エリア散策のほうがおもしろいかも、と思ったりしました。敷地内は2016年以降に期待。どんなお店が登場するのか、今からナビも楽しみです。移転閉店や新店情報はナビもチェックしきれていない場所もあるかも。読者の皆さんからの最新情報もお待ちしています。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-05-07