あの観光ストリートも変化中! 「大丸」がオープンした今年の南京東路の歩き方。
こんにちは、上海ナビです。
上海を代表する観光ストリートといえばここ「南京東路」。戦前から老舗が軒を連ねる繁華街として知られているエリアです。ガイドブックでも必ず巻頭で紹介されていますよね。そんな定番ストリートなのですが、2015年以降は新しいランドマークがいくつかオープンし、雰囲気も変わり始めたと聞いたナビ。お馴染みの老舗もチェックしつつ、改めて歩いてみることにしました。最新情報満載でお届けします♪
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2015年オープンの注目店
ここ1年以内にオープンしたお店やビルはこちらです。
外観です
上海新世界大丸百貨伊勢丹、高島屋に続く日系デパートとして大丸がオープン! ナビが訪れた2015年3月現在はまだソフトオープン中で、8割以上のテナント、トイレなどがまだ内装工事中でした。巨大な吹き抜けと螺旋状のエスカレーターが印象的。今後どんなお店がオープンするのか注目していきたいと思います。
3階までZARA。上はローカル店が入る雑居ビル
ZARA(亜太広場)日系のイトキン、中国系のリーニンと、約5年ごとに変化している印象のファッションビルが、今度はスペイン系のZARAにリニューアル。上層階にはローカル系のレストランや眼鏡、皮製品を売るフロアがありました。
ローカルデパートです
悦薈(Mosaic)353広場という名前だったローカル系デパートがリニューアル。1階に「H&M」が入っているデパートです。が、南京東路はデパートや商業ビルの激戦地。リニューアルしたばかりながら、ちょっと閑散としていて寂しい感じでした。ローカル色が強く、入居店舗が普通過ぎるからかな。
ということで、南京東路は視点を変えると「デパートばっかりの街」でもあります。代表的なデパートやモールをまとめてみました。
古いビルをリノベーションしているようです
<東側は依然工事中>南京東路の外灘側(河南中路を渡って東)は、ここ数年ずっと工事が続いています。今後どんな施設ができるのか、注目していきたいと思います。
南京東路のプチブーム
どこも人が多すぎの南京東路。その中でも特に人だかりができているお店をまとめてみました。
食べ歩き系スタンド型店舗
ここ最近増えているのが買い食いできるお店。特に「南京飯店」のある山西南路に人気店が多いよう。
ショーウインドーは金一色
金、爆買い2013年ごろから上海では投資目的で金を買うことがブームに。貴金属を扱う老舗宝飾店が多い南京東路は、金の購入目的で来る人も多いよう。どの店舗も人でいっぱいでした。
ほか、今年はどこへ行っても自撮り棒ブーム。また、外灘で起きた将棋倒し事件の影響か警備員も増えています。
改めて見て歩きたい老舗&路地裏
南京東路といえば老舗の街。どんなお店があるのか、改めて見てみましょう。どのお店も創業100年を超える名店なんですよ。
リピーターの方にお勧めなのは、南京東路に交わる路地裏めぐりです。要チェックの場所はここ!
五福弄入り口
五福弄幅3mほどの路地に庶民的な食べ物の屋台がぎっしりある通り。観光客はほとんど気づかずに通り過ぎてしまうよう。でも、昔ながらの風景を見たい方は必見の路地です。
路地の奥に道教寺院があります
虹廟南京東路に交わる細い路地・石潭弄を入るとすぐの場所にある道教寺院です。長く開放されていませんでしたが、ここ1年ほどで道教文化を紹介する展示スペースも兼ねたお寺としてリニューアル。お寺のまわりにも庶民的な路地が入り組んでいるのでぜひ探検してみて下さい。
ほかにも周辺の路地には、あの繁華街から一歩入っただけとは思えない風景がたくさん残っています。屋台や庶民的な飲食店が多いのは広西北路と天津路の交差点付近。
お勧めの路地裏散策ルートです。
南京東路で食事&滞在
上海料理、上海蟹なら「鮮墻房」
南京東路は、実を言うと観光客や旅行者をターゲットにした街なので、「南京東路のおいしいレストラン教えて」と言われると在住日本人、地元上海人はかなりの割合で困ってしまいます(ナビもです……)。普段行くお店がほぼない場所なのです。そんななか、旅行者の皆さんにお勧めできる通り沿いの最新人気店を探して厳選してみました。食事をするならぜひここで。
通りに面していてお手頃価格で泊まれるのは「錦江之星」
観光エリアのど真ん中・南京東路を満喫するならこのホテルがお勧めです。
いかがでしたか? 2015年以降、ナビがよく雑談中に言われるのは、「しばらく上海に行ってないから、そろそろ行ってみようかな」というようなこと。変化が早い上海でも南京東路は比較的変わらない通りですが、ここ1〜2年は大きく変化しています。ぜひ新しい上海を見に来て下さいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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記事登録日:2015-04-09