人気観光地の最旬情報をチェック! 今年のお土産、グルメ、歩き方、見どころを一挙にご紹介♪
こんにちは、上海ナビです。
上海を代表する観光スポットの一つ・豫園商城は、名園「豫園」を囲むお買い物&グルメスポット。平日でもシーズンオフでも、いつ行っても観光客でにぎわう大人気の場所です。ガイドブックでも巻頭で紹介されている定番の場所ですが、実は少しずつ人気店や流行も入れ替わっているんですよ。というわけで、最新の豫園商城の楽しみ方をナビが見つけてきました。行ったことがある方も、読めばまた行きたくなるかも!?
2年前の記事と読み比べてから出かけると変化が一目瞭然!?
「豫園商城」内ブーム 【2015年版】
<お土産編>
2015年2月現在、土産物店、屋台、手持ち売りでどこにでも売られているのが自撮り棒。言い値が30元くらい、値切って20元でした。
日本人的に「上海土産」としては微妙(?)なお店が増加。中国国内旅行者向けなのでしょう、東南アジア雑貨のお店や台湾のお菓子屋さん、紅茶ショップが増えています。
最近のお土産はこんな感じ。
豫園商城内にこんなブースが3ヵ所あります
でも、改めて観察すると「いいな〜」と思えるのは、豫園商城ならではの実演販売。敷地内には3ヵ所、伝統工芸品の実演ブースがあります。鳳凰書法(花文字)、印鑑、切り絵など、職人さんがその場で作ってくれるお土産は世界に一つ。名前の文字を使って詩を作ってくれる職人さんもいました。
花文字。以前よりデザイン性がアップしてる!?
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職人にその場で作ってもらえます
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こんな老舗店もチェックを。
こんなビルに雑貨店がぎっしり入ってます
安—い雑貨や季節ものグッズが手に入るのは、福佑路沿いの雑居ビル市場です。特に季節ものの雑貨屋さんは年々派手になっている気が。ハロウィンやクリスマス前のシーズンに訪れるならぜひ覗いてみて。
<グルメ編>
ファストフード、フードコート系のお店が増えている豫園商城。今までにひととおり食べてみたナビですが、「食事をするならやっぱり老舗店かも」という結論に。定番の「南翔饅頭店」は行列ができるので午前中早めに。由緒正しい上海料理店「緑波廊」は2階席が静かにくつろげます。
そのほかのお勧め老舗飲食店はこちら。「老上海茶館」は中国茶だけでなく手作りワンタンなども人気なのです。
気軽に食事するならフードコート
「気軽にいろいろなものを食べたい」「一人旅なので老舗レストランは入りにくい」という方にはフードコート式レストランが便利です。トレーに好きな料理を取ってレジに持って行くシステムなので、一人でも気兼ねなく食事できますよ。
2015年の豫園商城の歩き方
チケット売場が工事中
<ここが変わった!>2015年2月現在、庭園「豫園」のチケット売場周辺が工事中です。仮設のチケット売場ができていました。
ランタンフェスティバル、来年は復活するでしょうか
豫園商城といえば、毎年春節の時期はランタンフェスティバルが旅行者にも大人気でした。が、2014年末の外灘での将棋倒し事故を受け2015年は中止に。「人が集まりすぎるイベント」自体にセーブがかかっているようで、来年からまた復活するのかは現時点で発表されていません。豫園商城内にも警備員が増えた気がします。
豫園商城内に郵便局が!
庭園「豫園」を出たところに郵便局ができていました。旅先でハガキを出す派の皆さんはここでポストカードやハガキをゲットしましょう!
店舗部分は全面工事中
豫園商城の南側にあったショッピングモール「豫城時尚(豫園時尚)」が、「鼎泰豊」「避風塘」などの人気レストランの入る棟以外全面工事中です(両店は通常どおり営業しています)。もともとショッピングフロアは閑散としていた気が。広い敷地で立地もいいので、今後どうリニューアルされるのか注目していきたいと思います。
茶館を荷物置き場に
茶館やカフェの手書き看板にこんなコピーが。「寄存包裏和老公(荷物と旦那さんを預かります)」……。大きい荷物や疲れたお父さんは茶館に置いて、身軽に散策して下さいということですね。いいアイデアかも。
普通の住民の生活を見ることができます
<路地裏を歩こう>古い街並が減っている上海ですが、2014年は河南南路を挟んで西側の家屋が取り壊されました。味のある路地が広がっていたのでナビとしてはとても残念。2015年現在、そのまま残っているのは東側一帯です。
お勧めの路地は四牌楼路周辺の丹鳳路、県左街と、豫園商城東側の南王医馬弄周辺。ビギナーの方は方浜中路を東西に歩き、気になった路地に入ってみて下さい。
屋台街・四牌楼路
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方浜中路を突き当たりまで歩いてみよう
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周辺にある小さなお寺もお見逃しなく。
ナビお勧めの路地裏散策コースです。
2015年も中国茶詐欺に警戒を!
『上海ナビ』では2011年から注意を呼びかけている中国茶詐欺ですが、2015年現在も豫園商城エリアでの日本人旅行者の被害が減らないようです。しかも「知っていれば騙されなかった」「よく考えたらおかしかった」というものばかり。普通に自分の意思で観光を楽しみ、状況に流されなければ絶対騙されないのがこの詐欺の特徴です。
「豫園」駅1号出口。普通の旅行者はこんなところで記念写真は撮りません
ナビが訪れた2015年1月下旬、地下鉄10号線「豫園」駅1号出口を出ると、早速女子二人にカメラを差し出され、英語でシャッターを頼まれました。ナビ(女性)に地味な女子が声をかけてくるのでナンパではないですし、怪しさはゼロ。で、「青島から来たんです」とお決まりの自己紹介。試しに「茶館に連れて行く人ですか?」と聞いてみたら真顔になり、さっと離れて行きました。その後、旧校場路と福佑路の交差点付近(旅行者がタクシーを降りるポイント)でも同様の声がけが。詳しくは以下の記事で。
いかがでしたか? 意外と知らない豫園商城の楽しみ方が見つかったのではないでしょうか。くまなく歩けばナビも素通りしていた隠れ家店や、意外なお土産がまだまだ見つかるかも。「最近こんなお店ができていた」「あの老舗にこんな新メニューがあった」などの情報があれば、ぜひナビに教えてくださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-03-05