刺激に満ちた大都市・上海の滞在中にプラスするなら、上海とは全く対照的な雰囲気でのんびりできる郊外旅行がオススメ。日本人の間でも知名度が高くダントツ人気の蘇州・杭州をはじめ、歴史ある水郷の町、朱家角・周荘・烏鎮・西塘・七宝など、上海から日帰り可能な観光地がいっぱい。さらに泊りがけなら、魯迅の里である紹興、水墨画そのままの絶景を望める黄山への旅行もオススメです。
上海からの郊外旅行先 人気 No. 2! ~ 杭州 ~
上海から南西約150kmに位置する杭州。約2200年前に秦の始皇帝が県を設置したのが始まりで、その後呉越や南宋の時代に都となった歴史ある古都です。
春秋時代の美女・西施にたとえられた美しい西湖が観光の目玉。訪れる時期や場所によって様々な姿を見せる「西湖十景」や、六和塔、霊隠寺、中国茶ファン必見の龍井村、をはじめ、見所が盛りだくさん!
古い街並みが再現され、お土産物やレストラン、小吃のお店が連なる河坊街を散策するのも楽しいですよ。
~ その他の人気&オススメ郊外旅行 ~
西塘(上海4大水郷の1つ)
映画『MI・Ⅲ』のロケ地にもなったノスタルジックな水郷の街・西塘は、迷路のようなせまい路地「弄堂」がたくさんあるのが特徴。観光客がまだあまり多くなく、地元の人々の生活も垣間見える穴場的スポットです。
紹興紹興酒の産地、文豪・魯迅の故郷として知られる紹興は、杭州の東60kmに位置します。人気の見所は、魯迅記念館や、咸亨酒店など。あの臭くておいしい臭豆腐はこの地が発祥、観光地付近ではいたるところで売られています。
黄山世界遺産に指定される「黄山」は、中国の山水画そのままの風雅な景色を存分に眺められる、人気の旅行地。山頂に宿泊すれば翌朝はご来光を拝むことができますよ。