上海馬戯城(ERA 時空之旅)に行ってきました!

金色のムードで体験する新感覚の上海雑技!

とうとう本格的な冬がやって来ました。寒いです。シモヤケになりそうです。今日ご紹介するのは、そんなさむ~い北風が吹きすさぶ冬にお勧めの上海雑技!上海突撃隊しずショウが、心が“ぽっ”とあったかくなる「ERA 時空之旅」に行って参りました!!!   

会場は市内北部にある「上海馬戯城」と呼ばれるサーカス専用施設。この建物がまたすごいんです。地下鉄1号線の「上海馬戯城」駅を出るとすぐ、金色に輝くボールが、、、そう、このドーム状の建物が「上海馬戯城」です。行く前は、「なんだか遠くだし迷ったらどうしよう」なんてちょっと心配しておりましたが、大丈夫、あの建物は迷いようがありません。上海の移動は皆さんタクシーを利用されることが多いと思いますが、「上海馬戯城」はせっかく劇場と同じ名前の地下鉄の駅もありますし、駅を出るとすぐに到着するので地下鉄で行くのがお勧めです。
まずは、建物の脇のチケット売り場にてチケットを購入。料金は80元から580元まで5段階に分かれています。
私は運よく当日券で入れましたが、時期によっては空席がない場合もあるので、事前にこちらのチケット売り場まで買いに来るかネットで予約をしたほうがいいかも。ちなみにこちらの公式サイトでは日本語での予約もできますので便利です。

さて、いよいよ入り口でチケットをちぎってもらって、ドームの中に進入!
ロビーには、ジュースやポップコーン、グッズの販売コーナーもあるので、少し早めに入ってお土産を物色するのもおもしろいですよ。

そして、いよいよ会場内に突入です。
ドームは外から見たときはちょっと小さく見えましたが、中に入ると意外に広い。円形に配置された1448の客席は、どこから見ても楽しめそうな造りになっております。

さあ開演も間近、席について、始まるのを待つばかり。ドキドキの瞬間です。
上海雑技といえば、私の勝手なイメージでは、ドラの音が鳴り響いて、赤いパンツと赤いチャイナジャケットに髪の毛を耳の上で左右お団子にした女の子がアクロバティックな体操を繰り広げるというシロモノだったのですが、こちらの雑技はとにかくスゴイ!!私の勝手な想像とは大違いで、もう目からうろこ!ものすごく素敵なのです。
実はわたくし、日本にいた頃からのサーカス好き。ときどき来日するカナダの某サーカス団が大好きで、何万円もするチケットに惜しみなく大枚をはたき、同じ演目を何度も見に行ったものです。そんな私が太鼓判を押します!この雑技は素晴らしい!
その内容は・・・・言いたい!でも言えない!・・・もう全てを話してしまいたいのですが、内容はあまり知らずに見に行く方が面白さ倍増だと思われますので、ここでは演目にはあまり触れずにおきましょう。
ああ、でも、やっぱり言いたい。だから、ちょっとさわりだけ・・・・
ステージ上に現れましたる、球状の網みたいな物。なんと!この網の中に、バイクが入っていくのです。それが1台ではなく、『えぇぇ~~、まだ入るの???』っていうくらい何台も入っていって、あの網の中でグルグル走り回るのです!もうわけが解りません。

上演中は、正面向かって左上の小さな部屋みたいになっている所で、生バンドが演奏をしています。そして舞台左側の同じような部屋には歌手が二人いて、演目に合わせて歌を歌います。ある演目では歌手がステージまで降りてきて、空中で演技をしている人の為に熱唱します。なんだかジーンとしてしまったりして、サーカスというよりはミュージカルとかお芝居とかを見ている感じです。危険な演目では思わず手に汗にぎり、「うわぁ、危ない!怖い~!」と叫ばずにはいられません。私が行った日は欧米人のお客さんが多く、あちらこちらで「Oh my god! Oh my god!」という声が聞こえておりました。

そしてもう一つ、今回しずショウは一人580元もするVIP席(もちろん一番高い席です)でショーを見せてもらったのですが、こちらの席、なんと休憩時間にお飲み物とお菓子のサービスがあるんです。もれなくフランスからの輸入赤ワインとクッキーを頂いちゃいました。最初は「ちょっと高いかなぁ・・・」と思った580元も、終わってみれば「なんてリーズナブルなんでしょう!!!」と大声で叫びたくなります。 前に「円形になっているのでどの席も見やすいです」と書きましたが、そこはやはり真正面をメインにして進んでいくステージ。初めてご覧になる方にはVIP席がお勧めです。

演目の最後、フィナーレには、占いの書かれた紙とハート型に切り取られた紙が大量に降ってきます。桜ふぶきみたいで、これまたちょっと感激。そして私の上に降ってきた紙に「否极泰来 After rain comes sunshine.」と書かれていたのを見て、また大感激。これって「冬の後には必ず春になる」ってことでしょう。がんばれ私!ってことで、上海雑技は全演目を終了したわけです。
(私の上に降ってきた紙の実物は、ご利益あるように(?)皆様にはお見せできません。写真はしずショウにお付き合いしてくれた友達の分です。)

全ての演目が終了した後、会場の外に出ると、先ほどのバイクに乗っていた人達がならんでお見送りをしてくれます。
一緒に並んでみたりしたら・・・きちんとポーズをとって記念撮影してくれました。皆さんありがとう!

上海に来たら、どんなに時間が無くても上海雑技は必見!感動をお土産に帰国してください。
以上、今度は安い席でいいから何度も見に行こうと心に決めたしずショウでした。

その他情報

レポーター: しずショウ   年齢: とても言えません 出身地: 福岡 滞在歴: 1年 シリーズ名: しずショウの上海突撃! 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-30

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