2019年の上海

「猪年」の上海はどんな年? 毎年変わる祝日と、まもなくオープンのスポットをチェックしよう!

こんにちは、上海ナビです。
2019年の旅の予定はもうたてましたか? 変わり続けている上海ですが、今年ももちろんどんどん変わる予定。大きなイベントとしては、8〜9月に中国でバスケットボールのW杯が開催されます(上海会場は「東方体育中心」)。世界的な建築家が手がけた施設や、アジア初の施設も登場予定。アートやヨーロッパのカルチャーに興味がある方は、今年の上海には来ておいたほうがいいかも? それでは早速ご紹介していきましょう〜。

カレンダー編

2019年の上海の祝祭日を見てみましょう。連休中は中国国内の移動、中国から国外への移動が困難になります。また、上海旅行は考えていないという方も、日本国内の観光地に行く予定のある方は中国の祝日を要チェック! 日本旅行へ行く中国人客で混み合う可能性があります。
※2018年末現在の発表によるデータです。職場、学校によって連休の日数など変わることがあります。翌週土日などが振替日として平日扱いになることがあります。
<元旦>
連休:1月1日(火)前後の3日間
<春節(旧正月)>
連休:2月4日(月)〜10日(日)
※大晦日が4日、春節は5日です。
<清明節>
連休:4月5日(金)〜7日(日)
<労働節>
連休:5月1日(水)〜4日(土)
<端午節>
連休:6月7日(金)〜9日(日)
<中秋節>
連休:9月13日(金)〜15日(日)
<国慶節>
連休:10月1日(火)〜10月7日(月)

2019年オープン予定の注目スポット

今年の上海も変わります! 特にショッピングモール、郊外型ホテルは今年も激増しそう。そのなかから、旅行者の皆さんにお勧めのスポットを選んでお伝えします。注目エリアは「西岸」です!
※以下、2018年末現在の情報です。工期が延長されることがありますのでご注意下さい。
「西岸」エリアに新施設が続々登場

「西岸」エリアに新施設が続々登場

ポンピドゥセンター上海別館(仮)
アートスポットとしてすっかりお馴染みの「西岸」エリアに、フランスのポンピドゥセンターの分館がオープン予定。建築デザインはディビット・チッパーフィールドだそう。しかも、ポップアップ美術館という感じでオープンするそうで、見学できるのは2024年までとのこと!

上海ロッコ・フォルテ西岸ホテル
主にヨーロッパで高級ホテルを展開している「ロッコ・フォルテ」がアジア太平洋地区初進出の地に上海を選びました! 場所はこちらも「西岸」エリア。どの部屋も広さが69平米以上にデザインされているそう。のんびり過ごしたい方にお勧めです。

上海JWマリオット・マーキスホテル
注目のホテルといえばここも要チェック。浦東にオープン予定の超豪華ホテルです。ドバイの高層ツインタワーに入っているあのマーキスホテルだそう。設計もドバイと同じSOM社が手がけているとのこと。どんなホテルになるのでしょうか。
建築家たちの新しい作品も要チェック

建築家たちの新しい作品も要チェック

天安千樹1000trees(仮)
アートスポット「M50」のある莫干山路に、木が植わったビルを擁する複合モールがオープンするそう。小麦粉工場の跡地を使っていて、デザインはイギリスの建築家、トーマス・ヘザーウィックの手によるもの。楽しみです!

元祖夢世界(仮)
お菓子メーカー「元祖」が子供向けの体験型テーマパークを建設中。劇場、動物コーナー、キャンプコーナー、農業体験コーナーなどがあるそう。場所は青浦区。建物のデザインは安藤忠雄が手がけているそう。どんな施設になるのか興味津々!
東渡蛙城
同じく青浦区にコト消費に特化した複合モールが登場。滝や池のある公園のような施設になるそうで、イメージキャラクターのデザインを日本の絵本作家・谷口智則が手がけるそう。館内には「極楽湯」もオープンする予定。

氷雪世界(仮)
浦東に世界最大の屋内型スノーパークが登場! オープンは2019年下半期を予定しているそう。プロ選手の練習にも使えるレベルのスキー場、スノーボード場、スケート場、アイスクライミング場などが入るそう。夏は混みそうだな〜。

コストコ
今まで上海になかったのが意外な気もした「コストコ」上陸のニュース。中国語名は「開市客」で、報道では2019年5月ごろ、浦東と虹橋に2店舗同時オープンとも言われています。アリババ傘下の天猫と提携するそう。スマホ決済や最新小売事情を見たい方はこちらへ!

話題スポット、今旬情報総まとめ

「上海海昌海洋公園」、もう行った?

「上海海昌海洋公園」、もう行った?

2018年オープンのスポットも、まだガイドブックには掲載されていないはず(2018年12月現在)。ここ1年以内にオープンした、いま行きたい最新の旬スポットはこちらです。建築家では、隈研吾が上海で大活躍中ですね。
劇場のある複合施設「船厰1862」

劇場のある複合施設「船厰1862」

展示・イベント施設「虹橋国際展匯」

展示・イベント施設「虹橋国際展匯」

「トイ・ストーリーランド」も定着

「トイ・ストーリーランド」も定着

有名シェフのレストランも増加

有名シェフのレストランも増加

1年以内にオープンしたナビお勧めレストランはこちら! ここ一年ほどのブームは各国の要素を採り入れたフュージョン系料理店でしょうか。小籠包の「南翔饅頭店」もリニューアルしています。

<閉店しました>
「え!? あのお店が閉店?」と、ナビもびっくりしてしまうような人気スポット、老舗が閉店しています。2018年は、長年ガイドブックに掲載されていた定番の有名店が多数閉店しました。昨年版のガイドブックをお持ちの方は、お出かけの際十分にご注意下さい。

おまけ:猪(豚)年なので、上海の豚肉料理を大紹介

代表格は「紅焼肉」。豚ばら肉の角煮です

代表格は「紅焼肉」。豚ばら肉の角煮です

ご存知のとおり、中国はイノシシ年ではなくブタ年です。「猪」は、中国語では「豚」の意味(イノシシは「野猪」と書きます)。豚は上海料理に絶対欠かせない食材。ということで、今年の上海旅行で必ず食べたいご当地豚肉料理をまとめてみました。
「糖酢拝骨」も定番。揚げ豚スペアリブの甘酢炒め

「糖酢拝骨」も定番。揚げ豚スペアリブの甘酢炒め

小籠包も基本の餡は豚肉です

小籠包も基本の餡は豚肉です

もちろん生煎(焼き小籠包)も豚肉

もちろん生煎(焼き小籠包)も豚肉

郊外に行くとよく見かける「蹄髈」。骨つき豚ももの煮込み

郊外に行くとよく見かける「蹄髈」。骨つき豚ももの煮込み

こちらも農村料理。豚ばらの角切りをイネで包んで煮たもの

こちらも農村料理。豚ばらの角切りをイネで包んで煮たもの

庶民派料理の定番は「排骨年糕」。揚げ豚と餅を甘辛のたれで

庶民派料理の定番は「排骨年糕」。揚げ豚と餅を甘辛のたれで

改めてじっくり味わいたい上海料理のお勧め店はこちら!

いかがでしたか? 気になる新スポットは見つかったでしょうか。でも、上海は予想外のことが起こりがちな街。ここで取り上げたスポット以外にも急に登場する施設や、新たに注目を浴び始めるお店、エリアも出てくるハズです。今年も『上海ナビ』では、そんな最新情報もきっちりお伝えしていきたいと思います!
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-12-26

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