必ず行きたい定番観光地の最新情報! 新しいお土産や旬の楽しみ方をご紹介♪
こんにちは、上海ナビです。
上海を代表する観光スポットの一つ・豫園商城は、名園「豫園」を囲むお買い物&グルメスポット。平日でもシーズンオフでも、いつ行っても観光客でにぎわう大人気の場所です。ガイドブックでも巻頭で紹介されている定番の場所ですが、実は少しずつ人気店や流行も入れ替わっているんですよ。というわけで、最新の豫園商城の楽しみ方をナビが見つけてきました。行ったことがある方も、読めばまた行きたくなるかも!?
2013年の話題店はここ!
まずは最近できたお店チェックから。こんな新しいお店ができていました。
人だかりに思わず足が止まります
ナビの注目店はこちら。2013年に登場したトルコアイス屋さん「ドンドルマン」です。場所は庶民派フードコート「上海老城隍廟小吃広場」管轄の外側窓口。日本にも展開しているチェーン店で、上海では万博開催時に人気が急上昇しました。陽気なトルコ人の店員さんがお客さん相手に遊んでくれるので、小さなカウンターの前には常に人だかりができています。ミルク感たっぷりののびるアイス(25元)は散策のおともにぴったり。ケバブなどのトルコメニューもあります。
2013年4月1日にオープンしたのはこのお茶屋さん。豫園商城に一度行ったことがある方なら、巨大な急須のオブジェが記憶の片隅に残っているのではないでしょうか。あの急須があったお店が店名を「松林茶園」と変えてリニューアルオープン。オーナーさんは変わっていないそうです。でも、急須オブジェは古くなったからか撤去されています。待ち合わせの目印としても有名でしたが、なくなっているのでご注意を。
敷地内をくまなく探して
最近ナビが気になるお店は「謝馥春」。1830年に揚州で創業した老舗コスメブランドの豫園店です。豫園商城内ではかなりの隠れポイントにあるので、昔からあったかはナビも不明。でも、レトロなパッケージが何だかすごくイマドキな感じで、お店を見つけたときは新しいブランドなのかと思ったほど。卵形のフェイスパウダー、髪のパサつきに効きそうなヘア用天然オイルなど、ラインナップも個性的。中国コスメブーム、来るかもしれません。
去年(もしかしたらもっと前?)、ふとスタバの看板を見たら漢字名になっていることに気づきました。お店の前で写真を撮るのが欧米人観光客にウケているようで、いつ行っても店内は外国人観光客でぎっしり。豫園商城内にはスターバックスが2軒あるのですが、待ち合わせするなら「看板が漢字のほう」と決めれば迷わないはず。もう一軒はノーマルな英語の看板なんです。
そして、豫園商城内のスタバには上海限定だけでなく豫園限定のタンブラーが売られているって知ってました? 日本でも違和感無く使えそうな渋くてシンプルなデザインです(2013年4月現在)。
案内板や地図が増えた豫園商城内。ナビが見つけた地図には、赤い印鑑のようなマークで「字」の文字がついているお店がありました。これは「老字号(創業100年以上の老舗)」のマーク。どのお店で食べようか迷ったときなどは、とりあえず老舗を選んでみてはいかがでしょうか。日本語パンフが手に入る旅行案内所もできていましたよ。傘やソーイングセットなどの貸し出しもしているそうで、何かあったときに覚えておくと便利です。
「豫園商城」内ブーム 【2013年版】
豫園商城内で売られている定番土産といえば、中国雑貨、印鑑、シルク製品、切り絵、箸、中国楽器などなど。まずは変わらない定番から見ていきましょう。
最近増えてきたのはこんなお土産です。旅好きのお友達にあげると意外に喜ばれるのは、スーツケースにつけるネームタグ。中国っぽいものからキャラクターものまであります。
一つ18元です
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巨大「大白兔」2013年に登場したのは、豫園商城内の各食品店でいちばん目立つところにディスプレイされている巨大「大白兔」。中国の地方からの観光客にも「上海のお菓子」として定着しているミルクキャラメルです。その巨大版として話題になっているよう。
春節期間はこんな雰囲気に。一度は訪れて
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混むけど、祝日や記念日に行ってみよう豫園商城のいちばん南側の中央広場は、イベント会場として利用される頻度が多くなっているようです。春節シーズンは巨大ランタンが設置される場所で、ほかにも連休、旧暦の祝日、観光シーズンには必ずここで何かをやっています。ナビが訪れた日(2013年3月下旬)は「豫園中国日」という記念日を祝し、「第11回民俗厨芸大観」という中国各地の名物料理を味わえる屋台イベントが開催されていました!
店内に漢方の神様がいます
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老舗を改めて見てみよう豫園商城好きなリピーターも、上海在住者のナビも、意外と入ったことがない敷地内の大型店舗。ぶらぶら歩いて雰囲気を味わってお買い物などをして過ごしていると、大きな建物には意外と目がいかないものです。でも、変わらないはずの老舗もいつの間にか店舗や商品をリニューアルしていたり。一度覗いてほしいお勧めは漢方薬局「童涵春堂」。建物内に薬の神様がいるって知ってました?
この老舗もお見逃しなく。
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フードコートが充実豫園商城内にはリーズナブルにいろいろな上海名物を味わえる大型フードコートが増加中。トレーを持って食べたい物を取り、レジに持って行くシステムなので、言葉ができなくても一人旅でも気兼ねなく食事できます。食べ歩きできるカウンター式の食べ物屋さんにも、歩きながら食べられる新しいメニューが常に登場。巨大なカニの串揚げは、人ごみを避けて食べましょう。
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カオスな工芸品市場「上海老街」こと豫園商城の南側にあるストリート・方浜中路。ここもお土産屋さんがずらりと並ぶ人気スポットですが、いちばん河南南路側に投げ売り系工芸品市場があります。最近外観をリニューアルしたようですが、中は相変わらずのカオス状態。ガラクタ好きの方は見に行ってみて下さい。奥に行くほど強烈な雰囲気になります。
豫園商城の裏ストリートを歩こう!
古い街並が保存されている豫園周辺。でも、気がつくと民家が取り壊されてビル工事が始まっていたり、公園になってしまっていることもあります。「こんな風景が残っているのは今だけ!」と思うと、ついつい豫園商城の喧噪を抜け出して一本裏の路地へ写真を撮りに行ってしまうナビ。ぜひ今のうちに歩いてみて下さい。ナビのお勧め一周コースはこの路地です。
昔ながらの屋台ストリート「四牌楼路」とその周辺も必見の場所ですよ。小さなお寺の周辺も味わい深い風景が見つかります。
朝と夜が実はお勧め
きらびやかなライトアップが必見の夜の豫園商城
年々観光客が増えていて、人気店は大行列が当たり前の豫園商城。真ん中の池にかかる九曲橋は満員電車のように混み合って、渡れないときもあったりします。「あの名物が混んでて食べられなかった!」「人ごみがすごくて記念撮影どころじゃなかった!」など、豫園商城にあまりいい思い出がない方も実は多いのでは? ナビがお勧めするのは朝と夜。朝は8時半から人気店がオープンし、並ばず席に着くことができます。夜は夜景がきれい。団体観光客がぐっと減って快適に歩けます。
中国国内からのおのぼりさんや外国人観光客が豫園商城にやってくるのは、だいたい午前10時から夕方5時ごろまで。未だ多発中のスリや中国茶詐欺の犯人も当然この時間を狙ってやってきます。昼間以外の被害ってあまり聞かないんですよね。そういう意味でも朝と夕方以降の散策がお勧めなんです。
いかがでしたか? 意外と知らない豫園商城の楽しみ方が見つかったのではないでしょうか。くまなく歩けばナビも素通りしていた隠れ家店や、意外なお土産がまだまだ見つかるかも。「最近こんなお店ができていた」「あの老舗にこんな新メニューがあった」などの情報があれば、ぜひナビに教えてくださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-05-23