上海の安くてうまい店☆特集

節約旅行派必見! 安さ重視で選んだ地元で人気のおいしいお店を一挙にご紹介♪

こんにちは、上海ナビです。
皆さんは、旅先での食事はゼイタク派でしょうか。「せっかくの旅行なんだし、ちょっと高くてもおいしいものを食べたい!」という方は多いハズ。ナビもどちらかといえばゼイタクしたい派です。でも高級レストランの味よりも、街角で偶然買って食べたもの、現地の友人に連れて行ってもらった庶民派食堂の味のほうが強く思い出に残ったりすること、ありますよね? ということで今回は、上海人にも大人気のメニューを安さ重視で一挙にご紹介したいと思います!

小吃編

「小吃」とは軽食やおやつのこと。食事にもなるし、小腹が空いたときに食べてもOK。気軽に食べ歩けるのも魅力です。そんな小吃のなかから一桁価格のうまいものを探してみました!
※以下、2014年2月現在のレート(1元≒約17円)で表示しています。
生煎 4個6元(約102円)

上海人のソウルフード的小吃といえば生煎。日本でも焼き小籠包として知られていますが、横浜中華街の某店の値段を見ると同じ量で400円以上! 本場では4分の1以下の値段で味わえちゃうんです。いちばん人気のお店は「小楊生煎」ですが、ほかにもいろいろお店があるので食べ比べてみては。
蛋撻(エッグタルト) 1個4元(約68円)

上海生まれの有名店といえば「LILLIAN BAKERY」。見た目からカスタード味を想像するかもしれませんが、食べてみるとあのカスタードクリームとはまた別! ということにびっくり。やさしいたまごの風味がやみつきになります。繊細なパイ生地は、手に持っただけで崩れてしまうほどのやわらかさ。安くておいしいものの代表格です。
鶏血湯 3.2元(約54円)

日本にはないけれど、意外とハマる日本人が多いのがこれ。鶏の血豆腐スープです。文字にすると抵抗を感じる人がいるかもですが、レバーやホルモン系料理が好きな人ならハマります! お勧め店は市内にチェーン展開する「振鼎鶏」。お粥(3元)なども激安な鶏料理食堂です。
包子(肉まん) 1個1.2元(約20円)

安い軽食の代名詞といえば肉まん。上海人は朝ご飯として出勤前に自宅近く、会社近くで買うため、市中心だけで数100店舗はお店があるハズ。豚肉餡のほか、青菜やシイタケのみじん切りを入れた菜包(野菜まん)もポピュラー。朝9時の出勤時間よりも前に買って食べるのがコツ。蒸したてを味わえます。
伝統的な包子のお店がたくさん見つかるのはこのエリア!
羊肉串 1本3.5元(約59円)

好き嫌いはあるかもですが、羊肉大好き派のナビお勧めの小吃といえばこれ。なかでもお勧めなのが雲南南路でウイグル人が焼き場だけで売っているあのお店です(雲南南路と寧波東路の交差点)。「昔は2元だった」という通もいるかもですが、値上がりしてもまだ59円。生の羊肉を解体して焼いているので、肉の新鮮さも違う!
一桁価格のその他のお勧め小吃はこちら。あれこれ食べ歩いてみて下さい。
屋台の串焼き(1元〜)

屋台の串焼き(1元〜)

葱油餅(2元〜)

葱油餅(2元〜)

青団(草団子)(3元〜)

青団(草団子)(3元〜)

チマキ(3元〜)

チマキ(3元〜)

臭豆腐(5元〜)

臭豆腐(5元〜)

油条(揚げパン)(1元〜)

油条(揚げパン)(1元〜)

豆腐花(5元〜)

豆腐花(5元〜)

茶葉卵(1元〜)

茶葉卵(1元〜)

湯圓(5元〜)

湯圓(5元〜)

小吃といえば屋台です!
水郷にも食べ歩きできるローカルフードがいっぱい!

レストラン編

お腹いっぱい食べて飲んで、支払い時に割り勘したとき「え!? 一人分それだけ?」と思えるリーズナブルな人気店を探してみました! 安いイチ押しメニューも教えちゃいます。
※一人で行くとお得感が薄い大皿料理メインのお店です。3人以上で出かけてみて下さい。
紅焼肉も斬新な盛りつけ

紅焼肉も斬新な盛りつけ

錦逸

ありそうでなかった上海風茶餐廳という新たなジャンルのお店。紅焼肉、小籠包など、上海らしいメニューがリーズナブルに揃っています。安さと懐かしいインテリアにひかれるのか、ナビが訪れた日は仲間とわいわい盛り上がる50〜60代のグループが目立ちました。お勧めは「小時候羅宋湯(ボルシチ)」(9元)。戦前に進化した上海風の洋食を再現してます。
上海風キュウリの漬け物(5元)

上海風キュウリの漬け物(5元)

上海風ボルシチ(9元)

上海風ボルシチ(9元)

浦東店はインテリアがオシャレ

浦東店はインテリアがオシャレ

新白鹿餐廳

南京東路で人気を博し、2014年1月に浦東に2店舗目をオープンさせた行列店です。特に浦東店はインテリアもオシャレ。激安なのにオシャレなので、事情を知らない友人などを連れてきて「今日の食事は全部でいくらだったでしょう」クイズを出すのも楽しいかも。上海らしい料理の代表格「糖酢排骨(豚スペアリブの甘酢炒め)」はひと皿なんと5元ですよ!?
「糖酢排骨」(5元)。ご飯もお酒も進む!

「糖酢排骨」(5元)。ご飯もお酒も進む!

ほんのりお酢が効いたレンコン炒め(12元)

ほんのりお酢が効いたレンコン炒め(12元)

ホタテのチーズ焼き(1個6元)

ホタテのチーズ焼き(1個6元)

パッと見は高級店

パッと見は高級店

金牌外婆家

リーズナブルな行列店としてお馴染みの「外婆家」。そのハイエンド版としてオープンしたのがこちらです。名前、店構え、インテリアなど高級感はあるのですが、メニューは意外とリーズナブル。「いくら安くても大衆的すぎる店は抵抗がある」という方にお勧めします。一桁価格のおつまみもありますよ。ほかの安うま店と違って、ビールがしっかり冷えてるのもポイントです。
上海風冷奴(8元)

上海風冷奴(8元)

インゲンのピリ辛炒め(18元)

インゲンのピリ辛炒め(18元)

小籠包(18元)

小籠包(18元)

一見カフェみたいな店構え

一見カフェみたいな店構え

南小館

番外としてこちらは一人旅の方向け。日本の中華料理店と違って定食や一人分のコースがない本場の上海料理店ですが、こちらのお店にはいろいろな前菜を少しずつ選べるプレートメニューがあります。小籠包などの点心は5個で1人前。一般の上海料理店で一つずつ頼んだ場合を考えると、安くいろいろ味わえるんです。雰囲気もカフェみたいなので気兼ねなく利用できますよ。
酔っぱらい鶏、糖酢排骨など上海らしい前菜を少しずつ4種選べるプレート(48元)

酔っぱらい鶏、糖酢排骨など上海らしい前菜を少しずつ4種選べるプレート(48元)

もち米入りシュウマイ(18元)。点心はどれも一人分サイズ

もち米入りシュウマイ(18元)。点心はどれも一人分サイズ

コーヒーやミルクティーは一般的なカフェの半分の値段!

コーヒーやミルクティーは一般的なカフェの半分の値段!

一人ご飯&お茶なら街角の茶餐廳へ

カフェでコーヒーとちょっとしたスイーツを頼むと軽く50元を超えてしまう上海。安くお茶や軽食を楽しむなら、市内にたくさんある茶餐廳がお勧めです。ワンプレートメニューもあるので一人ご飯にもお勧め。食事時は行列ができるお店も多いので、時間をずらして行くのがコツです。ちょっと小腹が空いたときは一桁価格のパイナップルバターパンで決まり!?
お粥は10元前後〜。みんなでシェアもできる量

お粥は10元前後〜。みんなでシェアもできる量

パイナップルバターパンは5〜8元。10元を超えるお店はありません

パイナップルバターパンは5〜8元。10元を超えるお店はありません

そのほかのお勧め安うまレストランはこちら。工夫して頼めば一人50元(約850円)以下でお腹いっぱい&ビールも楽しめます!

いかがでしたか? お金持ちになりつつある上海人たち。日本人のナビでもありえない金額の高級店も続々登場している昨今ですが、「高くてもまずい店はいっぱいあるよ」「値段に見合った料理を出す店がいちばん良心的だよね」という意見を聞くと、さすが食にうるさい上海人だな〜と思います。ぜひ皆さんも、ポケットの小銭で食べられるおいしいお店を見つけてみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-03-20

ページTOPへ▲

関連記事

上海人に聞く! 上海人が行列に並ぶお店編

上海人に聞く! 上海人が行列に並ぶお店編

一度は行きたい行列店はここ! 地元の人が並ぶあのお店の口コミと人気の秘密を大公開!

その他の記事を見る